フローラファンスレat FF
フローラファンスレ - 暇つぶし2ch500:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/18 05:55:08.68 GwhZSCAdO
ウチのパーティーの中心だよフローラは…フローラ装備の収集に時間が掛かったがね。

501:Frst love
11/07/19 21:28:38.10 e73lGKlKO
フローラが、結婚する。
あの旅人と。
結婚式が終わるとあの旅人と共に旅立つんだと、無邪気な、でも何処かしら寂しそうな顔で言った。
僕が恋い焦がれて仕方のない顔だった。
「フローラ‥?」
僕は扉をノックした。少し遅れて、はーいと控えめな返事がする。それからちょっと暫くして、恐る恐るといった感じで扉が開いた。中から少々緊張した面持ちのフローラが顔を出した。
「アンディ」
フローラの顔が途端に綻ぶ。
「来てくれたんだ‥」
「そりゃそうさ。なんせフローラ嬢の結婚式だからね」
「変なこと言わないでよ」
なんて何気ない会話を、僕は噛みしめる。
フローラのウェディングドレス姿。純情な、まだ少女と言っても違和感のない彼女には、その白がとても似合っていた。
きれいだな、と純粋に思う。
でもその姿が意味することを考えると、今にも泣き崩れ、気が狂ってしまいそうだった。
「配慮がないと、君のご両親に怒られてしまいそうだな」
「どうして?」
「普通君の方から咎めないかい?」
「そんな‥」
フローラは少し俯いて、眉を寄せる。白い頬を赤らめて、ふっくらと下唇を不服そうに突き出す。
ああ、このまま彼女を何処かにさらってしまえたらなと、本気で思う。そして、2人だけで何処か遠くの街で暮らすのだ。でもそんなことは出来ない。この手を彼女に向かって伸ばすことも、僕には出来ないのに。
出来なかったのに。
「フローラさん、フローラさん!」
「あっ、大変‥。そろそろ時間みたい」
フローラはそう言って。
僕にくるりと背を向けた。
「フローラ‥」
「ん‥?」
フローラは一端立ち止まって僕の方をみたが、僕が何も言わなかったのでいってしまった。パタパタパタと走るその姿が、とても愛おしかった。
「ありがとう‥」
ただ一言、そう呟いた。
その言葉は誰にも届かずに、ひっそりとした簡素な部屋の中で消えた。
式は順調に進んだ。
フローラと旅人は、とても幸せそうだった。
その間中、みんな笑っていた。
僕もずっと笑っていた。
そしてただ、祈っていた。
彼女の幸せを。
ああ、願わくば。
彼らの旅路をお守り下さい。
そしてその果てに、終わることのない、幸せを。

FIN

502:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 00:16:54.05 //awxFuDO
投下乙。
アンディは基本良い奴だよな。
だがフローラはグランパニアの王子で伝説の勇者の父親に成る主人公に惹かれていった。

503:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/20 18:33:00.03 USWQYL3YO
フローラが主人公に惹かれていってたのは旅の会話でもよく分かる

まあ惹かれなきゃ良家のお嬢様が危険な旅について行くなんて言わないよな

そういう意味でもフローラは強い

504:通りすがりの白戦士
11/07/21 13:58:58.82 eXhCCooeO
>>501
お疲れさん。修正版かな?
どうせなら、最後に抱き締めて、「ありがとう、幸せにね。」って別れるのも良いなあ。

505:「はじめての出会い」
11/07/22 21:16:46.65 R3kfh8zOO
 僕が彼女に出会ったのは…僕がまだ6才ぐらいの時でした。
 その頃僕はずっと旅をしていて、父さんと船に乗っていたんです。
「母さんを探す旅」とずっと父から聞かされていて、僕は記憶にない母を思っていました。
 乗っていた船がとある港に近づいた時、父さんは僕にこういいました。
「しばらくはゆっくりすることになるだろう。」
 僕は物心ついたころから一つところに長くいた記憶がほとんどなかったので、嬉しい反面なんとなく戸惑ったことを覚えています。
 船が港についたところで、恰幅のよいおじさんと、僕とあまり変わらないくらいの年の青い髪の女の子が船に乗ってきました。
「父さんはこの人と話があるから、少し待っていなさい。」
 そういって父さんは、恰幅のよいおじさんと話をはじめので、手持ち無沙汰になった僕は、青い髪の女の子が気になったので彼女のいる船室へと向かった。
「あの…」
「あら、さっきの。」
「僕、ルーザーです。」
 僕はそういって右手を差し出した。
大人の人が挨拶をしていたのを見ているから、その真似をしたんだ。
「ルーザー、いい名前ね。私はフローラです。」
 フローラはそういって僕の右手を両手で包み込んでくれた。
その柔らかい手の感触になんだかドキドキした記憶がある。
 柔らかい手に綺麗な青い髪の毛。ニコッと微笑んだその綺麗な顔…僕は意識はしていなかったけど、彼女を好きになっていたのかもしれない。
僕たちは短い時間だったけど、楽しくおしゃべりをした。
だけどその楽しい時間は、「ルーザー行くぞ~~!」という父さんの声で終わってしまったんだ。
「そろそろ行かないと。」
「また会いましょうね、ルーザー。」
「うん。きっとまた会おうね、フローラ。」
 僕たちはまた握手をして、お互いに手を振りながら別れたんだ。
なんとなくまた会えると感じながら…
 
「ねえ、フローラ…僕との出会い覚えている?」
「もちんですわ、あなた。船の上でしたよね。あなたは利発そうで可愛らしかったですわね。」
 後でわかったことだが、フローラは僕よりも2つ年上だった。
ちょっぴり可愛い年下の男の子という認識だったそうだけど、僕の瞳に引かれ、記憶していたといっていた。
「初めての出会いは一瞬のすれ違いだったけど、もう君を話さないからね、フローラ。」
「そう願いますわ。私もあなたのそばを離れたくありませんわ。」


506:「はじめての出会い」
11/07/22 21:18:18.81 R3kfh8zOO
 運命の再会、そして運命の選択を経て強く結ばれた一組の夫婦。
僕らの未来は明るいと思っていた。ずっとずっと、一緒にいられると思っていた。
 だが僕たち夫婦には、この後過酷な運命が待ち受けているということを、この時の僕らは知るよしもなかったのです。

507:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/23 05:30:18.36 wuQnpmGIO
投下乙。
フローラ萌え♪

508:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/24 01:26:39.16 KsiPpTP7O
最近フローラの作画中鶴勝祥氏の事を知った。
高度な画力を持ちながら鳥山明の影武者でいるんだろ?
っていうか影武者がいる鳥山明がすげーのか?。
また、リメイク時には中鶴のデザインを元に鳥山によってサンチョ、フローラ、男の子、女の子のイラストも描き起こされた。

まあ。フローラが萌えるのは中鶴勝祥氏の力も大きいな。



509:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/24 14:03:49.68 SUHpY+9+0
中鶴氏はドラゴンボールの作画監督してたりもしたよなたしか。
中鶴氏が描いた絵を、鳥山が自分が描いたものだと勘違いした
なんて話もあったような。本人が勘違いするくらいだからなぁw

510:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/24 17:32:50.30 KsiPpTP7O
中鶴勝祥氏 一般的にはキャラクターデザイナーとして有名だが、アニメーターとしても抜群に巧い原画を描く。
鳥山明が多忙なときは代わりに版権イラストを手がけることもある。
鳥山明がキャラクター、モンスターデザインを担当しているドラゴンクエストシリーズでも、一部のデザインは彼が手がけている。
(ちなみに鳥山画であってもデザイン原案はすべて堀井雄二である。)
『ドラゴンボールZ』で中鶴が作画監督を担当した回は原作ファン及び原作者である鳥山明からも絶賛されており、
200話以降は前田実に代わりキャラクターデザインを務めた。

まあ。鳥山は人付き合いが苦手らしいから、中鶴氏のような有能な影武者が必要なのだろう。
フローラの作画もイメージも抜群だしね。

511:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/25 00:15:34.24 kUFrnrZEO
フローラ自体が好きだから何でも良いんだけどね。
但し3Dのフローラとも一緒に冒険したいなぁ。まあDQⅤのリメイクは暫くは無理ッぽいけど……
それと白戦士さん最近レスや投下が減ってるけど忙しいのか?

512:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/25 19:42:22.44 kUFrnrZEO
もしドラクエにCVがつくとしたらフローラ役の声優は誰が良いかな?

513:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/26 00:58:39.85 4DFz63nvO
フローラ= 田中理恵、川澄綾子。

514:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/26 01:09:33.32 JA0WKg3P0
CDシアターの時は井上喜久子17歳だったみたいだね。そのままでも
いいけど、今なら佐藤利奈とか、田中理恵とかいいかもしれん。

515:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/26 11:43:32.85 VawhjtzS0
好かれてるけど嫌いな作品、キャラ、カップリング Part5
スレリンク(doujin板)

280 名前:嫌い[sage] 投稿日:2011/07/18(月) 20:25:50.91 ID:bVvTSTa+0
銅鑼食え5留土万
元々面倒なイベントに巻き込んだ強引な親父で
モンスター退治押し付けて逃げたりしているのに
風呂裏以外を選んでもアイテムくれるからって話の分かるいいおっさん扱いなのが腑に落ちない

風呂裏
結婚前の自分を持たないふらふらした感じと
大人しそうなのに急にキレたりする訳の分からない性格が苦手
信者が作中の描写の変な部分は全部なかった事にして理想の偶像を崇めているのも受け付けない


511 名前:嫌い[sage] 投稿日:2011/07/26(火) 02:19:29.53 ID:+iMVdBJEO
銅鑼食え5の青髪の信者
二次元キャラへの逆恨みをこじらせた脳欠損メンヘラ・スイーツ・腐ババア・鬼女の吹き溜まり
この手の腐ババア集結スレでもたいてい真っ先に湧いてくる
信者がそんなんだからキャラ自体の人気も廃れたと知れマヌケ



516:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/26 18:52:35.08 OFIjbwf5O
頭のドデカリボン萌え。

517:深海 2
11/07/26 19:27:18.48 4DFz63nvO
※はじめに
>>515はν速で最近立ってる論争スレの荒らしと思われます。
反応して他嫁批判や罵倒レスをする人は
真のフローラファンではありません。

 真っ青な空と、海の下。両手を一杯に広げては、小さく彼女は息をつく。
 その風貌は、美しくもどこかあどけない、娘のままではあったが…
 左手の薬指に光るは、空のそれにも負けず、青々と美しくきらめく指輪。翠緑色の済んだ瞳は、ふいに薬指に瞳止めては、穏やかに…この上なく幸福そうに、細められる。
 憧れて止まずにいた彼は、旅慣れた戦士。そう呼ぶには優しすぎる瞳に貫かれるたび…覚えていくのは甘く痺れる、疼き。
 すべてを愛し、汚れを取り払ってくれるかのような彼を見つめる、それだけで優しく穏やかになれるような気がしていた。想像を絶する苦境、逆境を乗り越えて、真直ぐに歩む彼が愛おしくて…けれど同時に、決して手の届く相手ではないと、そう諦めてさえもいた。
 他愛もない話で笑いあう、それさえも切ない。天空の盾、その宝物と義理立てで縛れるはずもない、純粋極まりない彼を…どうにかつなぎ止めようとしているかのようで。
 惹かれていくのは、誰にも負けぬ輝きを凝縮したその瞳。強く、同時にそれ以上に優しい青年の、無垢な少年の如くの生き方そのもの。覚えていくのは、強い憧憬、羨望…その類の感情は、いつしか恋心に摺り替えられていた。
何気ない出逢いすら、恋に落ちれば偶然の運命に導かれた、何事にも変え難い出来事であったかのように色付く。
 真直ぐな彼が愛おしい、だからこそ…この想いは、決して叶いはしないのだろうと。少女はどこかで、そう思っていた。
 ―たとえ、どれ程の地位や名誉や財宝であろうと…愛する女性の前には無力だよ、と。
 それは、僅かな望みさえ断ち切る言葉であろうけれど―
 済んだ瞳で真直ぐに、そう言い切って欲しい。愛しい者には、その人の思うがままの道を貫いて欲しい…。
 強く想えば想う程…矛盾と葛藤に途方にくれていた、頃。 
彼は、あるいは自身も勇者と呼べる類の人種であるのかもしれない。
 少なくとも旅慣れた逞しい体つきと、相反するどこか不思議で高貴な雰囲気、何よりも美しいとさえ映る顔立ちに…
大きく屈託のない瞳は限りなく優しく光を宿し、覗かれれば魅せられて吸い込まれてしまいそう…。
 ただの一目見たその瞬間より、鮮烈に引き込まれるのだから…知れば知る程溺れていく。


518:深海 2
11/07/26 19:46:59.62 4DFz63nvO
 何よりも甘美で、けれど何よりも恐ろしくもあるその感情の意味を。
 自覚するたび美しい翠の瞳は戸惑いに揺らめき、小さな唇から零れるのは甘い吐息。
 誰かを愛おしいと思う、そんな経験は生まれて初めてで…こんなにも艶かしくこんなにも醜く、けれどこんなにも優しい、そんな感情に惑う…それ自体、経験の他である。
 寝食も忘れ、そうして数日…フローラは、突然目の前に現れた青年・ティルのことを漠然と考えていた。
 サラボナを拠点に、フローラの父であるルドマンの掲示したフローラとの結婚の条件である炎の指輪が納められているとされている、死の火山へと足を運んでいたティルとは、
一言二言言葉を交わす程度の機会には恵まれたし、いつしか一言二言どころか世間話程度の会話は交わすようになっていた。
 けれど―ティルと話せば話す程、親しくなればなるほど……どうしようもなく惨めでもあった。
 彼の目的、夢。赤子の頃にさらわれた母、父と旅した少年時代…そして。
 ラインハット国の王子ヘンリーの誘拐、その真相は邪教の悪魔が引き起こしたもの。ヘンリーの手を取って逃げる幼いティルに襲いかかる怪物、
そこに助けに入ったティルの父・パパスは二人をかばい…
一人娘との結婚、その条件を彼はどう思うのだろう?
 ティルの痛みも苦しみも、決して共有できるものではない。それでも、少しでも彼のことを理解したい。そばにいて、少しでも彼の役に立てればいい…。
 どうしても迷い、引け目を覚えてしまうのは…父親の出した、娘の婿に天空の盾を授けるというその言葉。
 ティルにはティルの都合もあるだろうに、律儀にも危険な火山へわざわざ出向く、そんな彼に負い目を感じていたことは事実であり、また彼の真意が見えずに不安でもあった。
 何故ならば。彼には、とても大切な思い出がある。
 その髪と違わずに美しい漆黒の瞳は、時折フローラには知り得もしない姿を探っているかのようであった。
 おそらく、そうして彼が想うのは―父パパスとの旅、ラインハットでの事件。幼き頃の思い出話に、必ずといっていい程に登場する、幼なじみの活発な少女。
「ビアンカ」
 その名が出るたび、胸の奥に鋭く走る痛みと…振り払えない、暗雲と。
 誰かを羨む程に欲した経験もない、眠れず夜を明かす程、恋焦がれたこともない可憐な少女は、楽しそうに思い出を語るティルに、他にどうしていいのかもわからないままに…ただ、瞳を伏せる。


519:深海 2
11/07/26 19:48:30.12 4DFz63nvO
 ティルにはそのようなつもりなどないことは知る、それでも…まるで、責められているかのようで。いたたまれなく、引け目さえも覚えてしまう。
 ただでさえ、平和な町や修道院で、危機に曝されることもなく育って来た。悲惨な生い立ちと、危険な旅に生きるティルは、フローラには遠い世界の人のように思えてならない。
 それでも、ティルのことを忘れられもせず、日増しに高まる想いに、いつか焦がれ…それはいつしか純真な娘を、酷く悩ませることになる―ばかりではなく、彼女を取り巻く者達の運命さえも変えていくことになる。
 だが、無論それはその時の彼女の知るべくことではない。
END.


520:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/27 05:51:04.29 HN5NoXUFO
投下GJ。
フローラの揺れる内面が伝わってくる。
萌えるッス。

521:通りすがりの白戦士
11/07/27 13:37:10.95 kltU/sSoO
SSお疲れさん。
たまには、悩むフローラも良いなあ。
>>511
うん。残業も続いてるし、表の趣味も忙しいからね。
落ち着いたらまた、投稿するよ。それまで、みんなのSSを参考にさせてもらうぜ。

522:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/29 17:28:11.41 ATIh7aDw0
フローラ一拓だろ

で、財産と美人の嫁さん手に入れた後は嫁さん置いて冒険の旅と称してビアンカの所に直行
ロクに娯楽も無いクソ田舎の温泉町で寂しく暮らしてるビアンカなんて、酒飲ませて耳元でちょいと口説けば簡単に落とせる

その後は主人公を知ってる人が誰もいない温泉宿でビアンカとセックス三昧

金が心配になったらルドマンからカモる
ルーラ使えば一瞬だ
一応フローラの旦那だから月イチ程度で抱いてやればいい
これで金と女の両方を手に入れられるし、バレる心配も無い


523:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/29 22:36:47.31 8j4LO5KDO
>>522
おいおい…ビアンカの話題を出すな。
(しかも板で禁止の下ネタ)
またフロヲタどうのこうのの粘着罵倒レスが飛んでくるだろう。

無責任なレスでスレを荒らすな。ν速の無意味な論争スレじゃあ有るまいし…萌えスレで他キャラの貶レスは非常識この上ない。



524:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/29 23:15:46.69 WB5yDQoA0
>>523
>>522の書き込み自体がその粘着罵倒レスをする人なんじゃない?
マッチポンプ的な。まあ夏ってことだろうか。スルーしましょうや。

それよりこの前久しぶりにミルさん倒してグランバニアに帰ってきた
んだが、「これで旅が終わるのね…」ってセリフでじーんとしたわ。

525:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/30 00:06:35.55 CjDQrx/tO
劇的な出会い、試練と葛藤の末の結婚。
出産直後の、出生の秘密の告白。
ジャミとの戦いで目覚めた勇者の血。
やがて「守られるだけ」の彼女は強力な呪文を使いこなし、夫を助けて活躍をするようになる…。
作品としても結構面白いと思うんだけどな、主人公とフローラの話は。


526:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/30 03:52:46.24 mJB0fsr0O
ま、メイドを嫁にしようとして フラれたから どっちでもよかった。
ルドマンでもよかった

527:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/30 06:26:59.48 CjDQrx/tO
何時如何なる時でもフローラしか選べない。
次は他の嫁を選択しょうとしても何故かフローラを自然と選んでしまう……

528:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/30 11:07:21.22 SpU33iMx0
>>527
わかる、わかるよ

529:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 08:58:35.01 PyVFyY/eO
フローラは聡明で清楚で謙虚で、とても理想的な嫁だと思う。

フローラ「今日は あなたの  即位式なんでしょう?  がんばってね。
フローラ「ねえ あなた…。  私 ずっと 言いたかった事が  あるの。
フローラ「私ね 本当は  父と母の 実の娘じゃ  ないのよ。
フローラ「まだ 赤ちゃんのときに  今の両親に ひろわれたの。
フローラ「私を 修道院に  あずけたのは 有名な占い師の  すすめだったんですって。

フローラ「この子は ふしぎな運命を  せおっているから それに  たえられるような すんだ心を  持たせなさいって。
フローラ「それが どんな意味なのか  よく分からないけど…。
フローラ「今は ただ  いっしょうけんめい  この子たちを 育てるわ。

フローラのカミングアウトの台詞。
ずっと孤独感を感じていた女の子が本当の家族を持てた瞬間だ。

530:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 12:27:31.09 sJ9lre1w0
ま、ぜんぜん澄んだ心じゃないけどなw

531:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 16:37:13.49 pGhzORxkO
超激デカリボン萌え

532:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 19:27:46.47 PyVFyY/eO
>>530 IDsJ9lre1w0
嵐警報。夏厨と思われます。スルー推奨。
エンディングのフローラの生まれ故郷は結局分からなかったけど主人公の元が自分の居場所であるという台詞は感動した。


533:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 23:15:35.76 PyVFyY/eO
他の候補もキャラとしては好きだけど、嫁はいつもフローラ固定
普通のお嬢様が冒険に出る、というシチュエーションに惹かれたし
単純にキャラデザが好みど真ん中だったから、初プレイから迷わず選んだ
その後一緒に旅をして愛着がわき、リメイク版でのかわいらしい
セリフの数々に心を鷲掴みにされた
とにかくフローラが最愛の嫁なんだ

534:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 23:19:44.44 983UTyi70
でもダントツで萌えるのは
「わたしを離さないでね・・・」
この直後の展開思うとフローラには予感があったんだな

535:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/07/31 23:41:05.44 PyVFyY/eO
>>534
フローラで好きなセリフは
「あなた、私を離さないでね・・・」
あのセリフにメロメロです。ってことね。確かにあの台詞は激萌え。

536:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/01 00:08:33.84 ZfHarRYtO
オラクルベリーカジノ・スライムレース会場の黄スライムに話し掛けた後
あんな所に人がいたなんて…私のスカートの中が見えなかったか心配ですわ。ぽっ……。
俺はフローラをあの服装のままで犯したいな。
長いスカートを捲り上げたまま、両手をしっかりと握り合い、
ディープキスをしながら突きまくる。
長いスカート捲り上げるのはソソる。
上は適度に乱す(破るだとさらに萌え。)+スカート捲り上げ好きなのかもな…。
服を着せたままやるのって萌えるよね~(*´ー`)ノ
スカートを捲り上げるのみ。
やべ起ってきたよ…


537:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/01 10:52:30.50 Ff6e8dUs0
最低だなお前気持ち悪い

538:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/02 01:06:56.21 6Gn54SKOO
>>537
エロ厨は無視しなさい。スルーしないと幾らでも湧いてくる。実は他スレでも嫁叩き厨より多い。
フローラ=脆そうに見えて芯は強い、努力家
なんだよね。
好みは様々だけど、甘え上手っぽくてフローラ萌え。
男に依存するだけじゃなくて、上手く男立てるタイプじゃないかなーと
勝手に夢見てる。
フローラが嫁さんだったら、ほんと安心して過ごせそう。
ずっと自分に尽くしてくれるだろーしなぁ・・・



539:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/02 23:53:25.10 hKkE9QcsO
ビッグ超巨大ドデカリボン萌え

540:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/03 00:02:48.12 apXogGvEO
フローラのリボン
アイテム
効果 萌え度が+50
※萌え度とは
幸運と美しさの合計値を2で割った数値。


541:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/03 21:48:22.17 F2uVfy31O
思いっきり青髪オールバック萌え

542:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/04 22:19:51.39 XUtO24DYO
青色家族萌え♪
青色家族とは…
フローラ(青髪)・双子(青髪)・主人公(青ターバン(笑)青と言うか紫か…)を意味する。

543:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/05 00:39:38.36 sUF7q3eKO
青色王女の婿選び。
王女の婿に成る男はバトラー、ロビン、シーザープチタークの最強モンスターパーティーに独りで勝利をして更に王子であり天空の勇者を倒しても
ザラキ、イオナズン、ベホイミー、メラゾーマを操る王妃フローラ。
そして最後に怒りに燃えるlv99の主人公を倒せねば王女の夫に成れないと妄想したが…
それではコリンズでは一生掛かっても無理な話。
やはりボロボロに成ったところで王妃フローラの仲裁が入るのが妥当な線か?
コリンズ「…‥負けた」
主人公「まだお前では無理のようだな」
王女「…‥」
フローラ「ベホイミー」
コリンズ「身体が動く!」
主人公「フローラ!?」
フローラ「良いではありませんか…あなた」
王女「お母さん…」
フローラ「コリンズの王女を想う気持ちが痛い程伝わりました。
彼なら一生王女を守っていけるでしょう」
主人公「しかし…」
フローラ「わたしは結果ではなく気持ちだと思います。ねえ王女?」
王女「///」
主人公「くっ!し、仕方ない…但しコリンズ!僕がフローラを守ったように必ず王女を一生守れ!でないと…」
フローラ「大丈夫よコリンズあなたなら…だってわたしの夫の親友の息子だもの…」
コリンズ「お、お義母さん」
王女「お母さん…」
フローラ「王子べったりだった女の子がいつの間にか女に成ったのね…ふふふ…」
主人公「ふん!これじゃあ僕が悪者みたいじゃないか…」
フローラ「あなた拗ねないの…あなたにはわたしが居るから…」
主人公「フローラ…‥」
と妄想。

544:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/06 20:50:27.23 Lsl9EnW3O
コリンズだと青髪王女の夫やフローラの義理の息子に成るには役不足の感は否めない。
父親のヘンリーみたいに試練が必要だろう。ただ姑フローラは観てみたい気はする。
最後にマーサとフローラは同質の天然ぶりで(マーサは何となく天然な気が…)会話は面白かっただろうなぁ。(王女が突っ込み役か?)


545:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/07 00:16:32.07 pfUJaw7fO
青髪フローラは至高!
不満が有るとすればジャミ戦で見せた
凍てつく波動はその後も使えるように
して欲しかった。


546:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/07 07:13:21.85 1jWFQ9ZX0
王女の息子にコリンズはちょっとな
俺的には元からいる幼馴染タイプより、主人公とフローラみたいに運命の出会い的なストーリーを求めてるw
ふらっとグランバニアに現れた謎の男とか…パパスとマーサみたいに駆け落ちしてもいいかもしれない。

547:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/07 08:27:40.56 pfUJaw7fO
そうだなぁ。劇中で王女はブラコン気味なので、王子と違うタイプで旦那はⅥのチャモロタイプかテリータイプが良いのでは?
どちらもフローラとの会話は面白そうだ。



548:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/08 23:21:31.55 VxlZr9D/O
「オホホホホッ!!」と言いながらグリンガムの鞭で敵をビシバシ攻撃するフローラは良いねぇ。

549:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/08 23:34:20.82 Rbwddb/wO
俺版フローラ
ふっかつのつえ
プリンセスローブ
うろこのたて
おうごんのティアラ
みずのリング
ほしふるうでわ

グリンガムは王女だな…‥

550:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/09 23:40:13.66 eG1pY84NO
ザラキ使いフローラ萌え!

551:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/10 11:18:44.42 3Q+RipIi0
グローラきもいよグローラ

552:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/10 18:59:28.00 VpjxEyo6O
>>551
ν速の非常識な論争厨が個別の萌え
腹いせにスレを荒らしていると思われます。
真のフローラ派はスルーでお願いします。
ところでフローラは魔法使い系というより
ザオリクやベホマラーやグランドクロス等を覚えて欲しかった。
自分のイメージ的には賢者だな。

553:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/10 19:04:26.68 VpjxEyo6O
>>551
ν速の非常識な論争厨が個別の腹いせに萌えスレを荒らしていると思われます。
真のフローラ派はスルーでお願いします。
ところでフローラは魔法使い系というより
ザオリクやベホマラーやグランドクロス等を覚えて欲しかった。自分のイメージ的にはフローラは賢者。


554:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/10 19:55:58.29 rsYzX3y30
フローラはパパスやマーサのことをちゃんと
お義父さまお義母さまって呼んでるのが嫁らしくていい
でも本当の両親のことも知りたかったなあ

555:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 05:48:57.79 YyvNsz1oO
Ⅳの勇者とシンシア?の子孫と想われるが‥
Ⅳの終わり方からして実は復活したシンシアはデジャヴで勇者は色々なところを放浪して子孫を残したと想像。
フローラの真の両親も勇者の子孫ってことでゲマの手先に殺された?ってことがリアルっぽいが…‥
(フローラとデボラは密かに実の母親が最後の力を振り絞って逃した?うーん。こう考えると悲劇的だなぁ。)


556:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 19:45:47.92 os/TbL/00
カマトト腹黒デコビッチのフローラよりも
真のおしとやかキャラのポワン様が嫁候補だったら良かった

557:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 19:55:42.91 YyvNsz1oO
>>556
ひつこいν速厨は無視スルーが一番。
私怨で萌えスレを荒らす非常識な奴に真のフローラ派はいっさい反論しないように。(嵐に構うのも嵐)

フローラの青髪は海の色。碧いおめめは空の青。


558:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 20:03:07.86 EmwtbFnU0
>>556
同感
ぶりぶりこびこび痛々しいキャラ作りながら
いきなり怒鳴りつけてくるキチガイフローラはこの世から消えるべき

559:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 20:27:37.80 YyvNsz1oO
>>558
荒らしはスルー。

560:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 20:38:24.21 YyvNsz1oO
ID:EmwtbFnU0
ID:os/TbL/00
は荒らしということで通報しました。

561:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 21:20:32.21 qkIXljp80
ID:YyvNsz1oOが一番構ってる件

562:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 21:32:46.35 MnfwPwdK0
フローラって傷ついている老人に追い打ちかける糞女だよね
修道院にいたくせに無慈悲すぎる
箱入りと見せかけてビッチ台詞多いし修道院にいた意味あったのか?
むしろ性格があれすぎて修道院に押し込められたのか?

563:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 21:35:03.31 YyvNsz1oO
>>562 MnfwPwdK0
も荒らしということで通報しました。

564:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/11 22:50:17.87 T3pknVJdO
フバーハとかを覚えそうな見た目なのにメラゾーマやイオナズンやザラキなどのド派手な呪文を覚えてモンスターを攻撃しまくる熱いフローラ様★

565:■花
11/08/12 00:06:49.88 lyHXgYrPO
 あふれる日の光は眩しく、吹き抜ける風までも優しい。
 不思議なほどに穏やかな世界がそこにはあった。
 遠い昔に、可憐な少女と出会い…愛しあった日々は懐かしく、それでもその頃にはこんなにも落ち着いた日々に身を投じたことはない。
 戦乱の日々に、平穏などありえなかった。
 愛する妻と、心分かち合えた仲間ばかり…せめてもの慰めであった。
 父と、最愛の妻子と…引き裂かれた記憶ばかり、今も胸に残る大きな傷跡。だがそれも、今や暖かみを失った体にはまるで他人のそれのよう。
 ただ残るは…小さな子供の無邪気な笑顔と、愛する娘と出会った日のことばかり…。
 季節ばかり移ろう普遍的な日々に過ごすうちに、ずいぶんと楽観的になったものだと…そんな自分が、かすかに可笑しい。 美しい花が咲き乱れる庭園。
 どれ程の争いが繰り広げられていたとしても、春を迎えれば美しい花開く。大自然に抱かれるうちに争う日々に擦り切れた心は癒されていったのかもしれない。
 相変わらずに、世は騒がしく日増しに闇の気配も色濃くなるよう。
 それでも、咲き誇る花は美しく、愛するただ一人の面影を映して風に揺らめく。 ――フローラ… 今、この広い世界のどこにいるのだろうか?
 数年前のあの事件…当時は焦りと混乱のなか、躍起になっていたところもある。つかまえておかなければ、消えてしまいそうな…そんな不安に。
 だが今は、今ならば…そうは思わないだろう。 ――たとえ、どこに消えてしまったとしても…
 必ず、探し出すから…
END.



566:■(無題)
11/08/12 00:14:17.01 lyHXgYrPO
 きらきらときらめく水面に映し出される影に、ふいにフローラは足を止める。
 まだ、寄り添い歩くことには慣れていない二つの影は…彼女には如何にしても不自然に思えてならなかった。
 それでも、陽光は…澄んだ水は、寄り添う二人の姿を忠実に映し出す。
 不安も、負い目すらも関係なく―
「…フローラ?」
 突然歩みを止めた愛しい妻に、驚き振り返る…ティルの瞳に映し出されるは。
「……………………………」
 天から溢れる光の中、翠緑の貴石の如くの瞳細めて見つめる水面までも眩しい陽光を反射させ、澄んだ輝きを映し出す。空も、水も…そうしてティルの最も愛した人も、どこまでも蒼く美しく澄みきる。
「あなた……?」
 視線に気付いたフローラが、わずかに瞳をもたげる。その美しく優しい瞳に、瞬間ドキリと見愡れる…我に返ったティルは微かな苦笑。
「フローラ…大丈夫?疲れたならひと休みした方がいいかもしれない…」
 心配そうに覗き込むティルに、しかしフローラは小さく首を振るっては。
「いいえ、大丈夫…ただ、景色がとてもきれいでしたので…」
 心地よい風が吹き抜ける中、眩しいばかりに溢れるのは生命の光。つられて漆黒の瞳を眩しそうに細めるティルの掌に…白く細い指先が、触れ。
「ティルさん…ごめんなさい。無理に連れてきていただいたのに、あなたの役に立てなくて…」
 激戦に継ぐ激戦をくぐり抜ける、ティルの…少しでも助けになれば良い。本当に、心の奥底からそう願って止まないと言うのに。
 けれど、旅慣れたティルにすれば足手まといでしかないだろう自分が…歯がゆくてならない。強くなれればいい、もっと力が欲しい。けれど…それらすべては、短期間でどうにかなるものでもなく―
「そんなこと気にしていたのか?僕はただ、フローラがそばにいてくれるだけで十分だから、気にしなくていいのに…」
 白い掌を握り返し、静かに言葉を並べるティルに…わずかにフローラは頬を染める。溢れる微笑は穏やかな幸福そのもののようで、ティルは小さくうなずき…そうして真直ぐと、前方を見つめて。
「…行こうか。」
「ええ…」
 再び寄り添う影は、優しい光の渦の中へ…ゆっくりと、溶け込んでいく。
 ただ、共に歩む…それだけが何にも変え難い、二人の記憶。
END.

567:■ふつう
11/08/12 00:22:41.14 lyHXgYrPO
『ごく普通の恋をして、ごく普通に結婚したい……』
そのささやかな夢は、きっと叶う事はないだろう。
それでも、幼い頃から夜空を見上げてはささやかな幸福を思い描いていた。
豪華絢爛でも政略的でもなく、愛する人と慎ましやかに暮らす、ありふれた幸せを。
しかし。
フローラは小さな吐息と共に、隣に横たわる男の髪に指を伸ばす。
辺りは深い闇に包まれてはいるが、時刻は夜と言うわけではない。
いや、本当に夜半なのかも知れないが、陽の光の届かぬ地の果てでは、正確な時刻を知る事など出来ぬため、一行は疲れを感じるまで歩き続け、そして休息と仮眠を取る事を繰り返していた。
今から挑む相手は、魔界の王者たる強敵で。
成りゆきとは言え、世界に平和を導くために戦っている。
「思えば、人はあまり経験しないような事をたくさん経験して来たわね……」
闇の中での微かに囁いた瞬間、フローラの指に大きな指先が触れる。ティルさん、と瞳を見開くフローラに、青年の瞳は静かに彼女の姿をとらえた。
「辛い思いばかりさせて、悪かったと思ってるよ……。君からごく当たり前の幸せな人生を奪ってしまったようで、本当に悪い事をした…………」
その言葉にフローラは首を振るう。結婚した直後は慣れぬ旅と戦闘と、そして妊娠のための身体の不調に苦しみ、生まれたばかりのわが子とも引き裂かれ、十年もの年月を石にされて身動きも取れず、子供達の成長も見守れずにいた。それでも。
「私は幸せよ、ティルさん」
その言葉に、偽りなどない。運命のあの日、ティルが差し伸べてくれた手を取った瞬間から、フローラを取り巻く世界は一変して波乱万丈なものと化したが、それは決して不幸な事などではなく、むしろ。
「あのままサラボナから出る事がなければ、きっと一生体験出来ない事ばかりですもの。辛い事もあったかもしれませんけど、それよりもずっと……私、楽しかったわ。あなたと共に歩めて、良かった」
ごく普通の幸せではなかったけれど……むしろ、ごく普通の幸せではないからこそ。きっと他には誰一人として味わえない程の目まぐるしい日々と、新たに開けて行く未来とはとても輝いているようにも見える。
「普通の幸せな人生も素敵だけど、普通じゃない幸せな人生はもっと素敵だわ」
普通の人生にはない、楽しい日々だったから―。
今は、普通ではなかった日々が、とても大切な宝物でもある。
END.


568:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 00:25:03.59 DuCR9+Z4O
ss乙!
やっぱり乙女なフローラは良いなぁ。

569:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 00:25:09.35 4QCtfGRV0
あのーフローラファンさんがビアンカスレ荒すんですけど引き取ってもらえませんか?

570:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 00:29:22.51 KQytHG1h0
<<フローラの良いところ>>

①か弱い女ぶってぶりっているけど意外と恐妻なところ
②影で家族への愚痴を言うところ
③結婚後、健気で純白な正妻ぶろうとするところ(男好きのヤリマンビッチに関わらず)


571:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 00:32:32.69 DuCR9+Z4O
>>269
荒らしは同士では無いので煮るなり
焼くなり好きにして結構です。
萌えスレを荒らす筋違いはν速厨でしょう。
それより折角遊びに来ていただいのだから何かネタを置いていってください。



572:井戸魔神F
11/08/13 00:35:12.84 6m3XXOck0
>>570
向こうにもいたなお前!

≪フローラの良いところ≫

①イオナズン
②ベホイミ
③義援金
④水の羽衣
⑤神秘の鎧

573:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 00:36:36.88 DuCR9+Z4O
>>570
ID KQytHG1h0は荒らしということで通報しました。

574:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 02:45:04.74 DuCR9+Z4O
純白の花嫁フローラ萌え♪
そういえば白戦士さん、そろそろ投下しないかなぁ‥

575:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 09:02:33.85 ceF7NROl0
おいおい、フローラといえばドラゴンスレイヤー英雄伝説2のヒロインで
箱入り娘の萌え萌えお嬢様なのに様々な武具を着こなしては
主人公のアトラス王子をはじめとする仲間たちと共に
最前線で魔物の大群を相手に戦い抜いた英雄の一人じゃないか。

576:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/13 09:10:49.40 XjrqxdW90
フローラ好きだよ。性格も容姿も
当時小学生だったけど、フローラとビアンカどっちにするかすごく悩んだ思い出がある
結局どっちも試した

577:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/14 02:07:32.37 nqqaT9iYO
フローラは俺の嫁。
それで全て解決!

578:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/14 19:18:24.67 ergzLagg0
>>574
主人公ネクストも見たい
白戦士は次の昼ドラの内容次第なんじゃない?

579:は井戸N
11/08/14 21:21:39.94 Y0XVsM7y0
風呂オーラ

580:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/15 20:51:15.89 S5kw4ihtO
フローラは完全にお嬢様なのがかわいいです~初めてのプレイから純粋な好みからフローラを選んだのも、いい思い出である。
(今もフローラ一択)

581:井戸魔神F
11/08/15 21:39:54.47 v4CMwlRi0
いたストは黒歴史

582:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/15 23:28:18.02 kEUXT+fK0
いたストフローラいいだろ
本編フローラの方はぶりぶり媚びつつもスライムを馬鹿にした後に慌てて誤魔化したり
突然キエーと雄叫びあげたりじいさんに辛辣な言葉浴びせたりアンディと主人公を股かけしたり
親に当たり前のように贔屓されながら実姉スルーでそのくせ影で親の愚痴言ったり
主人公に偉そうな説教や実家の影をちらつかせて脅したりとたまに腹黒本性見せてきて怖い
いたストくらい分かりやすく突き抜けているのは裏表ない感じで逆に好印象

583:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/16 00:37:51.42 lJ8eDUV1O
さり気なく本編のフローラを叩いてる馬鹿嵐はスルーして‥

本命フローラに声をかけると、
「私は守ってもらうことしかできない女ですのよ。それでもいいの?」
やべーかわいいー!フローラかわいいーーー!!
そこで「はい」と答えても、もう一度「本当にいいの?」って言われます。
ああ…不安なんだね、フローラ。
だって主人公と知り合ってまだ少し。お互いのこともよく知らないのに…
自分も主人公がいなければ幼馴染のアンディと結婚していただろうことを考えると幼馴染ってのは最強の伏兵。
これで不安に思わないほうがどうかしてます。

でもそこを情熱を持って何度も説き伏せて、フローラに結婚を承諾してもらいます。
さ、フローラとの結婚が決まりました。
「そうと決まったらすぐに準備をしないと!」
と、用意に連れて行かれるフローラ。
「私も手伝います」と気配りのビアンカ。
女の子はこういう気配りをしたらポイント高いのか…。ちょっと勉強になった。
決まったら即結婚です。

584:通りすがりの白戦士
11/08/16 13:52:16.39 gscED9QAO
これはあくまで一個人の意見ね。

本編におけるフローラは公式ではビアンカが嫁になるのも相まって、魅力を表現しきれていないと思う。
お金持ちのお嬢様だけど芯は強く、優しい性格なだけにもったいない。
もしFFやファイアーエムブレムみたいな他ゲーム、昼ドラやスイーツ向けドラマならもっと魅力を出し切れて、アンチも減ったかもしれん。
アンディもイケメンなのに扱い悪いしね。
主人公の嫁にするにしても主人公との接点や好きになっていく心情を増やして欲しかったなあ。

585:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/16 19:10:07.85 lJ8eDUV1O
正直言って公式とか掲示板での嫁論争とか
全く興味が無い。
萌えとかキャラクターのファンに成るとかは、個人の主観であって自分の場合、公式や掲示板でのレスでは無いということだ。
だからして“公式では”とか“アンチ”がとかのレスは自分からしたら「はあ?」と言うしかない。

まあ。萌えレス以外は(アンチ以外のウンチクも)自分からしたら雑音に過ぎない。

フローラに萌えるから萌えると言う。ただそれだけの事である。



586:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/16 23:23:13.70 UCWuypmR0
私は守ってもらう事しかできない女だってフローラの計算高さがよーく出てたよねw
主人公怒鳴りつけたりきつい事言ったり強力魔法どんどんぶっ放す女のどこが守られる事しかできないのか…。
本当にか弱い女性なら自分から守られる事しかできないなんてぶりぶりアピールはまずしてこないしな。
だいたいフローラが本当にビアンカの事を気遣っているのなら大勢の前でビアンカの気持ちをばらした上で
自分の気持ちは曖昧なまま選ばれた普通に結婚したりなんてできる訳がない。
自分は主人公とアンディどっちが好きなのかも示さないまま他人の気持ちをばらして
選択前には私は守られる事しかできないのとか弱い女アピールで庇護欲を刺激し
自分が選ばれたら気持ちがばれた上でふられるビアンカの事なんて全く気にする事もなく普通に主人公と結婚、
選ばれなかったら選ばれなかったで最初からアンディが好きだったのという顔してあっさりアンディと結婚。
これがフローラが計算高いずるい女と言われる所以。
DSでは主人公に自分から好きだとはっきり告白した姉をガン無視というのも加わる。
自分だけちゃっかりキープがいて別に選ばれなくても父が強引に開いたイベントだしで済むポジション。
大体ビアンカを嫁候補にという申し出をルドマンがあっさり承諾したところから
強引そうに見えて実は話をちゃんと聞くというのが分かるのに
無茶苦茶なイベントも口ではいやいや言いながら結局はその流れに便乗。
影で父が強引で困ると都合の悪い事は全部父親のせい、姉が差別されていても気にも留めなかったり
傷ついている老人には大事なものを持って油断していたのが悪いと余計追い詰めるような事を言っている辺りからも
フローラには本当の慈悲なんてものはなく絶対自分は損をしない役回りにつきながら
いかにして自分1人が美味しい想いをするかを常に計算しているようなカマトト腹黒女という事が分かる。


587:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/16 23:34:24.37 gFlPzFB50
フローラ萌え まで読んだ。

テルパドールあたりで聞ける「旅をしてしばらく経つのに
いまだにあなたにドキドキする」みたいなセリフが好きだ。

588:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/16 23:38:54.84 lJ8eDUV1O
>>586
ID:UCWuypmR0は荒らしという事で通報しました。

589:井戸魔神F
11/08/17 00:45:51.88 Ws7Hu1I60
>>586
ID:UCWuypmR0はスルーされたくなければ長くても10行以内にした方がいいぜ!

