11/07/17 00:37:54.25 EI2e+oz5O
エリアって、他のゲームのヒロインに例えるなら、誰だろう
199:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/18 00:37:39.23 eYjLsmHJO
翌日
アルクゥ「2人とも~朝だよ~」
アルクゥは2人の部屋に入った。 そこで見たものは…
ルーネス「ZZZ…」
エリア「すやすや…」
天使の寝顔で眠るエリアと、それに覆い被さって寝るルーネスだった
アルクゥ「……」
ルーネス「あっ…柔らかい…」
エリア「んっ…硬い…ですぅ…」
アルクゥ「2人ともやめてぇぇぇ!!!」
ルーネス「あ~…よく寝たぜ!」
エリア「ふわぁぁぁ…おはようございますアルクゥさん」
アルクゥ「あ、あはは…おはよう(汗」
ルーネス「大丈夫か?顔色悪いぞ?」
アルクゥ「ぼ、僕は平気だよ!ほら、今日はエリアさんの城に行くんでしょ!?準備出来た?」
ルーネス「あっ!そうだ!お菓子買うの忘れた!」
エリア「わ、私もです!確か300円以内ですよね…?」
ルーネス「俺たちは着替えを用意するから、エリアはお菓子を買ってきてくれ!ほら、お金」
エリア「いってきます!」
アルクゥ「何で遠足気分なんだい!?」
ルーネス「その方がエリアも喜ぶだろ?あんなに落ち込んでたんだ。少しは励ましてやらないとな!」
アルクゥ「…あ、うん(突っ込んで良いのか解らないよ!)」
ルーネス「さぁ、出発だ!持ち物確認!」
エリア「ティッシュ、救急箱、お菓子、水筒、酔い止め、レジャーシート、ポーション、万能薬、エーテル…ばっちりです!」
アルクゥ「ず、随分と備えが凄いねエリアさん」
エリア「うふふ…//」
ルーネス「よし、エリア。道案内を頼む」
エリア「はい、此方です」
やがて3人は出発した
ルーネス「あれか?」
森のむこうに綺麗な小さい城がある
エリア「はい、あれです」
アルクゥ「じゃあ、早速入ってみよう」
城に入った…
ルーネス「きっと中も綺麗なんだろうな。…はっ!?」
アルクゥ「へっ!?」
城は大変な惨状となっていた。
判明した事↓
・そこら中にお菓子の空袋や弁当の空き箱が散らばってる
・ゴミ袋がそのまま放置。
・明らかに男の体毛とわかるそれが洗面所と風呂場にこびりついてる
・エリアの下着が全て盗まれてた。
・何人かが寝泊まりした形跡あり
・冷蔵庫の中身が無い
・洗い物が台所で山積み
etc…
200:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/18 02:14:12.61 KpNpucXT0
>>198
登場期間が短くてあっさり死ぬ世界の命運に関わってる女性というと、
DQ5のマーサさん(主人公の母親)がまず思い浮かんだ
201:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/19 08:09:24.79 AXk+XMsFO
わかる気がする
202:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 00:13:09.13 mjnm2qlrO
重要な役割を持っていて、なおかつ途中で死ぬヒロインなら、エアリスが近いかも
203:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 00:32:50.88 HP/9OIgA0
美しさが違いすぎるw
204:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 01:14:58.17 Z4eCQ/+g0
エリアが最初からパーティメンバーだったら近かったかも
そう考えるとエアリスってガラフに近いんだな
205:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 17:55:53.93 mjnm2qlrO
クラウドがエアリスの遺体を湖に沈めた時みたいに
ルーネスがエリアの遺体を海に沈めるムービーがあってもいいと思う
206:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 18:07:23.75 kuJR5Hx40
ガラガラガラーと神殿が崩れなきゃなぁ
207:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/21 23:53:08.77 gYAtRFf50
しかし時が動いただけで崩れるって…ひょっとしたらクラーケンが何か細工をしたのか?
208:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/24 17:28:11.41 UIPpAujCO
夏だなー…
昨日水着姿のエリア様が白い砂浜を笑顔で走ってる夢を見たよ
209:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/25 07:45:02.80 CfJciG5FO
水着もいいが浴衣も捨てがたいな
210:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/26 00:14:26.52 4j274HJ90
浴衣いいよな、浴衣
211:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/26 23:42:59.01 n+o3njTrO
エリア様が浴衣か…
模様は何がいいだろうか
212:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/27 17:01:59.93 YjEJPW1CO
珊瑚模様とか
213:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/28 09:41:29.24 KmOSeohvO
貝殻模様もいいんじゃね
214:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/29 12:44:55.38 TBC0y+6AO
やっぱり白地に青いクリスタル模様かな?
215:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/01 23:58:47.71 KEes6pXbO
エリア様のスペック予想
T163 B83 W63 H79
216:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/02 23:58:30.08 qwqsIgScO
T160 B85 W62 H83
217:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/08 02:09:13.05 6xfxNwKnO
エリア様とキャンプに出掛けたルーネス
さて、何をして楽しむ?
218:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/10 18:47:16.65 sGchWdXo0
クラーケンをバーベキューにして食べる
219:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/10 20:10:57.52 /71zNAfz0
エリアがまさかのサバイバルスキル全開で野草も野生動物も美味しく調理
220:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/16 20:32:07.51 y+GDEk/m0
>>219
着衣の白いワンピースを返り血で真っ赤に染めながらエリア様が野生動物を虐殺して微笑むんですね。
これなんてヤンデレなホラー映画
221:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/17 18:16:47.37 WGyuwu6PO
エリアたんがいれば夏も乗り切れる
222:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 21:16:00.46 omhJVQnbO
ある日、ルーネスとエリアは森の中にキャンプに来ていた。エリアのためにとルーネスが
誘ったのだ。エリアはそれを喜んで承諾した。想いを寄せる人と水入らずで
過ごせる時間ができて彼女は嬉しかった。
「ルーネスさん、夕御飯出来ましたよ」
「お、待ってました!」
晩御飯の時間になった2人は、焚き火の前で寄り添いながら夕食を
摂ることになった。近くの川でルーネスが釣った魚と、エリアが
見つけてきた山菜をを焼いてた、いかにもアウトドアらしいの食事だ。
「ルーネスさんの魚、美味しいです!」
エリアが焼き魚を嬉しそうに頬張る
「ありがとな。エリアの山菜も美味しいぜ。」
「うふふ、昨日アルクゥさんに教えてもらったんです。」
「へー、そうだったのか」
そして暫くの間談笑の夕食を楽しんだ
(嬉しい…)
エリアは少し照れながら微笑むルーネスをまじまじと見つめた。
「ん?エリア?顔赤いぞ?」
「はっ…!あ、な、なんでもないです///」
恥ずかしさを紛らわすかのように、エリアは無理やり焼き魚の残りを飲み込んだ。
223:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 21:36:17.40 omhJVQnbO
数分後、焚き火を消した2人は夜空を見上げていた。木々の間の夜空は満点の星だ。
「うわぁ…綺麗です」
「本当だな…」
2人は思わず溜め息を漏らした。
「星って、こんなに綺麗なんですね…」
「そうだろ?俺の住んでるところじゃもっと見れるぞ」
ルーネスが自慢気に話すと、エリアは胸をときめかした。ルーネスが話をすると
エリアは楽しそうに聞き入ってしまう。その話の内容に、好奇心が揺さぶるのだ。
「あ…」
「ん?」
「あれは…」
エリアは夜空の片隅を指差す。ルーネスはそれを見ると声を上げた。
「流れ星だ!」
「流れ星?」
「ああ、流れ星に願い事を言うとそれが叶うって言われてるんだ。」
「願い事…」
エリアは流れ星を見つめた。
『ルーネスさんと、ずっと一緒にいれますように』
そんな願いが頭の中によぎった。
224:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 21:44:29.11 omhJVQnbO
「エリアとずっと一緒にいれますように…」
「!」
ルーネスの一言にエリアは目を見開いた。
「はは、さっきの願い事だよ…恥ずかしいなぁ///」
「…//」
お互い赤面してしまう2人
「私の…願いは…」
「?」
「ルーネスさんと…ずっと一緒にいたい…//」
「エリア…!」
「…えへへ…恥ずかしいです…//」
もじもじするエリアをルーネスは静かに抱き締めた。
「あっ…」
「エリア」
ルーネスは真剣な眼差しでエリアを見た。
「愛してる…」
「私もです…」
誰もいない森の中、星空の下で、2人は何度も唇を重ねた。
225:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 22:20:54.44 omhJVQnbO
深夜になって、ルーネスとエリアはテントの中の寝袋に入った。
「一緒に寝てもいいですか?」
「勿論だ。」
ルーネスとエリアは下着姿という、少々危ない格好だ。
ルーネスは沸き上がる感情を抑えられそうになかった
「エリア、ちょっと我慢してくれ…」
ルーネスはブラジャー越しにエリアの乳首を撫で始める
「あっ…///」
甘い声を漏らしたエリア。しばらくするとブラジャー越しでも分かるほど乳首が
浮き出てきた。
「硬いな…」
「んっ…//」
今度は股に手を伸ばしたルーネス。ショーツの陰部に触れると、既に
蜜が溢れてしまっている。
「うわ…グショグショだな」
「あ…恥ずかしぃですぅ…//」
もう受け入れ体制完了か、ルーネスはそう判断して下着を脱ぎ捨てた
「ルーネスさん…入れて…ください…///」
「うん…」
ルーネスはエリアの中に自身を挿し入れた
「あぁぁぁぁ…!?」
「うっ…」
「あんっ…んあ…」
「くっ…キツいな…」
「だ、大丈夫ですか?」
「ああ、エリアは?」
「大丈夫です…ルーネスさんとなら…」
「動かすぞ…?」
「あっ!」
「え、エリア…っ!」
「あっ…ああっ…ルーネス…さぁん!」
「あ、愛してる…!」
「わ、私もです…!」
「うぁぁ…もう…」
「あ…熱い、あっ!!」
「あ、あ、あ、あ、あぁぁ!…うぐっ!!!」
「あっ―」
ルーネスはエリアに熱い想いを解き放った。星空が、2人の愛を、いつまでも見守っていた…
Fin
226: 忍法帖【Lv=39,xxxPT】
11/08/20 10:09:19.32 bH0ZBmKk0
今までスルーしてきたがなんという俺得スレ
エリアの聖水飲みたいよぉ
227:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 12:46:18.37 f62CxHIaO
エリア様が赤魔道士にジョブチェンジする夢を見たんだ
いや、本当だよ?
228:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 14:19:27.18 knm+adp80
さあ、シーフにジョブチェンジする夢を見る作業に戻るんだ
229:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 17:02:40.99 EI4C8i/z0
赤魔エリアなら、下は赤ショートパンツ+生足+茶色ロングブーツかな?
