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当時を振り返ると、とにかくチヌの魚影は濃く、その頃なら誰でも釣れたものだと岡本は話す。
終戦のころは、今のように食糧が豊富でなかったため、ヌカダンゴの成分はヌカと石粉で、7対3の割合で混ぜていた人が大半だった。
これは食糧が豊富でなかった他に、もう一つ理由があった。その当時のエサは生きエビが主流だった。石粉をヌカダンゴに混ぜると、ふんわりと丸められるので、生きエビの生きがよいのと、早くヌカダンゴを底に沈められるメリットがあったからだ。
週刊釣りサンデー別冊
精鋭たちのチヌ
小西和人 編
1985年
p87