590:井戸魔神F
11/08/17 00:47:01.54 Ws7Hu1I60
>>586
ID:UCWuypmR0は↓なら荒らしどころか歓迎されると思うぜ!


スレリンク(ff板)l50

591:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/17 06:26:19.42 9e6ss5mAO
フローラ萌を語りましょう!フローラの良妻賢母ぶりには、ほのぼのします。


592:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/17 20:39:20.43 9e6ss5mAO
フローラです!
容姿がまず主人公とお似合いだし、
一歩引いた感じが可愛いし……とにかくフローラです!
初プレイしてから10年以上経ちますがフローラ一筋です!
嫁にするならやっぱりお嬢様。
良妻賢母型の「おしとやか」なイメージ ...... 清楚で良い♪

593:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/18 00:31:09.95 e04b2jHMO
最初に一言。
「住み分けをしろ!」

フローラの真骨頂は結婚してからだな。
朝起きて
「おはようございます。あなた…」
って美人妻から笑顔で言われたらと思うと…‥

ゲホンゲホン。
独身者にはこの良さが分からないかもしれないが‥…



594:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 08:35:37.46 Pqi53aBGO
いつまでも主人公に「ときめいている」フローラに自分はときめきます。

595:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 15:13:10.61 3z2nNyk80
こんなスレあったんだ…!
フローラは普段しとやかなのに影でこっそり踊ったり、照れながらお茶目なこと言ったりするからかわいい

596:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/19 23:48:06.62 Pqi53aBGO
フローラ、ステキじゃないか。お嬢様だけど、我が強いわけでもなく、楚々として万事控えめで、大事に育てられてきたであろうに、主人公のためなら一緒に危険な旅に旅立てくれる、いや、もうロマンだし、かわいいー。

597:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/20 00:26:08.84 dcU9FmIXO
深窓の令嬢 といいますと白いワンピースでピアノを引いているという…
絵に描いたようにフローラのイメージにぴったり。
そんな箱入り娘が愛する主人公の為に危険な冒険をするという…
もう‥ねぇ‥それだけでも‥萌えるしかないというか‥‥



598:井戸魔神F
11/08/20 20:24:33.38 3DAwbB2K0
嫁がフローラだと親子イオナズンが可能!

599:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 07:10:18.65 rhiBabaFO
もう14年前か。少し時期を遅れてDQ5を始めたのは。
周りは全員ビアンカを選んでいた。
当時は何か、無言の圧力があった気がする。
それでも自分はフローラを選んだ。理由はよく覚えていない。
単に周りと同じが嫌だったのか、それともお嬢様キャラが好きだったのか。
ただ「攻略に有利だから」は絶対無い。
当時は情報が手に入らない環境だったし、他の人のプレイを観ても髪の毛が金色だったし…
イブールを張り倒して、フローラを取り戻した時は格別だった。
その後、子供たちに絵本を読んできかせる彼女の姿を妄想したものだ。
ラスボス戦では、娘とのダブルイオナズン(山彦含めてトリプルイオナズン)で
大活躍したことを覚えている。息子? ……確か活躍してたかな?



600:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 07:45:47.02 mzjmge3q0
嫁娘のダブルイオナズンいいよな
この二人がパーティ入ってると大抵の雑魚戦が一瞬で終わるw

601:井戸魔神F
11/08/21 09:45:18.71 46Mn0IVt0
>>599
ザオリク係

602:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/21 21:44:23.34 Jl5kRVlBO
フローラは会話がエロ可愛くて好きだ。


603:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/22 05:40:58.27 kVkhRUIvO
何周も何周もひたすらフローラと式を挙げた(その前に必ず親父に告白)。
男のゲームである。いろんな意味で。ゲーム中のセリフにもあったが、女はその夫によって人生が変わってしまう面が大きい。
それでもなおフローラが「あなたと結婚して本当によかったと思ってる」といわせるだけ、女にほれられる主人公はとてつもなくすごい男だと思う。



604:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 18:26:38.72 ZCy+Wg15O
FFⅣおいて、悪役であったゴルベーザが月の民のフースーヤと協力して「W(ダブル)メテオ」という大技を繰り出す印象深いシーンが記憶に残る。
次リメイクが有るなら同じ会社だしFFの良い点は真似して欲しい。(イベント技でも良いからフローラ編の特典として)フローラと王女なら、さしずめtwinイオナズンか?…
ゲマ戦とか燃える展開に成るのでは?

王女「ハアハア‥‥‥お母様。あれを使うわ」
フローラ「ええ‥良くってよ」
ゲマ「ホホホホ‥何を無駄な事を‥‥」
主人公「フ、フローラ!?」
フローラ・王女「「twinイオナズン!!!」」

ゲマ「な、な、なに!?イオナズンの同時攻撃-ーィッ!!!」



605:井戸魔神F
11/08/23 19:40:16.39 B5Stsvi80
>>604
ゲマってイオ系耐性なかった?

606:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/23 21:36:30.03 ZCy+Wg15O
>>605
釣られてやるよ。
ゲマ(2回目)
ステータス
HP
4000
MP

攻撃力
305
守備力
245
素早さ
75
行動
通常攻撃、メラゾーマ、はげしいほのお、かがやくいき、やけつくいき
耐性
弱点
マホトラ系
やや有効
メラ系、ギラ系、イオ系、デイン系、炎系
無効
その他ほぼ全部
メタル系と違って無効に成る訳ではない。
FFⅣの(ダブル)メテオも耐性無視のイベント技で9999のダメージだったはず。
フローラと王女のtwinイオナズンも呪文の同時発動による効果で攻撃呪文耐性無視の大ダメージとか理屈は後からつける事は可能。


607:井戸魔神F
11/08/23 21:39:18.87 B5Stsvi80
>>606
ありがとう!

608:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/24 02:01:42.10 DF/aegOfO
ダブルイオナズンも良いけど。
某ダイの冒険では無いがフローラ=メラゾーマ。王女=マヒャドでメドローアも良い。
どちらにしても勇者の価値が薄いⅤではミナディンより青髪ファミリーアタックの方が相応しい。
他のシリーズと違って人間キャラのメインは家族だし連携攻撃呪文とかは入れて欲しいよなぁ…(家族の連携攻撃でマダンテ発動とか…)
主人公「さあ!僕達家族の絆をみせる時だ」
フローラ「ファミリーアタックよ」
王子&王女「「はい」」

ゲマ「ホホホホ‥忌々しい勇者の一族ですねぇ」
後やはりラスボスはフリーザ‥いやゲマ様の方が相応しいと思う。

609:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/25 20:52:37.19 C3p0oWReO
ラスボス戦で一人生き残ったとき、メラゾーマ連発でボス撃破してから完全に惚れました ...
じゃなくて、可愛いから。
ステータスとかそんなものはどうでもいいですホントに。
Bボタンでフローラと会話するのが楽しくて仕方ない。
しとやかさの中に時折見せる芯の強さと可愛らしさにメロメロになった。後で他の嫁でもプレイしたが、大神殿での石像姿を見て胸がかきむしられるような思いをしたのはフローラだけ。愛してる~!


610:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/25 20:53:06.77 C3p0oWReO
ラスボス戦で一人生き残ったとき、メラゾーマ連発でボス撃破してから完全に惚れた ...
じゃなくて、可愛いから。
ステータスとかそんなものはどうでもいいホントに。
Bボタンでフローラと会話するのが楽しくて仕方ない。
しとやかさの中に時折見せる芯の強さと可愛らしさにメロメロになった。後で他の嫁でもプレイしたが、大神殿での石像姿を見て胸がかきむしられるような思いをしたのはフローラだけ。愛してる~!


611:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/26 18:12:51.99 OKuG1XH/O
あーあ、ワロタw

612:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/29 21:24:43.01 F8UvfcR1O
ヤバい、フローラ可愛い。お風呂入ったらせっかくだから私も…のあと、

「あーっ! 気持ちいいですわー!」

なんかすごい面白い。可愛い上に面白いとか最高だな

613:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/29 22:09:47.82 N305jzgLO
やっと回復したか……
結局フローラしか選べないナイスな自分自身に対してワロタw


614:井戸魔神F ◆Tny1JrNujM
11/08/30 20:46:39.38 +2JpcVje0
風呂於裸

615:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/30 22:43:11.20 v8eQCLTEO
3人の嫁の中で一番会話が面白い。

616:■青
11/08/30 22:45:34.44 UnmS1KvHO
明るい日射しが照りつける午後、馬車の中で休息を取るグトラスは掛け布の中、うとうとと眠りに落ちているようである。
その様子にフローラはうっとりと目を細めていた。
彼が、彼女を結婚相手にと選んだのはつい数日前の事である。富豪の一人娘として育ったフローラが、旅人であるグトラスに共について行く事を決めたのは結婚式の夜の事で、その翌日から二人は
仲間達と旅を続けている。
旅慣れないフローラをかばうグトラスは余計に体力を消耗するのだろう、それはフローラにも伺え、グトラスの負担を増やすばかりの己がもどかしくもある。
一方で普段は口数少なく、無愛想でどこか冷たい印象のあるグトラスのさりげない優しさは、フローラの胸を暖かく満たして行くのであった。
??愛しい……。
グトラスとは出逢って間もない。だが目が合った瞬間から不思議なまでに懐かしく、心が動かされてならなかった。一目惚れと呼ぶのだろう、その恋が叶うなどとはフローラは夢にも思わなかった。
だが、今は現実に彼はすぐそばで無防備に眠っている。初めて覚えた恋心、ただグトラスを想うだけでも幸せで、彼が大切に扱ってくれている事を実感するたびに幸せで、こうして共に生きていけ
る事が……何事にも変え難い幸せである。
暖かな幸せに満ちたフローラがまどろむグトラスに触れた時、野生動物の如くに鋭敏な彼は瞬時に身を起こした。
フローラはグトラスの眠りを妨げてしまった事を微かに後悔し、そして異変を察知し素早く覚醒する彼の身のこなしには、片思いの相手を眺めている少女のような羨望すらも覚え、胸が高鳴る。
寝ぼけ眼のグトラスは、普段の彼の鋭さとは打って変わって少年の如くにあどけなく瞳をもたげてはフローラの心にさらなる揺さぶりをかける。淡い青を基調とした柔らかな布地の上で瞬き、見つめるフローラの姿に安堵したかのように再び瞳を細めた。
「………………夢を、見ていた」
独り言のように呟くグトラスの髪に、フローラの白い指先が踊る。無意識のそれは、グトラスがあまりに愛おしく……一瞬あまりにも危うく見えたせいか?
「フローラが、俺をずっと抱きしめていてくれた……フローラに、包まれているみたいだった」
独り言のように言葉を紡ぎながら、グトラスは髪に触れていたフローラの指先を強く掴む。
彼の行動は予測の出来ない事であった。どちらかと言わずともそっけない印象で、グトラスの方からフローラに寄り添う事はほとんどないのだから

617:■青
11/08/30 22:47:24.62 UnmS1KvHO
驚きを隠せない。ただしそれ以上にグトラスに望まれる事が嬉しくもあるのだが。
「俺はずっと、フローラを探していたんだと思う。青い空、青い海を見ていると気持ちが落ち着くように、フローラを見ていると安心する……フローラの姿が見えないと不安で仕方がない」
グトラスが弱音を吐く姿は、見た事がない。常に張り詰めた様子の彼は、過酷な境遇に切ないまでに真正面に立ち向かえる程に強く、それがフローラの気持ちをさらに惹き付けずにいられない。
壊れてしまいそうな程に、危うくて。
「これで寝ていると、いつもフローラがそばにいてくれるように感じる……」
呟くグトラスは、柔らかな薄青の布地にくるまる。そう言われてみれば、フローラの見る限りでは彼は眠りにつく時にはいつ
もそれに包まれている。
「でも、フローラと出逢う前から青い色が好きだった。きっとずっとフローラを探してた……」
心地よさそうに瞳を閉ざすグトラスに、フローラも彼の指を強く握り返した。フローラ自身は、青みがかった不可思議な髪の色をあまり好きではなかった。しかしグトラスにそう言われると、他に見かけないその色合いであることが嬉しくさえ思え…
…自然と柔らかな微笑みを浮かべた。
「やっと出逢えた……もう、探さないで済むのか………?」
「ええ。私は、ずっとあなたのそばにいますわ。グトラスさんの事、愛してますもの」
グトラスの頬に唇を寄せ、小さく笑う。彼に抱き寄せられ……この上ない幸せに、フローラも瞳を閉ざした。
引き裂かれる運命を、まだ知らずに。
END.

618:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/08/31 02:04:49.08 PHd3FOY4O
ss乙主フロ最高!

619:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/01 06:27:40.05 t4Lja8+wO
主フロの場合色々脳内設定出来るのが良いな。

620:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/02 07:10:57.06 AyqFSNP+O
白薔薇の花言葉は、「尊敬・純潔・約束を守る・私はあなたにふさわしい」
理想の花嫁フローラに相応しい。


621:井戸魔神F ◆Tny1JrNujM
11/09/02 22:47:02.84 icqKdYmq0
キレイなバラにはイオナズンがあるのさ!

622:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/03 00:52:03.10 rlf/Kk+DO
セーブデーターが全部フローラなのは俺様だけだろう。

623:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/03 10:10:34.94 MP7uoFCh0
>>622
残念おれもセーブデータ全部フローラだ

624:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/04 02:47:40.48 CmkIzJI5O
甘いな‥
初回SFC版から今の今まで自分はフローラしか選択したことがない!(他嫁は一回も無い!キッパリ)
次は他の嫁でプレイをと想ったりするのだが‥
どうしてもフローラに成ってしまうんだよなぁ‥‥


625:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/05 00:17:24.79 fjeoylnG0
主人公は自分なんだから好きな娘(フローラ)を選ぶのが当たり前だろ
ほかの娘には恋心がわかないんだよな・・・

626:通りすがりの白戦士
11/09/05 13:09:05.19 uZA4OpoYO
遅ればせながら、SSお疲れさん。
何か運命的なものを感じるね。
次のリメイクでは、石化回避ルートでも 作ってもらいたいなあ。

627:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/05 19:43:45.07 0VMduWyxO
>>626
少しは時間出来た?
そろそろ何か投下してよ。母娘イオナズンネタが前レスで有ったから出来ればそれで‥‥

アンフロならフローラが修道院に行く前アンディがオロオロする図も面白い。
そしてフローラは密かに港で一度会った主人公のことを胸に秘めていたとかの三角関係、修羅場が妄想出来ればGJだ。


628:通りすがりの白戦士
11/09/05 23:06:39.86 uZA4OpoYO
>>626
長い間待たせてすまんね。

以前書いた「揺れる青髪」ビアンカ視点の修正版でもいいかな?

あと、面白そうなネタありがとさん。
主フロならヒーロー物、アンフロなら↓

主・フロ・アンの場合


主「本当はアンディさんと結婚したかったんじゃないのか…?」
フ「…リュカさん…」
ア「僕は…リュカさんが憎い!良い人なのは分かっている…!でも…、許せないんだ!」


アン・フロ・スーザンの場合


ス(雨の中で包丁持って)「この薄汚い泥棒猫め!あたしのアンディを返せ!」
フ「アンディ…!もう離れていたくない!」
ア(事故で死んだと思われたり、記憶喪失だったり)「再び出会えた僕達は愛し合わなければならないんだ!」


こんな感じになるかな。

629:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/06 00:16:09.33 g/d3+R3sO
良いんじゃない。
まあ‥アンディは基本的に公式では吟遊詩人風だから、男らしい毅然としたキャラクターでは無く、良く言えば優しく一途、悪く言えば優柔不断で多情多恨的な所が有るキャラじゃないかな。
イメージとしては主人公が戦国武将ならアンディは平安貴族って所か?

後スーザンはゲームではマーニャ風だけどヤンデレキャラにしても良いかもね。
どちらにしてもスレ的には主フロ派が多いはずだから、アンフロメインにするなら、アンディを多少ギャグキャラにしてコメディっぽくしても良いし、
(主人公と会う前とかの話なら主フロ派も文句は言わないだろう。デボラの姉御を登場させるとアンディのキャラを崩しやすい。)
修羅場風にするならフローラや他嫁をsageると、また何かしら湧いてくるかもしれないからアンディやスーザンを使って一触即発から上手く大円団にするか落とし話にしてもいいかも‥‥
どちらにしてもラノベ的なハードな話というより、少しパロディ的なストーリーが良いと思う。

アンディをsageたく無いんだったらフローラの心は実は未だに主人公に有り、アンディがフローラを責めるというより、自分自身の自責の念に押し潰されそうに成るところにスーザン登場も面白いかも。
まあ‥今言った長レスはあくまでも自分の解釈&妄想だから白戦士さんは白戦士の書きたい物を書くのが一番良いと想うよ。



630:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/06 18:29:41.84 frtEWa6u0
アンディってフローラよりもデボラを意識しているかのような発言があるね。
指輪を持ち帰ればデボラも認めてくれるはず、とか。

631:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/06 19:07:26.81 g/d3+R3sO
確かに。
表向きはマドンナのフローラに惚れてる風だが、アンディみたいなMッ気が有る男は内心は小魚の一人だったという事は十分ありえる。
フローラタイプは薄幸病弱で明日をも知れぬ命とかいう演出でも良かった気がする。(結婚を急ぐ理由付けにも成る)
出産も危ぶまれるが、ジャミ戦で勇者の子孫の力が覚醒した時全快とか……
実は自分の脳内演出ではそう成ってる。


632:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/07 20:13:55.91 pkM3aLwlO
フローラと主人公(自分)のラブラブ二人旅でクリアーした。
まあ、レベル上げとかで時間が掛かりプレイ時間がとんでもない事に成ったが‥‥


633:通りすがりの白戦士
11/09/07 21:48:38.86 9GqJYiYCO
ビアンカ「花嫁選びの前日、あたしはリュカと婚約した。一方、フローラさんとアンディさんは教会へ行った。あたし達は2人が気になり、後を追ったわ。」


~眠れない金髪10~

まだルドマン達はたどり着いてない。
教会の職員の説得に手間取っているのだろう。変装した甲斐があったという事だ。
リュカとビアンカはフローラとアンディに見つからないように、念の為にこっそり2階席から入った。
礼拝室には修道服を着たフローラとアンディが話し合っている。
「あの2人も僕達と同じ方法で忍び込んでたんだね。でも、何してるんだろう?」
「ここからじゃ聞こえないわ…。下に降りようよ。」
リュカとビアンカはこっそり下に降り、物陰に隠れて様子を窺った。
「キース♪キ・ス♪キッ・ス~♪ん~ちゅっ♪」
ビアンカは両手を握り締め、小さく振るう。顔は目を閉じてキスする真似をし、恋愛の演劇を見るような感じで喜んでいた。
「神様に見守られての告白かな…?
ロマンチックだな。美男美女の2人にはピッタリだ。」
リュカも2人の様子を安心して見ている。
リュカとビアンカの願望通り、フローラはアンディにキスした。
「キャーっ!!チューしちゃったよリュカ!しかもフローラさんからだよ!?」
ビアンカはいよいよ興奮してきた。リュカは慌ててビアンカの口を押さえる。
「しーっ!静かに。きっと、フローラさんのくすぶってた思いが爆発したんだろうね。
静かに出来るなら、もう少し近くに行ってみる?」
口を押さえられたまま、ビアンカは頷いた。
幸い、フローラとアンディはキスに夢中だったので、気づかれていなかった。
リュカとビアンカが近づく間にも、フローラとアンディのやり取りは続いていた。
しかも、フローラは儀式に使うワインで酔っている。
「身体が渇くのよ…。」
「…あなたの愛でなければ潤わないのよ!!」
「フローラ、神の意志に従うんじゃなかったのか!?」
リュカとビアンカは会話がハッキリ聞こえるギリギリまで近づいた。
フローラが迫り、アンディが動揺しているのが分かる。
「従っているわ。リュカさんに会うのも神の意志なら、
修道院に入る前にアンディを好きになったのも神の意志だわ。」
フローラは帽子、ベール、ウィンプルを外し、まとめていた髪も解く。
美しい青髪が風に舞う様に、フワッと降りた。
「すっごい理屈ね…。お嬢様の考える事って庶民には分からないわ…。」


634:通りすがりの白戦士
11/09/07 21:49:34.74 9GqJYiYCO
~眠れない金髪11~
「ああ…。しかし、何故か説得力はある。アンディさんへの思いがそうさせるのだろう。」
リュカとビアンカは見つからないように注意しつつも、完全に見とれていた。

「何故なんだ…?分からないよ。」

「アンディく~ん、それはまだ君がお子ちゃまだからよ~。」
「…アンディさんって、君と同じ21じゃなかったっけ…?」
「ほほほ。リュカく~ん、女の子の心はみんな男の子より年上なのよ~♪」
「はいはい…。」
ビアンカはすっかり楽しんでいる。
「私も罰を恐れない!私にとっては、好きな人と一緒になれない方が罰なのよ!」
「フローラ…!」
アンディはフローラを抱き締めた。
「主よ、今から私達は自分の信じた道を歩みます。
それが悪というのなら、いかなる罰も受け入れます。」
フローラは祭壇に祀られている女神像に決意した。その瞳は強く輝いている。

「ちょっとやだ、カッコいいわフローラさん…。
大人しそうな顔して、意外とやるわね。」
「これでもう安心だな。ただ、駆け落ちするなら2人で止めよう。」
「そうね。明日、あたし達が事情を話せば済む事だしね。」
リュカは満足していた。自分がした事で、小さな幸せを守れた事を。もし、ルドマン達が今の場面を見ても、堂々と2人の味方が出来る。
いや、是非見せたい!身分を越えた愛はこんなにも素晴らしい物だと!
リュカは確信し、ビアンカを優しく抱き締め、目を閉じた。
修道服の上からでも、ビアンカの優しい香りと温もりが伝わる。
リュカはフローラとアンディの愛と共に、それらに浸っていた。
「ちょ…、まさか、やだこんな所で…!」
だが、ビアンカは慌てて動揺した。顔は赤く染まりつつある。
「いいじゃないか…。僕達も幸せをお裾分けしてもらおう。」
リュカは目を閉じたまま更に抱き締める。
「馬鹿馬鹿、何言ってんのよ。あれ、あれ!ちゃんと見てよ!」
リュカが目を開き、ビアンカを抱く手を緩めると、リュカとビアンカには信じられない光景が展開されていた。
フローラがアンディの上着を脱がし終え、ゆっくりと床に落とした。
「抱いて、アンディ…。」
「ああ。フローラ、僕達は一緒に神の試練を乗り越えなければいけないんだ!」
アンディもフローラの上着のファスナーをゆっくり下ろす。
白く美しい肌が肩から徐々に現れ、アンディの肌に吸い寄せられていった。
「しまった…!こうなる事は予想出来たはずだ…!」


635:通りすがりの白戦士
11/09/07 21:50:57.23 9GqJYiYCO
~眠れない金髪12~
リュカの満足気な表情は先程とは打って変わり、苦痛とも言える後悔に満ちていた。
「どうしたの?そりゃあ、あたしもビックリしてるけど…、大丈夫よ。
女友達とラヴシーンがいっぱい出る演劇だって何回も見に行った事あるし…。」
ビアンカは悔しさで動揺するリュカをそっとなだめた。
「違うんだ。もっと酷い事が起こるから…、止めなきゃ。今ならまだ間に合う!」
リュカは身を乗り出そうとした。

既にフローラとアンディはお互いの全てを晒している。

「ちょっとリュカ、何で止めるのよ!?」
ビアンカはリュカの腕を掴んだ。太く力強い腕をビアンカは細腕で精一杯しがみつく。そうでもしないとビアンカは弾き飛ばされそうだったからだ。
「こんな所をルドマンさん達に見せる訳にはいかない…!」ビアンカはハッとした。確かに先回りしたとは言え、いつルドマン達が入って来てもおかしくはない。
溺愛した愛娘が自分が認めていない男に奪われ、その愛しき身体を目前に晒され、火照らされる。
しかも、サラボナで最も神聖な場所でだ。
ビアンカは花嫁の父親の気持ちは分からない。しかし、女友達が結婚した後、その友達の父親が哀愁を漂わせる場面を何度も見てはいた。
きっと、家族の絆を引き裂かれたり、擬似的な恋人を奪われたとかなのだろう。ビアンカはそう解釈していた。
しかし、ビアンカはしばらく考えた後、リュカの手を握り締めた。
「見てもらうのよ、ルドマンさんに。
そしてここで起きた全ての光景をリュカに見て考えてもらいたいの!」
リュカの身体に衝撃が走る。
「な…、ビアンカ!自分が何を言ってるのか分かってるのか!?
これは、君が好きな恋愛のお芝居じゃないんだぞ!?」
リュカはビアンカの両肩を掴み、力強く揺する。
「違うの…、離してよ!」
ビアンカはリュカの両腕を振り払った。「君はあの2人の行為に興奮してるだけだ。正気じゃない!どうかしてる!」
ビアンカはリュカをキツく睨んだ。

636:通りすがりの白戦士
11/09/07 21:53:52.60 9GqJYiYCO
~眠れない金髪13~

リュカはビアンカが怒った表情は何度か見ていた。
しかしそれは、幼なじみとしてのじゃれあいみたいなものだった。
今のビアンカは本気である。
「あなたって本当に子供なのね…!あなただけじゃない、ルドマンさんもだわ。」
「こんな時に何を…」
今のリュカにはビアンカの真意が分からなかった。

しかし、その間にも目前の愛の営みは続く。

「ごめん!」
リュカはビアンカを突き飛ばした。ビアンカは崩れ落ちたが、必死にリュカの脚にしがみつく。
「駄目、駄目よリュカ!!」
「離せビアンカ!誰も傷つけちゃいけないんだ…!!」
リュカも必死で振り解こうとする。
「嫌ーっ!リュカにもルドマンさんにも分かって欲しいのよー!!」
ビアンカはリュカの両脚を引っ張り、床に倒した。
「止めなきゃ、こうなったのも僕の責任なんだ…!」
リュカはそれでも力強く起き上がり、ビアンカを払った。
「ああ…、やめてリュカ、お願いだから、あの2人を止めないで…」
ビアンカは必死に手を伸ばしてリュカに懇願するが、先程の大立ち回りで、力を使い果たしてしまっていた。
指先すらリュカに触れず、虚しく空を切った。

