10/12/21 01:16:54 0
入社時の経歴で有名大学の精鋭ゼミ出身、英語堪能、MBAあり、なんて3年もすれば、
ほとんど無意味になる。使う局面がわずかしかなく、しかも一部の機会に恵まれた人間だけが
フィールドを得る。
部下を持つようになるころには、漢字といえば社長と自分の名前以外書けず、英語だってウイスキーの銘柄ぐらいしか読めなくなる。
ゼミや資格取得で鍛えた経済や法律の知識も、サビ付いてくる。
「会社」という現実を大学時代に見ていれば、きっと中退してしまうかもしれない。
なぜなら、多くの会社での「仕事」の多くは上司のご機嫌とりか、上司の不始末の後処理だからである。
順を追って仕事を覚えるなんて時間はなく、会社も形式的に教育を導入したりするが、それは他部署の仕事だと
割り切っており、「効果」などはハナから期待してはいない。
こういう生活を続けていると、神経を使い、過敏なほど気配りだけはうまくなるが、
脳は使っていない。周りも同じような人間ばかりだから、少々痴呆気味でも誰も気づかない。
象徴的で一番わかりやすいのが政治家。初当選時の輝きはすぐに薄れ、目がくぼんで頭が薄くなり、
どこか生気がないが、妙に野望だけをにじませている。
これは高度な政治経済を見る目、政策などを構築する能力より、ポストしか興味のない人間がつくる社会の主従関係や貸し借りをさばくのに
疲れ、脳はまったく働いてないはずだ。
たまに報道される言動にも、どこかうつろな感じが漂っているような…
会社でも気をつけると、かなり妙な人間がいることがわかる。