なるほど、意外と似合うかもしれない。
230:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 19:57:06.69 f62CxHIaO
これも追加で
つ水色タイツ
231:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/22 00:56:22.55 6x594buxO
エリア「私が赤魔道士になれば、あの蛸害虫も駆除できますね♪」
232:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 10:22:30.49 ubTwWFd+O
クリスタルの封印を解くため、ルーネス達は水の神殿を探索していた
「…ざっとポイズントード30匹か…」
ルーネスが辺りを見回しながら呟いた。どうやら群れに遭遇してしまったらしい。
そして彼の傍にはエリアがいた。
「ルーネスさん…」エリアは何か決心したような表情でルーネスを見据えた。
「私も一緒に戦います。」
「ああ、俺から離れるなよ?」
ルーネスとエリアは赤魔道士にジョブチェンジして剣を構えた。
「いくぞ!」
「はい!」
2人は赤いマントを靡かせ、ポイズントードの群れに飛び込んでいった。
「うおおおおおお!!!!」
ルーネスが雄叫びを上げながら剣を振るうと、ポイズントード数匹の腹が裂けた。
内臓が毒々しい紫の鮮血が飛び散る。さらに後ろから襲ってきたもう1匹にサンダーを叩き込んだ。
それでも自分達に群がるポイズントードはかなりの数だが、ルーネスは怯まない。
近寄った個体は皆切り下ろされるか、魔法で砕かれるか、足や拳で
殴打されれかのどちらかになり、死体の山を築いた。
「はっ!」
ルーネスの傍で戦っているエリアも負けじと剣を振るう。その様は可憐な容姿からだと想像がつかないくらいだ。
数日前、自分もクリスタルの力でジョブチェンジすることが発覚した。エリアは皆の役に立ちたいと
ルーネスに剣術の指導を受けた。まだまだ鍛え方は足りないが、それでも雑魚相手には
十分通用する。
「…ファイアっ!」
6~8匹の集団に向けてエリアが火炎を放つ。肉が焼ける音と共に断末魔の悲鳴が
響き渡る。
「ボロカスにしてやる!」
後ろではルーネスがポイズントードを頭から一刀両断したところだ。それが最後の一匹だった。
戦闘が終わると、周りは内臓や肉片が山のように積み重なり、
壁や天井は紫の鮮血で染まり、無惨な光景が広がっていた。
233:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 15:32:14.92 FcS/d4/B0
「ルーネスさん!」
「エリア、大丈夫か?」
ルーネスがエリアの傍に駆け寄って言った。
「私は平気です…」
すると、ルーネスが返り血を浴びたエリアの頬をハンカチで拭った。
「平気なもんか。これじゃあせっかくの美人が台無しだろ?」
「…//」
エリアは色白の肌を赤く染めた。
「それにしても、こりゃすごいな…」
ルーネスが周囲を見渡すと、足の踏み場もないくらいにポイズントードの亡骸で
埋めつくされている。おまけに殆ど原型を留めていない。
「これ、私たちがやったんですか…?」
「そうみたいだ。」
改めて見ると、自分がやったなんて信じられない光景だ。
「エリアも頑張ったじゃないか。」
「そ、それはルーネスさんの御陰ですよ//」
「そ、そっかな//」
お互い笑い合いながらその場を後にした。
「ここがクリスタルの部屋です…」
「そうか…」
とうとうクリスタルが眠る部屋へとやって来た。イングズ達はまだやってきてはいない。
「これから…封印を解きます。」
「わかった。後ろは任せて、エリアはそっちに集中してくれ。」
ルーネスが背を向けると、エリアは両膝をついて封印を解くための詠唱を始める。
その姿が気になるが、今はそれどころじゃないと後ろを見張る。
幸い、扉が開くまでの間魔物は現れなかった。
「…開きました!」
「よし、行くぞ!」
2人は部屋に入った。
234:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 17:08:12.11 FcS/d4/B0
「これが…クリスタルか」
ルーネスは祭壇に飾られたクリスタルを見つめて呟いた。輝きを失ったそれは、
どこか悲しげに見える。
「大丈夫です。まだ間に合います…」
「たのむぜエリア。」
エリアがクリスタルを復活させようとしたその時…。クリスタルの背後から邪悪な気配を
感じ取った。
「「!!!」」
ルーネスは咄嗟にエリアを庇って後退し、クリスタルの背後を凝視した。
「…どこの百姓か知らねぇが、そこに隠れてるのはわかってるぜ」
ルーネスがそう言い放つと、それは姿を表した。巨大な蛸…いや、体の部分が人間に近い
形をしている、グロテスクな姿だ。
「ふん、随分と鋭いではないか。光の戦士よ…。」
「うっ…」
そのエグイ外見にエリアが後ずさった。
「気持ち悪いです…」
「…まったくだ。」
「おい、ふざけるな貴様!」
その態度が気に食わないのか、半蛸の魔物が怒鳴った。
「俺様はクラーケン。ザンデ様より貴様を殺せと命令されてここに待っておったのだ!」
「とんでもねぇ、待ってたのはこっちの方だ。どの道お前らは皆殺しにしなきゃなれねーしな。手間が省けたぜ。」
ルーネスが挑発的に笑ってクラーケンに指差した。
「くっ、生意気な…む?」
クラーケンはエリアに気づいたのか、彼女を凝視する。エリアから何か異様な気配を感じとった。
「小娘、何者だ…その姿はクリスタルの力か…いや、光の戦士とはまた違うぞ…」
赤魔導士にジョブチェンジしているエリアを見てクラーケンはいろいろと思考を巡らせる。
235:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 17:24:13.71 FcS/d4/B0
「私は水のクリスタルに仕える巫女…エリア。」
エリアは鋭い目付きでクラーケンを睨み返した。
「悪いことは言いません。今すぐお家に帰りなさい。」
「なにぃ!?生意気な小娘め!!」
怒り心頭になったクラーケンは毒矢を構えた。
「死ねぃ!」
目にも止まらぬ速さで毒矢を射る。それを2人はそれぞれ左右に別れて回避した。
「死ぬのは…」
「あなたの方です!」
身構えたルーネスとエリアは両手に魔力を集中させた。
「「ダブルサンダー!!」」
雷撃がクラーケンめがけて炸裂し、あたりに黒煙が立ち込めた。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
クラーケンは全身から鮮血を流してよろめいた。しかしルーネスが躊躇うことなく
切りかかり、足を剣で切断させた。エリアは魔法は補助魔法でルーネスを援護しつつ
クラーケンの体を切りつけた。
「お、おのれぇぇぇぇぇぇ!」
やがて劣勢に追い込まれ、不甲斐なさを感じたクラーケンが、足を振り回して2人を壁に吹き飛ばした。
「きゃあ!?」
「うわぁ!?」
236:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 19:13:00.19 FcS/d4/B0
「あいたた…エリア、大丈夫か!?」
「は、はい!」
2人は壁に打ち付けられたが、なんとか軽傷で済んでいた。
「こ、この俺様を…ここまでコケにするとは…許さん!許さんぞぉぉぉぉぉぉ!!!」
クラーケンが部屋を割るような勢いで雄叫びを上げる。すると、黒いオーラがクラーケンを
包みはじめた。
「な…なんだ!?」
「闇の力が…増幅されていく…!」
エリアは身震いしながらクラーケンを見た。やがて、クラーケンの体に変化が起き始める。
足の切断面から蟹のような殻で覆われた足が生え、腹部からはザリガニのハサミのような
腕が新たに生えた。そして上半身も甲羅のようなものに覆われた。
「げっ!?なんだよあれは…!?」
ルーネスが口をあんぐりと開け呆気に取られていた。
「ぐふふふ…さっきはよくもやってくれたな。…今度こそ、俺様の真の力を見せてやろう!!」
「そうはいくか!!」
ルーネスは我に返って再びクラーケンと対峙する。
「エリア、いくぞ!」
「はい!」
もう一度魔力を集中させる。
「「ダブルサンダー!!!」」
再び雷撃がクラーケンを直撃し、勝負あり…かに思えた。
237:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 19:36:04.75 FcS/d4/B0
「…ふ…ふはははは!どうした?それで終わりか?」
そこには高笑いする無傷のクラーケンがいた。
「「!!!」」
驚きを隠せない2人。たしかに直撃を受けたはずなのに…一瞬思考がフリーズしてしまう。
そこへクラーケンが隙ありと突進してくるのに対し、反応が遅れてしまった。
クラーケンが新たに生えたハサミでルーネスとエリアに襲いかかる。ギリギリ剣で防いだ
2人だったが…。
「馬鹿め!」
巨大ないハサミで捕えた剣を、まるでマッチ棒のように簡単にへし折った。
「なっ…剣が!」
ルーネスが呆然とすると、そこへ1対のハサミに上半身と下半身が挟まれた。
「う、うわぁぁぁぁ!?」
ハサミによって宙に持ち上げられてしまうルーネス。必死でもがくが、恐ろしいくらいの怪力で、
どうすることもできなくなる。これでは魔法も使えない。
「ルーネスさん!!」
エリアはルーネスを助けようとサンダーを放とうとするが、クラーケンの足に身体を弾かれ壁に
叩きつけられた。
「あっ!」
「エリア!!」
その光景を見たルーネスが怒りの表情でクラーケンを睨む。しかし、クラーケンはそれを鼻で笑った。
「まずは貴様から始末してやろう!」
そしてルーネスを掴むハサミを、雑巾を絞るかのようにそれぞれ逆方向にひねり始めた。
「う…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
狂ったような痛みが全身に走り、ルーネスは悲痛な叫び声を挙げた。
「や、やめろぉぉ!!うあぁぁぁぁ!!」
しかし、叫べば叫ぶほど体は捻られていく。腰からは骨と筋肉が軋む痛々しい音が嫌というほど
聞こえてくる。
「ルーネスさん…うっ!」
エリアは立ち上がろうとしたが、体に力が入らない。どうやら足を骨折したようだ。
「ふははは!泣き叫べ!そうして苦しみながら死んでいけぃ!!」
「ルーネスさぁぁぁぁん!!!」
ルーネスは徐々に視界が虚ろになり気絶しそうになるが、恐ろしい痛みがそれを許してくれない。
腰骨が割れてしまうようだ。そして…
ベキィィィ!!
砕けた音が一際大きく響いた。ああ、背骨が折れたんだな。そう自覚した時には既に痛みが無かった。
やがて、ルーネスの意識は途切れた。
238:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 00:45:29.12 i4JjkbGIO
「ふはははは!!哀れだな光の戦士よ!!」
クラーケンは虫の息となったルーネスを見て勝ち誇ったかのように笑った。
そして無造作にルーネスの体をエリアの近くに投げ捨てた。鈍い音を立て無惨に転がった
ルーネスを見たエリアは、気が狂いそうになった。
「ルーネスさん!!」
骨折した足を引き摺るようにしてルーネスに駆け寄る。紫の瞳は明後日の方を向き、
唇から色は失せ、腰から下の関節は機能していなかった。
「エ……り……ア……」
「ルーネスさん!!しっかりしてください!」
エリアはケアルラを詠唱する…が、ルーネスが回復する気配はない。
それでも諦めず魔力が持つ限り何度も何度もケアルラを詠唱するエリア。
しかしそれを嘲笑うかの如く、ルーネスは次第に死の淵へと落ちていく。
「…回復できない…!そんな…!」
エリアは自分の不甲斐なさに唇を噛んだ。どうして肝心なときに自分は何も出来ないのか、と。
目の前で、自分が想いを寄せる人が苦しんでいるのに。
「ぅ…ぁ…」
「…ルーネス…さん…」
エリアは優しくルーネスを抱き締めて言った。
「ごめんなさい…」
海のように青い瞳からは一筋の涙がこぼれ落ちた。
「ルーネスさんが…こんなに苦しんでいるのに…私は…!!」
「エリ…ア……」
ルーネスは息も絶え絶えの瀕死状態の霞んだ声で言った
「きゃああああ!!!!」
突然エリアの体が宙に浮いた。両手首がクラーケンのハサミに拘束され、エリアは
十字架のような形で吊るされてしまった。
「…あのような下等生物にクリスタルは勿体ないだろうな…」
「下等生物…ですって!?」
エリアの怒りと憎しみで濁った青い瞳がクラーケンを睨み付けた。
239:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 01:34:46.15 i4JjkbGIO
「その目は俺様を殺したいようだな…巫女よ…」
「……」
エリアは何も言わずクラーケンを睨む。
「なら…これならどうだ?」
クラーケンがエリアの両手首を挟んだハサミを外側に引っ張り始めた。
「…!?っあああああああ!?」
両腕に走った痛みでエリアの怒りの炎は消え去ってしまった。腕が体から千切れてしまいそうだ。
「ああああああああああ!!!」
エリアの黄色い悲鳴が神殿に響き渡る。首を左右に振り、体を揺さぶって抵抗するが、
クラーケンは何とも感じなかった。寧ろエリアが苦しむ姿を見て楽しんでいた。
「ふはははは!どうだ!俺を殺してみろ!」
「あ…ああ…」
激痛で意識が遠のいていく。脳裏に浮かんだのはルーネスの姿だった。
初めて会った時から、彼の人間味に惹かれて次第に好意が芽生えた。短い間だったが、ルーネスと
過ごす時間はかけがえのない物だった。
これを人は走馬灯というのか。そしてエリアは僅かな意識の中で願った。
(クリスタルよ…私はどうなっても構いません。…どうか)
どうか、私の愛する人に、力を与えてください。
その時だった。辺り一面が眩い光で覆われた。
「あ…!」
エリアは咄嗟に祭壇の方を見た。光を失っていたクリスタルが、星のように燦々と輝いている。
「うぉぉぉ!?な…何だこれはっ!?」
あまりの眩しさにクラーケンはハサミの力を緩めてしまい、エリアを解放してしまう。
