10/05/08 10:21:55
■白川日銀は「デフレ誘導」
▼政策“ミス”はこれで三度。世界最悪のGDPギャップを埋めようともしない。実は意図的な「物価下落」。
(前略)日銀は、世界の先進国で標準的になっているインフレ目標について、
「実施できる手段がないと信頼を損なう」として反対してきたが、00年以降の結果だけをみると、とんでもない。
皮肉をこめて言えば、世界でもっとも物価管理能力のある中央銀行なのだ。
ただし、その目標ゾーンが狂っている。
「マイナス1~0%」ではなく「1~2%」と、2%ポイントほど上に設定すべきなのだ。
日銀から金融ネタをもらう“御用聞き”マスコミや、研究助成を受ける“御用”経済学者のなかに「本石町応援団」が多い。
彼らは日銀の顔色を読んで「量的緩和をしても効果がなかった」と口をそろえる。
顕著な効果がなかったのは、物価を生かさず殺さず「デフレ・ターゲティング」に押し込めてきたからだ。…
デフレ脱却のためには、GDPギャップを埋めればよく、長期国債買い入れで量的緩和を30兆円以上、
または同じことだが財政法第5条但し書きに基づく日銀引き受け30兆円を行えばいい。
「デフレの闘士」どころか「デフレ愛好」の白川日銀にそれは望むべくもない。
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