11/01/06 00:14:51 ifJkgFOl0
二次創作は、あくまでも原作の延長上なので“原作をどう活かすか”がカギじゃないかなと
(少なくとも自分は)考えてます。
まず二次創作を求めるのが、出典となるゲーム本作を相当以上に好んでいる層である事。
そこを考えると作品の「需要」についてもある程度の答えが見えてくると思います。
なので手っ取り早い方法としては、本編中のイベントの隙間を縫う(補完する)という作品が
(読む・書く双方にとって)分かり易さもあって取っつきやすいのではないかなと思います。
拡大解釈かも知れませんが、二次創作も「ゲームの楽しみ方」の1つなんじゃないでしょうか。
(やり込み、制限などのプレイスタイルがある様に。文字を使ってゲーム世界を楽しんでる…
と言えばいいのかな)
仮に原作から数世代後の世界を舞台にする場合、作品の何にテーマを持たせるかによって
需要は変化するんじゃないかなと思います。ゲーム本編から時間が経つにつれ、どうしても
原作の要素は薄くなりますから、テーマを軸として作らないとなかなか読み手を引き込むのは
難しいと思います。
たとえば>>277で言えば、作品を見た読み手から「なぜ“200年後”を話の舞台にする必要がある
のか」が問われます。単にオリジナリティを持たせたいから、と言う理由で安易に時代設定した
だけと言うなら、多くの場合、そうと分かった時点で作品への興味は薄れてしまうのではないで
しょうか?(これは主観ですが)
ただ、その「200年」というところにカラクリがあるなら別です。(転生や封印といった要素が連想し
やすいですが、これも使い古されているという感は否めません。また、作品によってはその概念すら
馴染まない場合もあります)
作りたいという気持ちを持つって事は、方向性はどうあれその「ゲーム(原作)が好き」ってのは
間違いないでしょうから、“自分がなぜそのゲームが好きなのか?”ってあたりを突き詰めていくと
自然と書きたい話が組み上がったりするんじゃないかな?と思ってみたりみなかったり。
※こう書いてますが、個人的には二次創作=考察の延長という観点にいるので、
たとえばキャラクター面の追求を主とした作品などは、この限りじゃないと思います。
その辺については言及できないので…(他力本願)。
書きたいと思う気持ちが先に立つと言うより、そのゲームが好きだから書くという手段に出ちゃった、
その結果がここなんだと思いますw
過去ログ含め、どれも作者の好きが作品からはみ出てると言うか、滲み出てるというか。
…と、保守がてらたまには粋がって熱く語ってみるのも良いかなと思ったら長かったwすんません。