やがてルーネスの体が宙に浮き、光に包まれた。
「……あ…」
ルーネスは光の中にいた。さっきまで瀕死だったのでここはあの世かと思ったが
そうではないらしい。意識がはっきりし、外傷は完治していた。砕かれた背骨も何事も
なかったかのようだ。
「これは…一体…?」
ふと、後ろを振り返ると水色に輝くクリスタルがそこにあった。そしてクリスタルから何か棒のような
物が分離し、ルーネスの手元にやって来た。それは形を変えていき、青く輝く剣になった。
「……」
剣を握ると、ルーネスはクラーケンの方へ視線を移した。傍にはエリアが倒れている。
それが視界に入った瞬間、ルーネスは許すまいと言わんばかりに、恐ろしい速さでクラーケンの体に飛び蹴りを繰り出した。
「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?」
腹に強烈な一撃をモロに食らったクラーケンはそのままの勢いで壁に激突した。
240:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 02:14:40.68 i4JjkbGIO
「エリア!」
クラーケンを蹴り飛ばしたルーネスはエリアのもとへ駆け寄り、ケアルガを詠唱した。
きっとクリスタルの力だろう。
「あ…」
エリアはうっすらと目を開けた。
「もう…大丈夫だ」
「ルーネスさん…!」
エリアはそのままルーネスに抱きついて涙を流した。
「ルーネスさん!クリスタルに…願いが届いたんですね!」
「ああ、エリアのお陰だよ。サンキューな」
ルーネスは微笑みながらエリアの額にキスをした。
「…あとは下がっててくれ。俺がエリアの分まで戦ってやる。」
「ルーネスさん…気をつけてくださいね?」
エリアは心配そうに見つめたが、ルーネスを信じようと判断し、クリスタルの祭壇の陰に隠れた。
「く…くそ!一体何が起こった!?」
クラーケンが体を起こして辺りを見回す。
「…やぁ。」
ルーネスがクラーケンの前に仁王立ちとなる。
「お前を駆除してやる。」
するとルーネスは剣をクラーケンの足目掛けて切りつけた。
「バカめ!この殻はミスリルよりも硬く出来ているのだ!そんな簡単に…」
切れるはずがない。と言おうとしたが、その自信は脆くも打ち砕かれた。殻で覆った足が殻もろとも
切られたからだ。
「ぎゃああああああああああああああ!!!!!」
信じられない激痛をクラーケンが襲う。
「ば…馬鹿な…!?俺の足が!?」
痛みと動揺で狼狽えるクラーケンは、お返しとルーネスにハサミで襲いかかる。
ルーネスの上半身をハサミで挟んだ。だが…
「…こんなハサミなんざ」
ルーネスは両腕を力一杯伸ばしてハサミをこじ開けた。
「!?」
クラーケンも負けじと強靭な力でルーネスを挟もうとするが、徐々にルーネスに圧されていく。
そしてルーネスは力ずくでハサミを逆方向に押し曲げてしまった。
もはやただの鈍器でしか無くなった。
「そ、そんな…!?」
クラーケンにさっきまでの余裕は無かった。半ば諦めたような絶望に満ちた顔がそれを
物語っていた。
「何が下等生物だ…」
ルーネスは歯軋りしながらクラーケンを睨んで、力の限り叫んだ
「てめぇらこそクリスタルに取りついてなきゃ何も出来ねぇ臆病者の害虫だろうがっ!!!」
241:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 15:46:11.13 mmN8urcc0
怒りに燃えるルーネスは、もう片方のハサミを剣で根元から切り落とした。
「ぐわぁぁぁぁ!!!」
クラーケンの悲鳴とともにハサミは鈍い音を立てて床に転がり、切断面から
大量の鮮血が溢れ出した。それでもルーネスは攻撃の手を緩めない。
今度は手頃な位置にある足を掴むと、それを渾身の力で引きちぎった。
「ぎゃああああああああ!!!」
暴れるクラーケンを物ともせず、乱暴に足を引きちぎりそこら中に投げ捨てた。
ブチン、ブチンと肉をちぎる音がするたびにクラーケンの悲鳴が上がった。
「やめろぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」
さらにルーネスはクラーケンの身体を鷲掴みにすると、自分より遥かに巨大なクラーケンの
巨体を軽々と回し、ジャイアントスイングを始めた。そしてそのまま天井に向かって放り投げた。
「うげぇっ!?
クラーケンは天井に頭から直撃し、そのまま床に落ちて3~4回バウンドしながら壁に叩き
付けられた。同時に口から大量の鮮血を吐く。あれほど強固な殻が異常なまでに歪み、ヒビ割れ、
所々脱落していた。
242:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 17:19:30.83 mmN8urcc0
「こ…こんな馬鹿な…!」
クラーケンは激痛に耐え切れず床に突っ伏した。ありえない。こんなことはありえないはずだ。
どうしてここまであいつが強くなった?予期せぬ自体に思考を巡らせるが、答えが見つからない。
「エリアが、クリスタルを復活させたのさ…」
ルーネスが冷たい声で呟きながら、クラーケンに歩み寄る。
「おのれ…あの小娘め…!」
クラーケンがエリアに憎しみの視線を送ろうとしたその時、ルーネスに首を掴みあげられた。
「お前の敗因はただ一つ…」
剣先を顔に突きつけて静かに言い放った。
「俺を怒らせたことだ。」
ルーネスはクラーケンの顔を剣で串刺しにした。そして乱暴に引き抜くと、頭部を数十回に渡って
斬りつけ、その度に脳髄が飛び散った。原型を留めないまでに損壊した頭部を体から引きちぎり
足元に投げつけた。さらにトマトのように潰れた頭部を足で踏みつけた。
後には、首と手足を全てちぎられた体が残った。しかしルーネスは体が残っているのを見て、
骨の一片も残すまいと、ファイガを詠唱してその身体を焼いた。みるみる内に身体は灰となり、
クラーケンは文字通り"消滅"した。
243:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 19:05:16.18 mmN8urcc0
「ルーネスさん!!」
戦闘が終わると、エリアはルーネスのもとに駆け寄ってきた。
「大丈夫ですか!?」
「ああ、平気だよ。」
ルーネスは微笑みながらエリアの頭を撫でた。
「よかった…」
エリアは安堵のため息をついてルーネスに抱きついた。
「エリア、お前の御陰で助かったよ。ありがとう。」
「ルーネスさん…!!!」
腕の中で泣きじゃくるエリアの背中を、ルーネスは優しく撫でた。
「ルーネス!!」
声がした方に振り返ると、遅れていたイングズ達が走ってきた。
「クリスタルは!?」
「この通りエリアが復活させたぜ。途中邪魔が入ったけどな。」
ルーネスが得意げな笑顔でクリスタルを指さした。
「それにしてもお前ら遅いぞ!俺たち大変だったんだぜ!?」
「そう言いながら、先に進むお前はどうなんだ?」
遅い到着に文句を言うルーネスに、イングズが冷静に返した。
「エリアさん、大丈夫だった?」
