11/01/21 11:14:11
中野剛志氏によるとTPPは1858年の日米修好通商条約(不平等条約)以来の日本から
アメリカに関税自主権を献上する手続きにすぎない。
日本の農業が壊滅する代わりに工業品の輸出が増えるかというと増えない。
なぜかというとTPP参加国のGDP比は米:日:その他の8カ国=6:3:1で
実質、日米間の問題であるから。
ではどうして日米間だけでFTAをやらないかというと米国はTPP参加国の多数決と
いう形でその他の8カ国の票を使って(多数決という民主的な錦の御旗を使って)
日本に米国により有利な条件を突き付けられるから。
米国の失業率は10%に近く、オバマはこの先5年間で輸出を2倍にすると言っており、
さらにはオバマは輸出を増やす為にTPPに参加するといっている。
この状況ではお互いに関税を撤廃しあう事で日本が輸出を伸ばせる可能性のある米国に
輸出を伸ばす事は難しい。
仮に伸ばせても金融を握っている米国による為替操作で円高ドル安に誘導され
関税撤廃のプラス効果すらなくなり、日本はさらに苦しい立場に立たされるか
自動車産業のように現地生産(米国で売る日本車の67%)を強いられるだろう。
他の8カ国の中には労働力を輸出したい(日本への出稼ぎ)という国もある。
TPPは米国による日本包囲網。
中野さんの言った事を自分なりにまとめるとこんな感じかな(まとまってないけど)
右から左までプラスの事を言ってる人はいない。
TPPアメリカの真の狙いは!?(田中康夫)
URLリンク(www.youtube.com)
中野剛志先生のよくわかるTPP解説(西部ゼミナール)
URLリンク(www.youtube.com)
TPPは国土と社会壊す(共産党)
URLリンク(www.youtube.com)
TPPと世界経済の行方(桜)
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.nicovideo.jp)