10/02/12 19:41:15 Ei0UN+dx0
20xx年 どういうわけかこのAちゃんノリノリである
A「さて、やってまいりました制作会議! マリオのリメイク、最高ですね。
平和なキノコ王国! 荒ぶるカメ一族! 攫われる姫君! それを助けるヒゲ!」
野村「ええと……Aちゃんさあ、」
A「まってましたっ」
野村「は?」
A「早速改変ですね? やりましょう、まずは国名からですか」
野村「……サンクチュアリ・オヴ・マッシュルムスとか」
A「出た。出ましたよこれ。鳥山さんはどう思いますか?」
鳥山「え…まあ……いいですね」
A「決 定 案 !」
野村「いや、まだ決定ってわけじゃ…」
A「次、カメ一族の定義ですかね。……分かります、理解していますよ。カメじゃないんですよね」
野村「あ……ええと……殻…自分の殻とか」
鳥山「『殻を背負いし者ども』……かな」
A「来ちゃった。来ましたよ。隙の無いこの連携プレー、阿吽の呼吸! そこにシビれる! あこがれるゥ!」
一時間後
A「……平穏の具現『サンクチュリアス・オヴ・マッシュルムス』。
その平和な時は未来永劫約束されたものだと思われていた。
しかし……しかしそれは、かりそめの安らぎに過ぎないのだと、
薄氷の如き脆い存在でしかないのだと、全ての者が気づくことになる。
『殻を背負いし者ども』による再配置が開始されたことによって……
『フハハハハハハハ……!!!』
殻を背負いし王の高笑いが響き、地の果てまで届きそうなそれに人々は震え上がった。
だれ一人として……そう、だれ一人として、王が姫を連れ去ることに抵抗しなかった。
それほどの絶対的な力、それほどの絶対的な恐怖だった。
……この時、国内には闇の中でほくそ笑む者も同時に存在した。
この再配置を進化の過程と位置付け、後の世の……」
野村「Aちゃんさあ、パッケージ裏の煽りとしては長すぎるかも……」