10/10/31 21:20:44 5F4Ec6ko0
>>665
永遠の闇は今までのストーリーを追えば自ずとわかるように、まさにジタンやビビ、そして敵であった
クジャすらも逃れられない死という恐ろしい運命そのもの。
だからあれは召喚獣でもなんでもなく、その運命そのものと正面から向き合って行くという
ある種非常に観念的なバトル。
ビビが自分が止まる事に恐怖し、クジャも自分の寿命が短い事を知り暴走した。
そういった恐怖そのものだね。
でもジタン達は冒険を通して、誰かの力になれることを知り、誰かの記憶に残ること、意思を託すことが
生きることだと知る。そしてそういった恐怖に打ち勝つってのが最後の闘いの主題かな。
この世界のクリスタルはガイアで生きて来た人々記憶と魂が還る場所で、そうやって命が続いて行くことを
ビビが知り、彼は最後に天に召される。
だからこのエンディングは全く悲しいものじゃないんだよね。希望に溢れてる。
そして自分の運命を受け入れ、精一杯生きるビビも素晴らしいし、仲間の為に身を捨てて、自分も生きようとするジタンも素晴らしい。
いつか還るところ、って歌があるけど、それがガイアであったり、愛する女性や友人の元であったり、
歌に何層の意味も込められてる所もいい。
東洋的な輪廻転生観も少し入ってる物語だと思う。
なんか話がズレてしまったが、とりあえずラスボスは形ある何かや意思を持った敵ではない。
それをわからず突然出て来たペプシマンというのはシナリオを全く理解できてないと思う。