11/09/10 14:32:38.66 POp6zg9D0
ビア「リュカ、そのターバン暑くない？」
リュ「んー、別に暑くないよ」
ビア「いつも巻いているわよね」
リュ「うん、まあ巻いているねえ」
ビア「子供の時からずっと巻いていた気がするけど…」
リュ「そうだね。これを巻かなかった日はないよ」
ビア「何か、意味があるの？」
リュ「子供の頃はね、ただ頭を守るための防災代わりに巻いていたんだ」
ビア「そうなんだ」
リュ「でも、今はこれが僕のトレードマークみたいなもんだからね」
ビア「確かに、そのターバンのおかげで遠目からでもリュカだって分かるわ」
リュ「ビアンカも、再会した時すぐに僕だって気づいてくれたしね」
ビア「あ、うん。そうね…ふふふ。」
リュ「ビアンカもずっと三つ編みだよね」
ビア「ええ」
リュ「それも何か意味があるの？」
ビア「お母さんがよく、私の髪を結ってくれたのよ」
リュ「なるほどね」
ビア「……さすがに、大きくなって二つ結びの三つ編みはやめちゃったんだけどね、」
リュ「うん」
ビア「でも、この髪型も、私のトレードマークみたいなものかしら」
リュ「ビアンカだって、すぐに分かるからね」
ビア「リュカ、再会した時それで私に気づいたの？」
リュ「うーん、どうかな。髪型よりも、顔立ちや、雰囲気に面影が残っていたからかも」
ビア「あら。じゃあ、私がどんな髪型をしていても、リュカは私って気づいてくれるのね？」ﾆﾏ～
リュ「うん、気づくよ。ビアンカの事は、絶対に」
ビア「………///」
リュ「何赤くなってるの、ビアンカ」ﾆﾏ～
ビア「だ、だって。そうはっきり言われるとは思わなかったんだもの」
リュ「そういう照れ屋なとこ、変わってないね」ﾆｺﾆｺ
ビア「むぅ…。リュカは、昔より大分キザになったわよね」
リュ「素直になったと言って欲しいなあ」
ビア「もう…」