デスピサロは同情の余地なき悪党 第三十四章at FF
デスピサロは同情の余地なき悪党 第三十四章 - 暇つぶし2ch32:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/01/13 10:38:53 1cplFXG20
ピサロは他のラスボスのように無目的に世界を滅ぼそうとしていたわけではない。
ピサロ個人には悪役としての素養がそれほどなかったように思う。
しかし、実際のところ「魔族だから人間を滅ぼす」というのは理屈としておかしく、そして「勇者だから魔王を倒す」というのも理屈としておかしい。
その点において4のストーリーにはリアリティがある。
特に悪役に関してのリアリティは絶賛の域である。
無目的に悪を行使する「魔王」「破壊神」タイプの出現以降、勧善懲悪がRPGの王道と化してしまっているため、こういう人間味溢れるタイプのラスボスというのは滅多に出現しなくなった。
ある意味で、それもまた「悪」に対する認識が落ち込んだ原因とも考えられ、「正義」の横暴を許すものとなっている気がしないでもない。

33:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/01/13 10:38:58 aElbEfGY0
>>32
明細な分析で目から鱗(’’

>「魔族だから人間を滅ぼす」
>「勇者だから魔王を倒す」
>無目的に悪を行使する「魔王」「破壊神」タイプの出現以降、
>勧善懲悪がRPGの王道

こういうのって子供の頃は何も考えずそい考えてたよねぇ。
大人になってから気づくっていうのもあるもんだ。

そしてDQ4は子供心ながら、ストーリーに衝撃を受けたねぇ。
特に勇者の故郷が滅ぼされて、幼馴染が死んだのとデスピサロとロザリーの悲しい結末。

昔を懐かしめた(´ω`)

34:名前が無い@ただの名無しのようだ
11/01/13 11:03:33 nqxVlpDE0
>>32
無目的な「魔王」「破壊神」
これが最早「悪ではない」だろう
善悪とは相対性的なものに過ぎないから、悪であることは「善的なもの」の対極にしか存在しない
即ち、勇者の対極に位置するピサロの様な悪である

世界征服と人間皆殺しのために「悪を行使する」ピサロ
それらを阻止するために動く勇者
明確な悪と善との攻防だ

…人間味溢れるラスボスの方がジレンマも多い反面、反感も多くなる
ピサロはそんな未来の象徴だったね
「昔」とは懐かしめるが「無知」でもあった頃だね
如何に「知らないこと」が幸せであったか……
知った今では、ピサロがただのゲス野郎にしか見えないよorz


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