「はい。ルーネスさんがいたから…」
「おいおいレフィア、そりゃどういう意味だよ…。」
仲間の対応に困ってしまったルーネスを見て、エリアは思わず吹き出してしまった。
244:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 19:19:28.95 mmN8urcc0
「私は…ここに残らなければなりません…」
神殿を後にしようとしたところで、エリアは言った。
「この神殿で、私はクリスタルを護ります。世界に光が戻るその時まで…。」
「そうか…。」
密かに付いてきてくれるのではないかという期待感を持っていたルーネスは
少しがっかりしたが、水の巫女の指名ならば仕方ないと諦めた。
「私にできることは、ここまでです。」
「ああ…ありがとなエリア」
そして振り向き歩き出そうとした瞬間。エリアが後ろから抱きついた。
「!?」
エリアの思いがけない行動に驚きを隠せないルーネス達。エリアは
ルーネスの耳元で囁いた。
「ありがとう…ルーネスさん。あなたがいなければ…私…」
「………」
ルーネスは無言のままもう一度エリアに向き直った。そして…。
ほんの一瞬、静かにその唇にキスをした。
「あ…//」
「絶対に光を取り戻してみせる。エリアのためにも…。だから、俺達を信じてくれ。」
そして、4人は神殿を後にした。
245:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 19:43:47.01 mmN8urcc0
「ルーネスさん…。」
4人が立ち去った神殿の祭壇で、エリアはルーネスのことを思い浮かべた。
「私は永遠にここにいなければなりません…あなたのように、外の世界を
自由に生きることは許されません…」
エリアが最後までルーネスたちに打ち明けなかった事実。
例え何度死のうとも、また水の巫女として生まれ変わるということ。
エリアは厳密に言えば人間ではない。クリスタルの力を正しき道へ導くために、
クリスタル自身が生み出したもの。いわば化身なのだ。クリスタルがある限り、
永遠に自分は水の巫女として生きなければならない。
エリアは涙を流した。あまりにも大きすぎる使命に何度心が押しつぶされそうになった
ことか。
(……私に…自由は許されない…)
しかし、ルーネスと出会って、エリアは初めての経験をした。恋という許されない感情を。
だからこそエリアは想いを打ち明けることはなかった。どうせ自分の愛が成就することは
ないのだから…。
だが、それは許されぬことではあったが、決して無意味ではなかった。少しの間とはいえ、
ルーネスと過ごせた時間は楽しかった。それがずっと続ければ良かったのにとさえ願った。
今自分は、ルーネスと同じ時を生きている。ルーネスは光の戦士として、エリアは水の巫女として。
だからこそ決心がついた。自分は水の巫女の使命を全うしなければならない。ルーネスと共に生きた
時間を無駄にしないために。ずっと、永遠に…。
私はずっと あなとともに―
Fin
246:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/25 10:07:29.79 /Jq14+yhO
全俺が泣いた
247:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/25 23:27:47.06 do1bTL8k0
Finだけ読んだ
248:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/26 12:50:20.81 F+M7png00
ルーネスかっけえwwwwww
ゲームでもルーネスとクラーケンとの一騎打ちという展開もよかった気がする。
249:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/27 11:05:35.92 xptsJVke0
赤魔もいいけど、魔人も似合うと思うんだ>エリア様
エリア「お菓子をくださいな。さもないと…」ゴゴゴゴゴゴ
250:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/27 18:56:08.11 b0MmLkoz0
>>247
ノ
251:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/29 18:12:47.09 yjm2TLoN0
「はぁ…はぁ…ルーネスさん」
「エ…エリア…」
真夜中の飛空艇の寝室で、ルーネスとエリアは息を荒らげていた。お互い何も
身に付けておらず、ルーネスがエリアの上に覆いかぶさる形になり、何ども
唇を重ねた。
「はぁ…ん」
「ん…」
エリアの青い瞳からは、生理的な涙が流れた。ルーネスはそれを指で優しく
拭う。
「ルーネスさん…ほしいです」
「俺も…エリアのがほしいな」
すると二人はお互いの局部に顔を添えるように上下逆の体制で抱き合った。
「エリア…濡れてるぞ?エッチだなぁ」
「そういうルーネスさんも、かちんかちんですよ?もう///」
そしてルーネスはエリアの、エリアはルーネスの陰部を口に含んだ。舌でお互の
性器を愛撫しながら、快感を分かち合った。
「あ…ん…」
「う…ふ…」
汗ばんだ肌が密着し、お互の体温を感じながら、両手で身体を愛撫し合う。
「あ、あ、あ…あああああああ!!!」
先に達したのはルーネスだった。エリアの口の中で性器が一瞬硬直して震えたかと
思うと、煮えたぎるような熱い精液で溢れかえった。その拍子にエリアの陰部を
強く吸い上げる。
「んむぅぅ!?…んんんん―!!!!」
それが効いたのかエリアも達し、ルーネスの口の中に甘い蜜が注がれる。
口内がお互の液で満杯になると、ルーネスとエリアは再び顔を近づけた。
そして、その状態でさっきとは比べ物にならないくらいの、熱い口付けを
交わした。液でぬめぬめした舌を絡め合うと、そのたびに口の蜜が
こぼれ落ちた。2人の蜜が口の中で溶け合っていく。まるで今のルーネスと
エリアのように。
「ん…ふぅ…あぁ…おいしし…です…」
「ああ…まるでジュースみたいだ…」
十分混ざり合った蜜を一滴残さず飲み込むと、二人は自然と見つめ合い、
笑顔で返した。
「もう…我慢できません…ルーネスさん」
「ああ、俺も…」
エリアは先ほど蜜を出したばかりで、快感に酔いしれている股を開いた。
まだわずかだが、蜜が滲んでいる。
「いくぞ…」
そしてルーネスも、まだそそり立つ自身を、ゆっくりと当てた。
2人の営みは、まだ終わらない。
fin
252:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/30 09:29:36.96 Ga+bTSy1O
これはエロイ
253:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/31 01:10:58.87 /7S9DtVeO
ルーネス!貴様は俺の嫁と儀式をしたのだぞ!?
254:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/31 10:39:48.09 j0UKci8D0
エリア「私は脱いでもすごいんですよ?」
255:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/31 23:33:14.75 FNPQwSEm0
見た目はムーミンだが、脱ぐと超ムーミ(
256:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/02 10:46:02.45 9svC+w+BO
クラーケン「ぐわっ!?エリアのパンツ臭ぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ポイズントード「くっ、臭ぇぇぇぇぇぇぇ!」
ザンデ「臭ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
257:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/02 12:12:54.77 aQT4qrZ40
>>256
エリア「それ、レフィアさんのパンツですよ?」
258:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/02 17:05:02.82 Q3aaP1Qs0
>>257
ルーネス「それより、エリアのパンツを嗅がせてくれ!」
259:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/03 00:20:02.94 Un2onsq0O
>>258
エリア「それは…できません…」
ルーネス「えっ!?どうして!?」
エリア「今日はノーパンなんです…///」
ルーネス「そ、そっか…悪かったな///」
260:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/03 12:46:42.84 ZpAkW2540
>>256-259の流れにワロタ
261:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/04 00:49:03.89 hDnrn3XrO
クラーケン「エリアがノーパンと聞いて」
262:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/05 12:04:25.64 eR5j/6gaO
ルーネス「いい香りがするなぁ」くんくん
エリア「あ…恥ずかしいです///」
263:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/06 01:51:43.35 waBxskZHO
・クリスタル印の香水「果てしなき大海原」
水の巫女エリア様の祈りが込められた
果てしなき水の清涼な芳香です
・成分表
15%:エリア様の汗
18%:エリア様の聖水
57%:エリア様の愛液
10%:海水
264:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/07 10:40:44.14 tSnLbChy0
>>263
これほしいwwww
265:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/09 00:37:33.10 Fc+rQSMFO
ちなみに使うと5ターンの間に↓
HPとMP完全回復
無敵状態
攻撃力2倍
2回攻撃可能
※ルーネスのみ5回攻撃&攻撃力3倍&ダメージ限界突破
266:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 10:16:11.82 6V8aNXqB0
そして魔物が使ったら問答無用で召されます。
267:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 14:53:30.75 auNbPL5eO
クラーケン「それを俺によこせ!」
268:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 00:56:45.60 Et/2uFm2O
>>263
ルーネス「これを売りさばけば大金持ちだ!」
269:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/12 23:26:29.87 i0r4GPQP0
そのお金は全部エリア様への貢物になるんですね。わかります。
270:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/14 14:43:12.38 hFr61HKhO
売上金は全国の水源の水質保全の費用として使われます
271:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/15 08:32:42.09 rOTGWqtcO
エリア様って人種的にはどこなんだろう。
金髪だからドイツ系かフランス系のどちらかと思うんだが…
272:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/15 13:02:00.66 rVW+yRJy0
来いよベネットから考えてアメリカ
273:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/15 15:37:21.70 Ls+It+xkO
>>272
残念ながらトリックじゃないから違うだろうに
274:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/16 14:35:54.34 F1c+jkRDO
ドイツ系かな
因みにウンディーネっていう水の精霊がドイツの伝承にある
水繋がりだから何か関連があるかも
275:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/21 21:26:14.82 7wQuvkzG0
ウンディーネ(Undine)は、四精霊(四大)のうち水を司る精霊。
湖や泉などに住む。性別は無いが、大抵美しい女性の姿をしている。
人間と悲恋の物語が多く伝わっている。
本来ウンディーネに魂は無く、人間の男性と愛し合う(結婚する)と魂が得られる。
しかし、夫が水の傍でウンディーネを罵倒すると、彼女は水に帰ってしまう。
また、夫が不倫すると(水に帰った後も)、ウンディーネは自らの手で夫を殺さなければならない。
そして水に帰るとウンディーネは魂を失う。
(Wiki参照)
エリアもルーネスと出会ったことで、魂が得られた(あくまで普通の人間としてルーネスと愛し合えた)ってことで
いいのかな。運命の人との出会いと悲劇の別れということを考えれば、ウンディーネとエリアって似てるような
似てないような…。
276:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/22 00:39:22.29 4hR2vf9KO
エリア「もし不倫したら、底無し沼にぶちこんであげます」
277:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/23 16:02:30.39 VCuUKUwui
ちょwwおまwwwそうやってごまかしますかwwwwww
278:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/23 22:31:09.67 JAkpYhFBO
レフィアとの二股が発覚したルーネスを、後ろ手に拘束して
底無し沼に蹴り落として沈んでいく様をエリア様が見下ろす情景が脳内再生された
279:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/24 01:51:11.53 yUSH28shO
だが、さすが水の巫女は格が違った。
翌朝、そこにはエリアによって寝取られたレフィアの姿が。
280:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/24 11:00:22.22 Mqve8FA+I
エリア「もし不倫したら勃発
281:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/24 15:46:56.88 RHG6zKysI
wwwそうwwwそう
282:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/25 23:16:12.12 HxmCofSgO
エリア「不倫した男は全員樹海に追い詰めて、底無し沼にぶちこんであげます。」
エリア「たとえ木の葉隠れで姿を消しても、見つけ出して息の根を止めてやります。」
エリア「なぜDFFで3の代表があんな粗悪品で、私の愛する人が二番煎じなのですか?開発陣の意図の理解に苦しみます。」
DFFのオニオンナイトについて
エリア「(地球温暖化のおかげで)ルーネスさんと海水浴を楽しむ時間が増えますね」
エリア「クリスタルは私とルーネスさんの小銭です」
エリア「SFC版までの本編が恋しくない者には心(心臓)がありません。SFC版までの本編に戻りたい者には脳がありません。」
283:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/26 13:49:35.80 LBqRW3Kh0
エリア様ひでぇwwwww
まぁ上から3番目は理解できなくもないが…
284:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/26 23:05:37.31 ywJ3EcU8O
エリア「勝てない相手とは戦わない主義?頭だけは達者なトーシロが、守るべき女性の前でよくもまぁそんなことが言えますね。」
エリア「どうせ負けて恥をかくのが怖いのでしょう?死んだら誰がティナさんを守るんですか?」
エリア「戦えよ臆病者!」
エリア「もしそれが嫌なら、恥をかく前に今すぐ剣で自分の頭を微塵切りにしたらどうなんですか!?」
エリア「どうせいつかの水曜日の朝には、あなたの皮は生ゴミとして処分されるんです。」
エリア「なぜあなたが生まれたのか理解できないです。神はあなたを生み出すという過ちを犯しました。」
285:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/27 20:24:52.41 XNDq/ChvO
ティナ「エリア、私が間違っていたのね。」
オニオンナイト「いやあああああああああああ!!!!」
286:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/27 21:55:35.08 BsblFu410
こwwwれwwwはwwwひwwwどwwwいwww
287:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/30 01:10:31.20 fmHeU6DYO
ああ、夏が終わっちまったなぁ…
エリア様の季節が…
288:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/04 23:56:39.20 BuFMIpGqO
エリア様の冬服姿ってどうなんだろう?
