10/08/27 01:22:21
すっぱい葡萄
あらすじ
ぶどう畑で、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つけたキツネが、食べようとして跳び上
がるが、ぶどうの房はみな高い所にあり、届かない。何度跳躍してもついに届かず、キツネ
は怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と
捨て台詞を残して去ってゆく。
解説
手に入れたくてたまらないのに、いくら努力しても手が届かない対象(人でも、物でも、
地位や階級でも、何でもよい)がある場合、その対象を価値の無いもの、低級で自分にふさわ
しくないものとみなす事であきらめ、心の平安を得る、心理学で「補償」と呼ぶ心理的規制の例
が見事に示されている。
ぶどう=公認会計士試験合格
キツネ=既卒無職ベテ(笑)