11/02/11 09:16:33 5izs+4+KP
ID:kl0kCxJ90氏は、現実世界の状況に幻想を抱き過ぎというか
DQ世界より俺らの世界はこんなに優れてるぜ!と持ちあげたい願望があるんじゃないか。
現実世界での話し合いは、そもそも無駄な力を使いたくないとか、相手が反撃してきた
場合のリスクが大きいと考えられた場合に行われるに過ぎないと思う。
「物理的はおろか社会的な力もまったく持たず、蹂躙しても絶対安全と判断した相手」
に対して、現実世界の人間は非情だと思うよ。
よく言われるように、話し合うためには話し合いに応じさせるための「力」が必要なのが現実。
いや、ID:kl0kCxJ90氏からみれば俺こそ現実世界に対してゲスパー過ぎるのかもしれないが。
で、「現実世界で話し合いがうまくいったケース」と「DQ世界でうまくいかなかったケース」
だけを比較してもしょうがないと思うんだがな。
現実世界だって話し合いができておらず力に訴える結果になってる問題はいくらでもあるし
それが既成事実とまかり通ってるケースは多々あるし、DQ世界でも和解できたケースはあるだろ。
マスドラと魔族、人間とエルフなどのケースでは確かに上手くいってないが。
魔族内に目を向ければ、別種の魔物同士が上手いこと統治された現代に近い世界ではないかな。
魔物同士は、別種と同時にエンカウントしても戦わないわけだ。
同時出現するモンスターは実力が拮抗していて獲物にならないから、ではない。
サントハイム城のスライムのように、圧倒的に自分より強い魔物が巣食っている城内に
平気で猫に会いに来ていたりするわけで、相手が強くても魔物同士ならかなり安心なんだ。
これはFC版4の銀のタロットで「しにがみ」を、しにがみより圧倒的に弱い魔物、
逆に圧倒的に強い魔物と同時出現させたときにも見て取ることができる。
スライムとの戦闘中にあらわれたしにがみがスライムを襲うことはないし、
だいまどうとの戦闘中にあらわれてもだいまどうがしにがみを襲うこともない。
(リメイクのしにがみのカードはザキ効果になってるけど)
これらの別種族が同じ魔物という仲間を形成していった過程というものがあっただろうし、
それは君の言う現実の近代的なものではないか。
実際、6で魔物に喰われることを危惧していた人魚と同種(性別が違うだけ)と思われるマーマンは、
ずっと後の5では魔物の仲間に堂々加わってる。
マーマン・人魚族(総称してマーフォークmerfolkと言うが)は、>>457的なプロセスを
成功させたと見ていいんじゃないのかな。