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小学校授業でホラー映画、体調不良訴える児童も
8月7日7時49分配信 読売新聞
福岡県芦屋町立山鹿小(筒井信秋校長、467人)で7月中旬、40歳代男性教諭が6年生の授業時間に、殺人など残酷なシーンが多く含まれる映画を上映していたことが分かった。
児童1人がショックで「眠れない」などと訴え、町教委は「授業時間に見せたのは、配慮に欠ける」として教諭に厳重注意する。
学校によると、映画を見たのは児童22人(11、12歳)。担任の男性教諭がDVDを持ち込み、
7月13日に放送室のスクリーンで同姓の人が次々と殺害される「リアル鬼ごっこ」、16日に教室のテレビモニターで「輪廻(りんね)」を見せた。「輪廻」は授業時間内に見終わらず、給食時間にもかかった。
「輪廻」は少年少女らがナイフで刺され、血が噴き出す場面などが続く。映画界が自主的につくる映画倫理委員会は、12歳未満が劇場で見る場合は保護者の助言・指導が必要な「PG12」に指定している。
教諭は、1学期のカリキュラムを終えていたため映画上映を計画。「頑張ったごほうびに」と見たい映画を尋ねたところ、児童らがホラーを希望した。
20日夜にPTAが6年生を対象に体育館でホラー映画を見たり暗い校舎内を歩いたりする肝試し大会を予定していたこともあり、2作品を選んだという。
その後、体調を崩した児童がいるとの情報を受け学校は各家庭を訪問。眠れないなどと訴え急性ストレス反応と診断された児童がいることを確認した。
今月1日に緊急保護者会を開き、筒井校長と教諭が経過を説明、謝罪した。保護者からは「行き過ぎ」との批判の一方、「子どもが見たいと言ったのだからいいのでは」との意見もあったという。
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