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スーパークリアウォーターのビッグワンは警戒心が強く、ジャークアンドステイなどのノーマルなタクティクスでは、
ナーバスなターゲットは途中でバイバイターンしてしまう。
ここはマイシークレットなスローシンキングのエギを使って、プレッシャーを与えにくいアップストリームからのアプローチで
ジャーキングとリッピングをミックスしてサーフェスでアピールするストロングなタクティクスで狙うことにした。
ポイントまで慎重なストーキングを心がける。
ボロンロッドのエラスティシティを生かしてライナーキャスト。ピンポイントかつサイレントにプレゼンテーション。
ポイント手前のエッジまでドリフトさせると、フィーディングレーンに沿ってイレギュラーなハイピッチジャークをかける。
エギはハイレスポンスなアトラクティブダンシングを行うように心がける。
途中、ハードマテリアルにコンタクトしたようなインパクトが伝わる。
かすかに岩のようなシルエットが見える。インビジブル・ストラクチャーのようだ。
ここだ。思い切りジャーキング!
ミッドレンジをハイスピードでダンシングしたエギから、突如として大きなテンションが伝わった。
サドンストライク!!
ファーストダッシュに耐え、ラインブレイクを防ぐと今度はローリングだ。
ラインがインビジブル・ストラクチャーに巻きつく。
ここでラインブレイクされてたまるか。ショックリーダーをセットしてきて正解だった。
ハードなファイトの末、ようやくネットインすることができた。「Yes!!」
1.5ポンドのモンゴウスクイッド。
ロングファイトにこいつも疲れているだろう。
このグッドファイターをリスペクトし、デッドさせないようにリリースする。「Thank you!!」
フィールドとシチュエーションを読んだ綿密なタクティクスの勝利だ。
俺はしばし勝利の美酒に酔いしれた。