10/09/17 21:46:50 C9s++36k0
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そもそも言い伝えは「勇者は邪悪なものを倒す」じゃなかったか?
「エスタークは世界を滅ぼす」は噂、「蘇ったエスタークを勇者が倒す」は予言だけど。
何が邪悪かを誰が決めるのかって話は置いといて、
結果的に言い伝え通りになったから、その過程も全肯定されるってのはおかしくないか。
村の住人はエスタークやピサロや秘法の詳しい事情も知らず
「何らかの邪悪なものキラー」として勇者を育ててた訳で、
それを魔族王ピサロが危険視するのは尤もだ
……と勇者が思うかどうかがポイントだわな。
ちなみに劇中、ピサロは積極的にエスタークを蘇らせようとしてはいない。
「勇者が倒そうとしているらしいから始末しておこう」
「発見されたそうだから城にお迎えしよう」とは言ってるが。
実際エスターク発見直後にロザリー死亡→進化な訳で、
エスタークと関係なく進化の秘法はほぼ完成していた。
まあエスタークのデータが有れば記憶障害も起こらず、
より厄介な存在になったかもしれないが、
だからと言ってエスターク殺すべし、はちと短絡的に思う。。
で、「可能性の域を出ないが人類の為にエスタークを倒した勇者」が
「可能性の域を出ないがエスタークの為に村を滅ぼしたピサロ」に
理解を示したとしても、さほど不自然ではないんじゃないかね。