だが、礼拝室の正面の扉は開かれた。

「…!」
「…!あ、ああ…!」
ビアンカは安堵し、リュカは目の前が真っ暗になった。

「お、恐れていた事が…!!」
ルドマンは絶望して膝を床に着き、
「フローラ、あなたって娘はそんなにアンディさんと一緒になりたかったのね…!!」
ルドマンの妻であるシャルロットは半ば感動して立ち尽くしていた。
「ふん、焼けぼっくいに火がついたか…。まあ、フローラと小海老にしては上出来ね。」
デボラは両親の後ろで微笑み、冷静に妹達を見つめていた。
「アンディ、好きよ!」
「フローラ、もう離さない!」
それぞれの思いが交錯する中、フローラとアンディは愛し合っていた。

「許さん!ワシは認めんぞ!こんな馬鹿げた事を!あんな頼り無い男に娘を奪われて」
扉が大きく開かれようとした。

「まさか、入ってくるの…!?そりゃそうね。あんなに可愛がってた娘が、自分が唯一認めたリュカ以外の男に寝取られるなんて、最大の陵辱よね。」
ビアンカはリュカを抱えたまま扉の方を見ている。リュカはもう逃げられなかった。
愛し合う男女の光景、ルドマンへの懺悔、ビアンカの強い意志、それら全てがリュカを圧倒して動けなくしていた。呼吸も荒くなる。


637:通りすがりの白戦士
11/09/07 21:56:07.59 9GqJYiYCO
~眠れない金髪14~

「ルドマンさんは罰を受けなければならないわ。
娘の幸せという偽りの正義の名の下に行った非道に対して。」
「確かに、ルドマンさんはやり過ぎた所もある。でも、これは」
ビアンカの顔に涙が溢れた。
「自分が傷つくのが嫌なら、人を巻き込まないでよ…!半端な覚悟で幸せにしようとしないで…!!」
ビアンカは右腕を離した。
「! メラの魔法!何をする気だ!?」
右腕が赤く光り、
今にも炎が飛び出そうな感じだ。
「フローラさん達の愛を邪魔するなら、あたしが許さない…!…大丈夫。少し驚かすだけよ。」
ビアンカはルドマンが出るのを待った。
しかし、扉からは誰も出て来ない。
ビアンカが注視すると、デボラが身体を張って父を止めるのが見えた。

「2人の邪魔をするのはパパでも許さないよ。黙って最後まで見な!」
デボラの腕が黄色く光る。
「デボラ、何故…!?」
ルドマンは娘の怒りに圧倒され、床に座り込んだ。

ルドマン達の会話はビアンカには聞こえなかったが、デボラがルドマンを止めたのは理解出来た。
「ギラ…!デボラさんも考える事は同じね。」
「…あなた。私もまだ心臓が高鳴ってますわ。夢でも見てるみたい。
でもね、今まで達の為に優しくしてくれて我慢してきた娘が命懸けで愛しあってるのよ。
今度は私達が応援してあげるのが親の役目ではないのかしら?」
シャルロットはルドマンをそっと包んだ。
「おしまいだ…!リュカ君に何て詫びればいいんだ~!」
ルドマンは子供のように泣き出した。

「あんなに泣くなんて…。本当に恋人を取られたみたいな感じね。
さあ、泣きなさい。もっともがいて、もがいて苦しむのよ!
フローラさんとアンディさんが受けた苦痛をあなたの絶望で洗い流しなさい!!」
ビアンカはリュカを離し、メラも消した。
「ビアンカ…!?」
「…でもね、その痛みを理解した時、あなたは初めて本当の父親になれるのよ。
辛さを知った人間は本当の意味で優しくなれるから。」
ビアンカは泣いていた。正義の為とは言え心が痛んでいる。

アンディが仰向けになり、フローラは彼の上に乗る。
窓から差す月明かりに照らされたフローラは、女神像の様な美しさを 魅せていた。
「綺麗…。あの娘が女神様みたい。背中から翼が生えてるのが見えそうね。」
「ねえママ、あの娘ったら、あんな顔するんだ…。
あんな嬉しそうな顔、あたし初めて見たわ。」

638:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/08 06:04:19.62 DutgyLvWO
久々の投下乙!

639:通りすがりの白戦士
11/09/08 07:19:46.31 9VH5Bk8dO
~眠れない金髪15~

デボラとシャルロットはすっかり魅入っていた。
「そうね。私も見た事がないわ。ほら、あなたも御覧なさいな。」
ルドマンは渋々見上げた。
2人の愛は頂点に達し、余韻を楽しんでいた。
聖水で喉を潤し、互いの修道服で身をくるんで寄せ合った。
「今頃、子供みたいに笑いおって…。」
ルドマンはもう怒る気力は失せ、哀愁さえ感じられた。
「パパがフローラを愛してるのはあたしも、あの娘も知ってるよ。でも、あの娘はパパを嫌ったわけじゃないからね。」
「知っていたのか…。ワシがフローラの事を…。」
「あたしとフローラが拾わたのもね。パパは親としての愛情から男としての愛に変わっていったのよ。」
「もう、いいのよ。私も知っていたわ。」
シャルロットはデボラを制止しようとしたが、振り払われた。
「あの娘は言ってたよ。
私がアンディと結婚したら、お父様は苦しむでしょう。でも、本当の愛情に気付いて、お母様とデボラ姉様を愛してくれるわ。お父様の愛は家族みんなの宝物なのよ。ってね。」
ルドマンの瞳は再び涙で濡れた。
「フローラ…すまない。やっぱり、お前は優しい娘だ。」


ビアンカはルドマンが何かを悟った様だと感じた。


シャルロットもデボラもルドマンを制止するというよりは、
まるで娘を嫁に出したばかりの夫や父親を子供の様にあやす感じにも見えた。
「…ちょっと、やり過ぎたかな…。…ううん、これで良かったのよ。」
ビアンカはリュカを見た。フローラ達の愛し合う様が終わり、ビアンカの気迫も消えた。
しかし、ルドマンへの懺悔は残っており、リュカは苦しんだままだった。
時々、嗚咽も漏れる。
ビアンカはリュカを優しく包んだ。
「ごめんね、リュカ。でもね、見てちょうだい。」
しかし、リュカは見ようともせず、むしろ顔を背けた。
「もういい!これ以上僕に何をしろって言うんだ!?」
「リュカ…。」
「確かに僕は、あの2人には幸せになってもらいたい。
でも、ルドマンさんも傷つけてまでとは思ってない。
なのに君は何て事をしてくれたんだ!」
「でも、それは…」
「これで満足か!?恋愛演劇の延長で良い事をしたつもりなのか!?だいたい、昔から君は」
その瞬間、ビアンカはリュカの頬を叩き、後ろの襟首を掴んだ。
ビアンカは泣いていた。
「ビアンカ…」
リュカはハッと我に帰った。
「いいから見てよ…」
「ああ…」

640:通りすがりの白戦士
11/09/08 08:07:41.20 9VH5Bk8dO
~眠れない金髪16~

リュカは恐る恐る顔を上げた。


フローラとアンディは愛の余韻に浸っていた。
ただじっと目を閉じ、互いの腕を組んで肩を寄せ合っている。
やがて、子供の様な笑顔で語り合った。
子供の頃に一緒に遊んだ事、将来の事等、取るに足らない内容だが、
見ているリュカまで幸せになれそうな感じが溢れていた。
「ねえアンディ、やっぱり駆け落ちは最後の手段にしましょう。
私、お父様とは話せばきっと分かって下さると思うのよ。」
やがてフローラとアンディは着替え始めた。
「知っているよ。小さい頃に家に招待されたのは今でも覚えているんだ…。」
「私も覚えているわ。私の誕生日は特にね!」
2人は再び修道服に着替え終えた。
「おじさんは僕にね、
『アンディ君は頼もしいなあ!君はフローラの騎士だな!』
って誉めてくれたんだよね。」
「あの時のお父様はとても素敵だったわ…。
今でこそ、あの様になられたけれど、いつかきっとみんなで笑える日が来るわ。」
「ああ、僕は信じる。血の繋がりなんか関係無い。
君のお父さんは世界一素晴らしいお父さんだ!」
フローラはアンディを抱き締めた。アンディもそっと抱き締める。
先程の熱さはは無いが、優しい想いが2人の周囲を包み込む。
「また…明日ね。」 「うん、また明日。」
2人はそっとキスを交わした。

リュカはもう目を逸らさなかった。むしろ、食い入るように見つめていた。
「何だろう…温かい。さっきまで、あんなに恐れてたのに…。
あれ、怖くないのにまた涙が…。
ねえビアンカ、僕…変になったのかな?」
ビアンカも泣きながらリュカを抱き締めた。
「バカ…。変なわけないじゃない!リュカはね、ちゃんと小さな幸せを守ったんだよ!」
「でも、僕は何も」 「あなたがさせたの!
あなたの優しい気持ちが、あたしを動かしたのよ!
もっと自信と誇りを持ってよ!」
「ビアンカ…。でも僕は小さな幸せを守る為に他の人を犠牲にした…」
リュカはビアンカをそっと引き離した。
「リュカ…。それは…」
「結局、誰かを犠牲にしなくては誰かを幸せに出来ないんだよ。
君の気持ちは分かった。でも、犠牲が大きいか小さいかの違いだけなんだよ。」
確かにそうだった。
ルドマンが傷ついた代わりにフローラとアンディは結ばれた。
逆にルドマンが傷つかない結果、即ちリュカとフローラが結ばれればビアンカやアンディが傷つくのは明白だったからだ。


641:通りすがりの白戦士
11/09/08 08:09:29.19 9VH5Bk8dO
~眠れない金髪17~

「確かに、確かにそうだけど…」
「救命時の命の選択と一緒さ。助かる可能性の命を選ぶ。
それは最良ではあっても絶対的な正しさではない…。」
リュカの涙はもう、止まっていた。
「でも、フローラさんやアンディさんが不幸になるのはもっと酷いわ。」
「君は昔から正直すぎる。
プックルを助けた時も、僕達が犠牲になったからプックルが幸せになれたという事なのかな。」
「そうよ。あたし達が頑張ったからプックルを救えたの。」
「でも、本当は誰にも犠牲になって欲しくない…」
リュカが言いかけると、フローラとアンディが礼拝室の扉へ歩き出す。
リュカとビアンカは慌てて身を潜めた。
「さて、2人に見つからない内にさっさと帰るよ。」
デボラは両親の背中を押した。
ルドマンはよろめきながら立ち上がり、シャルロットは夫の肩を支えた。
しかし、大柄な夫を支えるのにはシャルロットの小柄な身体には荷が重すぎた。
まるで千鳥足の様に、2人はふらつく。
「デボラ、あなたもお父様を支えてちょうだい。」
シャルロットは汗を拭き、デボラに懇願した。
「分かったわ。でも、…子猫と小魚をいぶり出してからね…。」
デボラは扉へ振り向いた。
「え?何ですって?ちょっとデボラ!
ほら、あなたもしっかり立って下さいな!」
「何でもない。大丈夫。すぐに追いかけるわ。」
「もう!さっさとしてね。」
デボラは両親を見送ると、ギラの魔法を唱えた。
「妹の裸を見た代償は高くつくよ。」
炎が空中を走り、リュカとビアンカの目前で閃光を放った。
「きゃっ!」
ビアンカはリュカにしがみつく。
「うっ!」
リュカはビアンカの身体を覆うように抱き、後退りした。
「ギラ!?まさかデボラさん…!?」
ビアンカは魔法が放たれた方を見た。
デボラが扉から半分顔を出して、ニヤッと笑い、すぐに去った。
「まさか、バレてた…?」
リュカはビアンカを抱えたまま脱力して床に座り込んだ。
幸い、怪我は無い。炎も閃光も既に消えていた。いや、それで十分だった。
「…誰…!?」
フローラはアンディの背後に隠れつつも、リュカとビアンカを発見した。
デボラの目的は果たされていたのだ。
「まさか、リュカさん…!?」
アンディはフローラを庇うようにして立っている。
「では、そちらの女性はもしかして…」
フローラはアンディの背後から恐る恐る覗く。
「ええ…。あたしよ。」
ビアンカはゆっくりと顔を上げた。

642:通りすがりの白戦士
11/09/08 08:10:29.22 9VH5Bk8dO
~眠れない金髪18~

ウィンプルで頭を覆われても、雰囲気でフローラは分かった。
「ビアンカさん!?どうして…!」
フローラはビアンカの前に飛び出した。
「すみません!」
「ごめんなさい!」
しばらく沈黙が続いた後、リュカとビアンカは先に謝罪した。
「…まさか、ご覧になられたのですか…?」
フローラは顔を赤らめ、再びアンディの背後から恐る恐る覗く。
「ええ…。」
ビアンカは俯いた。
フローラはアンディの胸に顔を埋め、わなわなと震え始めた。
「あなた達は僕達が愛し合うのを覗きに来たんですか!?
それともルドマンさんから僕達の監視を頼まれたんですか!?」
アンディはフローラを庇うように抱き締める。
その表情は今まで見せた事が無い程、怒りに震えていた。
自分の裸を晒されるのは耐えられても、愛する女性だと話が違う。
まして、普通の人よりも辛い決断をして自分を愛してくれたのだ。
その純粋で崇高な思いを単なる見せ物にしたくないと思うのは当然である。
「僕達の意志で、ここに来ました。
あなた達が駆け落ちするのを防ぐ為に。」
リュカはアンディの怒りの視線からビアンカを庇う様に立つ。
「でも、僕達が駆け落ちするにしても、あなた達には関係ないはずだ!」
「そうよ!酷いわ!私…、初めてだったのに…!!」
フローラは恥ずかしさと悔しさを堪えきれず、ついに涙を溢れさせた。
フローラはアンディとのキスは何度かあったものの、本格的な性交渉は初めてだった。
まして、それを知り合いとは言え他人に見られたのである。
さらに、フローラはまだ19歳である。
その恥ずかしさはかなりのものだった。
アンディも初めてだったが、成人した男性故にフローラよりは動揺は少ない。
しかし、毅然とした態度で怒りに身を震わせていた。
「駆け落ちする必要は無かったんだ。
駆け落ちすれば、ルドマンさんは傷付くし、あなた達も故郷を捨てなければならなくなる。」
「純粋に愛し合ってるあなた達に、辛い思いをさせたくなかったのよ。
ただ…、あそこまで愛し合うとは思わなかったわ。」
リュカとビアンカは正直に答えた。
「だったら、外で待っていれば良かったではないですか!?」
アンディの怒りは収まらない。
「確かに、あなた達の愛を見る必要は無かったわ。
でも、ルドマンさんがあなた達の愛を邪魔しようとしたのを、あたしは許せなかった。」
ビアンカはアンディの怒りに怯んでおらず、淡々と語る。