あのワンピースじゃ冬は寒そうだし、衣替えは必須だと思うンだが…
289:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/06 13:32:29.94 GIYMAQYuO
既存の白ワンピースに↓
青色マフラー+長袖水色カーディガン+水色タイツ+編み上げロングブーツ
290:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/08 15:24:06.40 F0vvQ8ZqO
>>288
エリア「巫女は冬場でも腋を出していても寒くないと聞きました」
291:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/08 17:11:08.67 MLXVDYbW0
>>290
エリア様、その方向はよくないです
292:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/10 19:02:34.55 Fl0E1sD9O
エリア様を書いてみた
URLリンク(p2.ms)
293:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/10 22:24:39.02 TJ6t8bkB0
>>292
なんともコメントしにくいが、心意気はGJ!
294:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/10 22:34:01.74 Fl0E1sD9O
>>293
原本を携帯で撮った物を変換してうpしたから、見づらいです。スマソ
少し見やすくしてみました↓
URLリンク(p2.ms)
スキャナ無いからデジカメで撮ってうpしようとしたんだけど、デジカメが見つからない…
エリア様助けて
295:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/11 19:45:32.57 C/PP4tEp0
>>294
実はすごい絵上手いでしょ
296:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/12 17:58:44.36 CniLdpIa0
>>295
そうでもないww
デジカメ見つかったので再うp↓ エリア様に…見えるかな…?
URLリンク(gazoy.com.s3.amazonaws.com)
297:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/13 00:17:21.17 UWS3KB0x0
>>296
こんなことを言うのはなんだが、確かにそうでもないw
だがその勇気に乾杯
298:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/13 13:30:14.31 rH4SQIhCO
>>297
ですよねーwwww
それに改めて見たら足が細すぎかwwもうすこし太めにした方がバランスがよかった
299:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/14 20:20:04.21 XAXjFZ3G0
ぷぅぅぅぅぅ
エリア「あ…//やだ、おならが…」
ルーネス「はは、さっき焼き芋食べたからなぁ。」
エリア「す、すみません//」
ぷぅぅぅぅ
エリア「ど、どうしよう…止まりません//」
ルーネス「大丈夫だエリア。もうじき止まるさ。」
エリア「そ、そうだといいんですけど…あぁ!またっ…!」
ぷぅぅぅぅぅぅぅ ぶちゅ
エリア「…!?」
ルーネス「…あれ、今なんか妙な音が…」
エリア「ちょ、ちょっとトイレに行ってきます!」
ドドドドドド
300:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/14 20:41:06.07 XAXjFZ3G0
バタン! 個室に飛び込んだエリア
エリア「……」恐る恐る下着を見る。
エリア「…少し出ちゃってる…どうしよう。」
ルーネス「エリア。」
エリア「キャッ!ルーネスさん!!何で女子トイレの中に!?」
ルーネス「いや、ここ男女共用だ。ん?そのパンツの染みは?」
エリア「あ…!!こ、これは…その…//」
ルーネス「…漏らしちゃったんだな。」
エリア「ご…ごめんなさい!!」
ルーネス「気にすんなよ。皆には言わないからさ。その代わり…」
エリア「え…?」
301:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/14 20:43:58.33 XAXjFZ3G0
エリア「あっ…恥ずかしいですぅ///」
ルーネス「脱糞するのと、俺とセックスするのと、どっちが恥ずかしいと思う?」
エリア「そ、そんなこと言われても…!あぁぁ!?」
ルーネス「言うとおりにするんだ…さもないと…皆にバラすぞ?」
エリア「…わ、わかりました…ルーネスさんの好きなようにしてください…//」
ルーネス「よし…いい子だ。」
ルーネス(ふふ…今日は焼き芋に感謝しないとな♪)
302:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/17 20:34:12.59 YcbuwZlOO
よし、エリア様に焼き芋買ってくる!
303:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/19 00:32:51.42 ZKOlupjFO
エリア様、肉まんを買ってまいりました。
どうかあなた様の胸の肉まんをお恵み下さいまし
304:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/19 20:05:23.29 IQcEmkxt0
>>303
エリア「あなたなんて、ダンボール肉まんで喉を詰まらせて死んじゃえばいいんです!!」
305:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/21 11:07:48.41 0rt0Jr3QO
エリア様と一緒にコンビニに行ったら「やわらかいナリ、やわらかいナリ」といきなりコロ助口調で話初めたナリ
306:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/24 19:34:27.52 wEYOJLsB0
エリア「Nimm mich in den Tempel meines Wasser!」
307:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/26 07:21:25.71 yNzfalTOO
ドイツ語?
308:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/27 07:27:43.77 HoEJbNNpO
>>1のエリア様の台詞を訳した物だと思われる
309:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/10/30 08:57:03.72 x+b4d1lD0
ふにふに
310:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/01 18:16:33.36 JoarLKHRO
>>309
そこのクラーケン、エリア様に触手プレイは止め…いや、案外……やっぱり止めるんだ!
311:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/02 12:17:37.37 3+a/L757O
後日、水の神殿で激しく損壊したクラーケンの遺体が発見されたという…
312:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/03 13:06:11.63 RUIqMRFi0
そうえいば、クラーケンとグルになってエリア様にセクハラした>>310の姿が見えないな。どうしたんだ?
313:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/04 00:48:17.90 gmx5QAWHO
誰かエリア様の絵を描いてくれないかな
314:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/08 10:46:19.50 XFoGW0TPO
エリア「冬はどうやって過ごしたらいいでしょうか?」
315:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/09 00:33:56.76 Y9xF66PsO
ルーネスと炬燵でイチャイチャ
316:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/12 23:36:54.05 x/jMuIF0O
レフィアスレにエリア様の絵が上がった
保存するなら今のうち
317:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/11/14 02:01:08.81 mkMP0uoV0
もう消えとるな