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週刊エコノミスト [ 2010年05月11日号]
日米英「同時破産」/膨大な借金と始まった「悪い金利上昇」
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・・・「経常黒字が増えたにもかかわらず日本経済は疲弊した」というのが、三國事務所代表取締
役、三國陽夫氏の見立てだ。
日本は、対米輸出で手に入れた輸出代金を米国債などに投資してドル資産のまま保有し続け
た結果、日本国内には円資金が行き渡らず、デフレ圧力がかかった。内需も活発化しなかった。
逆に米国内には金融緩和効果をもたらし、消費を拡大させる状況を作ってしまった。「経常黒字を
ドル資産で保有したまま、円安誘導やデフレ対策の金融緩和を続けても、それは穴の開いた
バケツに水を注ぐのと同じ。今回の米住宅バブルの一端を日本のゼロ金利や量的緩和政策が
担ったと言われても仕方がない」と三國氏は語る。