643:通りすがりの白戦士
11/09/08 08:15:26.00 9VH5Bk8dO
~眠れない金髪19~

「どういう事ですか?まさか、ルドマンさん達も僕達が愛し合ってるのを…!?」
「ええ。見たわ。リュカは止めようとしたけどね。
あたしはリュカを抑えて、デボラさんはルドマンさんを抑えてたわ。」
「な…、何という事を…!!」
アンディはビアンカの肩を掴む。リュカは慌てて引き離した。
「み、見られた…!お父様にまで!!ああ…!!」
フローラは泣き崩れて床に膝を落とした。
「あなた達はルドマンさんの反対を押し切ってまで、愛し合った。
あなた達の覚悟はそんな物なの?
何が神が与えた試練よ。罰を受け入れるよ。笑わせないで!」
「でも、ルドマンさんまで巻き込むなんて…!」
「あなた達の愛を邪魔しようとした罰よ。当然だわ。」
「では、あなた達はどうなんですか!?偉そうな事を言って、覚悟はあるんですか!?」
「あるわ。」
ビアンカはリュカの頭を両手で掴む。
「ビアンカ、何を」
リュカが言い終わる間もなく、リュカの唇は塞がれていた。
「ビ、ビアンカさん…!」
アンディはビアンカの意外な行動に驚いた。
泣き崩れていたフローラも顔を上げて驚く。
リュカは何が起きたのか理解出来ず、身を任せている。
「ビアンカ…!」
「いいから、あたしに任せて。」
ビアンカは小声でリュカに囁き、舌をリュカの口に入れる。
リュカは動揺しながらも、ビアンカを抱き締め、舌を入れ返した。
フローラもアンディも呆然とその光景を見つめている。
「あら、もの足りなさそうね。じゃ、これならどう?」
ビアンカは背中のファスナーを下げた。
リュカの手を取り、服の中の自分の豊かな胸に押し当てる。
「ビアンカ…!何もそこまで!」
リュカは小声で囁き、手を離そうとしたが、ビアンカは力強く抑えつける。
「もっと優しく揉んでよ…。そう…。やれば…出来るじゃない…。」
ビアンカは恍惚そうな表情を浮かべる。
「もういいですわ!あなた達の覚悟は分かりました!」
フローラは慌てて止める。
「あら。これからが良い所なのに…。」
ビアンカは渋々リュカの手を外し、服を整えた。
「どうして、そこまでして…!?」
フローラは唖然としていた。
「初めはリュカがフローラさんと結婚して、世界を救うのが正しいと思ったわ。」
「僕も同じだった。でも、ビアンカに会い、あなた達を見て考えが変わったんだ。」
リュカとビアンカはお互いに見つめ合った。


644:通りすがりの白戦士
11/09/08 08:20:28.72 9VH5Bk8dO
~眠れない金髪20~

「本当に愛し合う者同士が結ばれれば、世界を救えなくなるかもしれない。
でも、世界を救う前に幸せにしなきゃいけない事もある。
その代償を受け入れてでもね。
だから、あたしは愛し合うのを見られるくらい構わないわ。」
ビアンカの毅然とした態度にフローラもアンディもたじろぐ。
「自分さえも傷つけてでも通さなければならない信念が、あなた達にはおありですのね。」
「そうよ。世界の平和よりも個人の幸せを選んだんだもの。
あたしには安いもんだわ。」
「強いですね…。ビアンカさん。」
いつの間にかアンディの怒りは消えていた。
「ええ。だから好きになったのかな。
彼女といると、天空の盾が無くても何とかなりそうな気がするんですよ。」
「あ、そう言えば!いつの間に付き合ってたんですか!?」
アンディはようやく気付いた。
「私は初めから気付いてましたわ。
私がリュカさんを選んでも、こうなると思ってましたもの。」
フローラは少し得意気に微笑んだ。
「フローラさん、あなたには本当に感謝してるわ。
あなたが本当の気持ちを気付かせてくれた。
だから、強くなれたの。」
ビアンカはフローラの手を握る。
「私は…あなた達が苦しそうなのを見てられなくて…。」
フローラは照れて俯く。しかし、嬉しそうではある。
「では、花嫁選びではビアンカさんを…」
アンディはリュカを見た。
駆け落ちは出来れば回避したいと思っている。
「もちろん。」
リュカはビアンカの腰に手を回し、身体を寄せ合った。
「だから、あなた達が駆け落ちする必要は無いのよ。」
ビアンカもリュカの肩に頭を寄せた。
「有難うございますビアンカさん、リュカさん!」
「有難うございます!僕達はここで暮らせるんですね!」
フローラとアンディもお互いに抱き合った。
リュカは3人の幸せな表情に満足し、喜びに浸った。
「これが小さな幸せか…。」
だが、ふと、リュカの頭にルドマンの嘆く姿が浮かぶ。
「渋々納得したのかな…?
僕達やフローラさん達の代わりに傷ついたのは変わらない。」
リュカは小声で呟いたので、フローラとアンディには聞こえていない。
「リュカ…。」
しかし、ビアンカには聞こえていた。


この後、リュカはルドマンを傷つけた事や自信を失う事実を知って悩む。
そして、ある事がきっかけで復活するが、それはまた別の話である。
このスレでは(完)。

645:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/08 13:32:29.49 DutgyLvWO
完結乙!
次回作期待。

646:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/09 00:43:09.61 rUKzrMIyO
個人的には主フロが萌えるが、白戦士さんは最初からアンフロ派と言っていたから、その点は別に良いけど・・・
何かスイーツの匂いがするなぁ。
次作ではデボラを絡めたり、山奥の村の農夫とかも絡めてドロドロ感を極めるのも一つの手か?

647:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 06:36:37.34 3si9cMweO
今日もストーリーを進めないでフローラとの二人旅を満喫している俺が居る。

648:井戸魔神F ◆Tny1JrNujM
11/09/10 10:43:14.68 b0u5D8wC0
眠れない超サイヤ人

649:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 12:16:15.35 +RnL1XMV0
フローラを嫁にしてる俺としてはアンフロ論外なのでNGにしてるが…
アンディにはスーザンがお似合いだと心底思う
アンディにとっての運命の女はスーザンでしょ

650:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 12:21:21.78 X15HkVBIO
DS版のフローラってドットの出来が酷くてなんかグロいな
斜め移動してる時とか酷い

651:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 16:07:18.48 3si9cMweO
常に脳内補完している自分にはフローラは最高にしか見えない。まあ、SFCだろうとPS2だろうとDSだろうフローラしか眼中に無いし、フローラしか選ばないけどね。

652:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 17:51:14.57 GUxKOuYu0
>>649
詩人と踊り子、最高の組み合わせですね!
で、主人公のお嫁さんはフローラしか考えられません。

653:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 22:25:08.89 oERe1ZGK0
おれもアンフロはNGだわ。アンディーにはスーザンだよな。
そして今日もフローラといちゃいちゃしながら旅をしてるぜw

654:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 22:34:59.01 P7wUWHUs0
>>991
フローラ
かしこい→計算高く腹黒
口癖「ごめんなさい・・・」→何気に卑屈でうぜえ
常に受け身→受け身で自分の思い通りに事を運ばせるとかこええ
物事の良し悪しの判断が苦手→色んな意味で最悪
苦労を苦労と思わない→苦労知らずの馬鹿
主人公が好き→のはずなのに他の男にも気を持たせる
親が金持ち→せっかく王になるのに他の権力者に上に立たれるとかめんどくせえ
セックス中は人格が変わる→普段はカマトト、本性最悪

なんだ
アンディの肉便器の糞ビッチフローラ選ぶ理由ねえな

655:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 23:03:01.52 3si9cMweO
>>654
ID:P7wUWHUs0は荒らしということで通報しました(^w^)

656:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 23:12:05.96 gYulVoFw0
俺もフローラはアンディとの方がお似合いだと思うわ
アンディの運命の花嫁=フローラ

657:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/10 23:13:45.34 T4j/8qDq0
と、ビアンカが言ってた

658:通りすがりの白戦士
11/09/11 00:14:40.59 FgOz0if1O
読んでくれた方々ありがとさん。

かつては自分も主人公に重ねてたが、思春期になってからはリュカ一筋になったなあ。
役者になって、ドラマの主人公を演じる感じかな。

アンフロ書いたが、主人公と結ばれるのも面白いと思う。
前にも書いたが、主フロで結婚する場合、主人公とフローラがお互いの恋人との葛藤で悩むシーンが見たかったなあ。
それを乗り越えた時、主フロは更に魅力的なカップルになれると思うよ。


アンディ「どうして!?僕の事が好きじゃなかったの!?
あんな男に君を渡さない!渡すくらいなら…!」
アンディはフローラを押し倒した…。


とか…


ビアンカ「おめでとう、リュカ!フローラさん!」
フローラ「有難うございます。ビアンカさん。でも、ごめんなさい、こんな形になってしまって…。」
ビアンカ「ううん、いいのよ。
リュカ、あたしを振ったんだから、絶~対幸せになってね☆」
リュカ「ああ。もちろんだ。君には色々世話になったし、感謝してる。」
ビアンカ「じゃ、あたしは先に準備を手伝ってくるわね。」リュカ「ああ、頼むよ。」

その夜…

ビアンカ「許さない…、幸せになんかさせるもんか…、あたしを傷つけた罪は2人で償ってもらうわよ…うふふ…あっはっはっは…!!」

月明かりが射す部屋でウェディングドレスをハサミでジャキジャキ…

翌朝

フローラ「誰がこんな事を…!!」
ビアンカ「まあ、酷い!世の中には、あなた達の結婚に反対する人もいるのね~。
大丈夫、あたしはリュカのお姉さんだから、フローラさんのお姉さんでもあるのよ。あたしがあなた達を守ってあげる。」フローラの頭を撫でる。
フローラ「ビアンカ姉様~!」ビアンカの胸で泣く。
ビアンカ「…ニヤリ。」


とか色々と試練を乗り越えて欲しい。
ちなみに前に書いた>>186とは関係ないよ。あと、他嫁叩きでもないよ。

659:役に立ちたい
11/09/11 00:25:40.47 /xqb1guHO
砂が顔にかかることにももう慣れてしまった―
フローラは空を見上げた。
空は青く雲一つないけれども、ひとたび目線を前に戻せば、前は黄土色の砂ばかりが広がっている。
風が吹くたびにフローラの顔に砂利が当たり、フローラは目をつぶる。
目はつぶるものの足を止めることはない。
その手が愛する人の手につながれている限りは。
「大丈夫かい?」
彼は振り返った。
「ええ、大丈夫よあなた」
フローラは微笑んで返す。
時折思うことは、ビアンカだったらこのように心配されないのだろうかということだ。
旅に不慣れなお嬢様であるから、手をつないで何度も振り返って心配してくれるのだろうかと。
心配が嬉しい反面心苦しくもあった。
―早く旅になれたい。
―この人に心配をかけたくない。
―この人を守れる力が欲しい。
旅に出てからというものの、フローラは熱心に呪文を学んだ。
寝る間を惜しんで家から持ち出してきた呪文の書とにらめっこをする妻に夫は苦笑し、
そんなに気合を入れなくてもとか君のことは守るとか言うのであるが、
フローラ本人に全く納得する様子はなく、むしろ夫に何を言われようと関係ないといった様子であった。
自分が役に立った時に初めて自分を認めようとするほど、フローラは自分に厳しくしていた。
ベホイミだけではだめ。ルカナンを。
マヌーサだけではだめ。ベギラマを。
ベギラマでは足りない―イオラを。メラミを。
敵が強くなるほど彼女の闘争心も燃えた。
自分にはこんなに魔法の才能があったのかと驚くこともあった。
ただの修道女でも、ただの商人の娘でもないこの魔法の才能に本人も驚いていた。
だからこそフローラは神に感謝した。
(この力はきっと彼のために使うように神様が私に下さったものに違いないわ)
そう思うのも無理はない、とフローラは自分を正当化する。
ただの町娘には要らない能力であるから。
旅についていくようになってから使うようになった自分の隠された力―
ルドマンの娘としてだけではなく、フローラという一人の魔法使いとして、リュカという旅人の役に立ちたかった。
「早くあなたに迷惑をかけないようになりたいわ」
「またそんなこといって…」
何を言おうとしているのか、リュカの頬が赤くなる。
「僕を頼ってくれていいんだよ。頼ってもらえると僕もうれしいから」
「ありがとうあなた―、私の手を離さないで下さるだけで私はとても嬉しいのですわ」


660:役に立ちたい
11/09/11 00:29:14.68 /xqb1guHO
「お安い御用だよ」
リュカはそう言ってぎゅっとフローラの手を握った。
「でもほんと、フローラは強いよ」
「絶対に泣き言なんて言ったりしませんわ」
フローラは強気に返したが、リュカが言いたかったのはそこではないらしい。
彼は苦笑して言う。
「僕が近付く前に敵を焼き払ってっちゃうし…本当にフローラは強い。戦う意味で強い。もしかしたら僕よりも」
「まあ。私にはその剣すら装備することができませんのよ。人には得意分野と不得意な分野があるのですわ」
人を励ます時はすらすらと言葉が出てくるのに、その言葉を自分で自分にかけてあげることができないでいる…ということをフローラはわかっていた。
フローラにとって、自分の価値は自分で決めるものではなかった。
誰かの迷惑になっていないか、そして、誰かの役に立っているか、それだけだった。
「ねえ、あなた」
「ん?」
「どんなことがあっても私はあなたについていきますわ」
「それも何回目だよーもう。わかってるよ。僕も君がいない旅なんて御免だ」
その返事を聞いて、右手で彼の手を握り返す。
左手で自分の腹部に触れた。
―この間、船に乗っているとき、気持ち悪くて吐いてしまった。
幸い、船酔いということにしてもらったものの…
今現在、月の物が三か月以上きていないことがフローラにはわかっていた。
もしこのことを告げれば、彼は旅をやめてしまうだろう。
彼の役に立つ。彼の故郷かもしれないグランバニアに必ず着かなくては…
「テルパドールについたら、砂漠に合った服にしなければいけませんね」
フローラはあえてそう言った。
「砂漠だとこんなきつい服では砂で過ごしにくいですわ。ゆったりしたローブのようなものを買いましょう。
あなたも砂除けの、なにか頭からかぶるものと長い腰巻を買った方がいいわ。
砂漠の昼はとても暑くて、夜はとても寒いのですもの…」
ローブなら体のラインを隠すことができる。
フローラは何が何でも隠し通すつもりだった。
このあいだみた地図ではテルパドール大陸からグランバニア大陸へは、ポートセルミからテルパドールまでより明らかに近い。
実際には国に着くまでに山を越えなくてはいけないのだが、まずは大陸へ行くことが第一だ。
「私も商人の娘。あなたに合った装備を選んで差し上げましてよ」
「あはは、頼んだよ奥さん」
リュカは頑張ろうとするフローラになるべくやりたいと言うことはさせてあげようとする。


661:役に立ちたい
11/09/11 00:32:02.37 /xqb1guHO
そういうリュカの優しさもフローラはよくわかっていた。
だからこそ、まるで子供のように、あれができたら次はあれをできるようにしよう、
そんな風にフローラは次から次へと役に立とうとするのであった。
だが、フローラはそれが苦ではなかった。
むしろ、何もしないほうが彼女には苦であった。
火山へ行くアンディを止められなかったこと、
リュカにリングを取ってきてもらってしまったこと…
フローラはそんな過去を苦しく思っていた。
…自分が役に立たないことが歯がゆかったのだ。
この人の子供を産み、母親になれることができたらなんて幸せだろう、と思う。
しかしフローラは母親になる女である前に、旅人の妻であることを強く自分に言い聞かせていたし、腹の中の子にもリュカの旅のために頑張ろうということを毎日語りかけていた。
「あっ。テルパドールですわ」
「本当だ!」
砂漠の揺らめく視界の中にぼんやりと砂の城のようなものが見える。
赤い煉瓦で出来た街並みが見え、近くにはオアシスも見える。
「まずは宿屋に行って、馬とみんなを休ませてあげましょう」
「ああ、そうしよう。君も休まないとね」
リュカはそう言ってフローラの足を見る。
さすがに普通の靴で砂漠は不可能だと思い、急遽旅用の分厚いブーツに履き替えたものだから足がまだ慣れていなかった。
外からはわからないが、リュカには足にマメができていることなどお見通しだろう。
「ありがとうあなた…あなたってよく気が付くのね」
「フローラのことはしっかり見てるから…」
妊娠のことだけは気付かれないようにしなくては、フローラはそう微笑みながら心の中で思うのであった。
FIN

662:通りすがりの白戦士
11/09/11 01:01:06.62 FgOz0if1O
GJ。フィールドのBGMが頭の中で再生されたよ。
やはり、お嬢様だが芯が強いのも魅力的だね。

663:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 01:34:54.78 aS7S1NSmO
主人公×ビアンカ(特にリュカという名前の場合)
アンディ×フローラ
が鉄板だよな

リュカという名前でビアンカ以外だと、
違和感と不倫でもしているんじゃないかという嫌悪感

664:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 01:59:39.07 pRmKCY6t0
>>658
> 主人公とフローラがお互いの恋人との葛藤

別に5主とビアンカ、アンディーとフローラは恋人ではない。

665:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 02:22:22.12 jMEz4/gg0
>>659-661
SS乙です

666:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 03:34:04.78 akVESEo80
>>659-661
この小説、主フロのサイトさんで見かけたな
ちゃんと許可とったの?


667:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 17:42:16.88 WZRJxj4u0
風呂桶の裏です

668:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/11 22:58:16.17 D2+SUR9e0
リリアンは入り口ふさいで夜に別荘いけねえ
アンディとあんなことやこんなことしてんだろうなぁ

669:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/12 00:10:29.64 g9qhSyGrO
住み分けが出来ない阿呆は未成年のガキ&臑齧りの学生何だろうが、とっととアク禁にして欲しいな‥m9(・∀・)
それとやはり主フロしか無いでしょうw
主フロ以外だとガン無視で!
青髪ファミリーも良いけど、やっぱり二人っきりのイチャラブモードが一番好きだな。しかしⅤってつくづく異色作かなぁって想う。



670:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/13 00:36:26.10 pLOwujRvO
えーと、主フロについて‥自分にとってこの二人は、結婚時は完全な両想いでないというのもアリだと思う。

個人的にサラボナでの出会いで、二人が一瞬にして恋に落ちたというのは無いと。
もし一目惚れするなら、主人公の方で。
当のフローラは急な花婿探しに一目惚れとかそんな余裕は無し。
あっという間に指輪探しが始まり、いきなりビアンカという第二の花嫁候補が現れる。
この時点でフローラはまだ、「主人公はビアンカと結婚するべき人ではないだろうか」なんて思ってたりして。
別に主人公の事が嫌いではない。むしろいい人だと思ってるはず。
せいぜい友達以上恋未満くらいの微妙なライン。
嫁選び前日、フローラは特別思いつめる事も無く、眠ります。アンディの看護疲れもあるかも。
ところが次の日、主人公はフローラを選んだ。
当然フローラは驚くが、ルドマンの考えもあるし、主人公は悪い人でない、むしろ惹かれるところもある。
結婚を了承。
そして、自分の主フロの一番大事な要素として、「主人公とフローラは結婚後の旅の最中に愛を育む」
という考えがある。これがサラボナの出会いでの「出会い頭の一目惚れはちょっと早い説」に繋がりる。
旅をしながら互いに助け合いそして、自分の主フロの一番大事な要素として、「主人公とフローラは結婚後の旅の最中に愛を育む」
という考え。これがサラボナの出会いでの「出会い頭の一目惚れはちょっと早い説」に繋がる。
旅をしながら互いに助け合い、そして自分にとって、相手はかけがえの無い存在だと気付く……。
もー、自分の中の主フロはずっとコレ。


671:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/13 23:41:56.88 JzEVVBYE0
最初、主人公は天空の盾欲しさにフローラ選んだからな

672:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/14 00:11:46.34 Xx9ckDY+O
最初の出会いで惹かれ合うより旅を重ねることでお互いの愛情が深まる関係の方が良いと思う。

お姫様抱っこ/主人公×フローラ
URLリンク(gen.vis.ne.jp)

673:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/14 01:30:48.35 Xx9ckDY+O
よく三次で一目惚れのバカップルがお互いの幻想が崩れて即離婚という図式が有るが
逆に政略結婚といわれて結ばれた二人が、お互いに辛苦を共にして後世に理想の夫婦といわれる図式も有る。
主フロは後者の典型だな。



674:通りすがりの白戦士
11/09/14 14:05:39.99 aAvM98s7O
>>673
2004の大奥(和宮と家茂)、ラストエンペラーの弟夫妻を思い出したよ。
最初は意に沿わない結婚だったけど、段々愛し合っていく過程が良いね。特に家茂の出陣シーンはもうね…(´Д\)゜;

675:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/14 15:02:22.63 GLzy/UA+0
お見合い結婚とかそんな感じだよね
後から芽生えていく愛って長く続きそうだ

676:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/15 21:04:02.77 /xwAmpOXO
主フロは家茂と和宮というより毛利元就と妙玖の方かと…
毛利元就は家督相続すらしていない一地方豪族から中国地方を統一した名将。
三本の矢の逸話から観るように家族の絆を大事にする逸話が残る智将で主と被る。
妙玖は政略結婚であったが、夫 元就との夫婦仲は良かったとされている。その証拠に当時としてはかなり珍しかったと思われる
「正室」以外の妻、側室を元就は妙玖が存命中は置かなかった。
四十七歳で世を去ったが、元就は後の手紙にも「妙玖が生きていたら」と記しており、典型的な良妻賢母型の女性ではなかったかと思われる。
何となく妙玖はフローラと被る。


677:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/15 22:04:45.36 /xwAmpOXO
和宮と家茂なら配役はこんな感じ?

徳川家茂→Ⅴ主人公
和宮親子内親王→フローラ
孝明天皇→ルドマン
有栖川宮熾仁親王→アンディ
天璋院篤姫→デボラ
勝海舟→ヘンリー



678:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/16 11:58:48.80 +7YRXd56O
元々結婚後のお楽しみ要素がフローラのストーリー。

良妻賢母設定は当然といえば当然。



679:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/16 19:28:47.25 +WAkhJaG0
主人公にとっての正妻ははっきりとビアンカですよ

680:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/16 19:55:26.94 +7YRXd56O
>>679
スレチ。ビアスレに行け。
(論争したいならν速)
ココはフローラに萌えるスレ。
何時いかなる時も自分はフローラしか選択出来ないしフローラしか選べない。
何故なんだろう……
多分運命なんだ。


681:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/16 21:01:09.67 +7YRXd56O
ネットでの拾い物(知人)
純白の花嫁フローラ♪
URLリンク(chiru.place4.net)


682:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/17 00:09:20.96 F0TBMo2jO
昔の宝物といえば、ゲームブックに主フロ一家のジグソーパズル。
昔から(SFC)主フロ一筋で主フロの方が自分の想像力をより掻き立てる。
主フロは二人で一緒にいると、幸せが更に大きくなるような、そんなイメージだ。



683:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/17 02:09:54.17 XT0XWXw/0
SFC版の命令聞かないレベル制限フローラは、本当に守ってもらうことしかできない女という感じだった。
そんなフローラが、ジャミ戦での主人公の危機を目にし本来の力に目覚めるという展開が好きだったので、
リメイクでこの設定が無くなってしまったのは少しさびしい・・
でもこのために花嫁を選び直した人もいたのかもしれない。
たとえ戦力にならなくてもフローラを愛し続けられるか?と製作者側から試されていたような気さえしてくる。
言い換えればそういう人にこそフローラを選んでほしいと。
そんなフローラが後に頼もしく成長する様は見ていて本当に感動的(命令も聞くようになるし)

懐古の長文ですみません。

684:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/17 19:18:19.34 F0TBMo2jO
SFC版の初期のNPC設定は有る意味で良い演出だったな‥
「守ってもらうことしか出来ない女」→「主人公の真のパートナー」
みたいに後々の成長を考えると良演出。
実は自分はPS2版でも~グランパニア迄フローラはA1でやっていた。



685:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/18 01:15:02.62 GyXw89LT0
ふむ、その発想はなかったわ。今度もう一度PS2版やるとき
おれもフローラはAIでやってみよう。デフォだとバッチリがんばれだっけ?

686:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/18 07:10:50.93 N3TN42qMO
バッチリがんばれか、いのちをだいじにだったと思う。
初期A1フローラはベホイミを使いまくりLVが低いうちは直ぐMP切れをおこすので注意が必要。またHPも低いので装備の充実は必須。
(そこが町のお嬢様らしくリアルで良いのだが)
但しグリンガムの鞭を手に入れてるのであれば、そこそこ魔物にダメージは与えられる。まあ‥あまり強化せず、ハラハラドキドキ戦闘を楽しむのもフローラ萌えにはたまらない使用だ。



687:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/09/18 08:59:04.16 pLzQxJuB0
スレリンク(news板)l50
ほら、仲間たちと早く自分達の巣で暴れてきな
あなた達はもう完全にマイノリティーで悪そのものの存在だから

>14 :名無したんはエロカワイイ:2011/08/05(金) 00:31:23.91 ID:jGQsH7bD0
>DQ5のフローラ
>FFDQ板を追い出されてν速で他嫁叩いてる凋落っぷりに失笑する

>17 :名無したんはエロカワイイ:2011/08/05(金) 22:28:12.95 ID:40fgZtZS0
>少なくとも
>ニュー速に粘着してるという事自体は事実なようだな

>18 :名無したんはエロカワイイ:2011/08/08(月) 13:25:30.15 ID:MdkLKbmI0
>フローラ派の人ってビアンカとか誰かを常に叩いていないと死んじゃう病気なの?
>ビアンカ派がフローラ叩きなんて全くしていない場面でも
>ビアンカとか叩いてフローラマンセー始めるのが多くてうんざりする
>あと原作にはなかった設定を脳内で作り上げたり本編の設定を捻じ曲げた妄想捏造叩きの多さにも引く
>原作にない事を作り上げて他キャラ叩いた上でフローラ褒められても
>フローラ布教になる所か逆効果だと思うんだけど

>19 :名無したんはエロカワイイ:2011/08/08(月) 17:00:24.85 ID:mPiBtTMTO
>もうν速と同人板が主な活動場所ってのが終わってる

>21 :名無したんはエロカワイイ:2011/08/09(火) 01:28:57.32 ID:rgmt9jlT0
>フローラ信者やカチュア信者は活動期間の長さも叩かれる一つの要因になってる気がする
>オリジナル版発売当時から今までずっと暴れてるのは別の意味ですごいと思う
>FF7のWヒロインしかり

>65 :名無したんはエロカワイイ:2011/09/15(木) 21:12:23.16 ID:Czi3wE6X0
>他のキャラを醜い嫉妬や汚い性欲にまみれさせといて
>自分のご本尊マジ天使!とか改悪するな!!111とか狂ってる信者
>よく見ればご本尊も結局はてめぇの都合のいい妄想や性欲処理でしかないというオチ
>大抵は控えめな性格のキャラについてるから性質が悪い事悪い事

>66 :名無したんはエロカワイイ:2011/09/15(木) 21:41:28.46 ID:NxUigTHK0
>フローラのことかー

>居場所がなくなって島流し同然にν速になだれ込んできたのに
>そこですら旗色が悪いフローラ厨w


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