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>>552
海外投機筋、円売り越し2年半ぶり高水準
外国為替市場で、海外のヘッジファンドなどが円売り・ドル買いを急速に膨らませている。
米シカゴ市場の通貨先物取引で、投機資金による円の売越額が約2年半ぶりの大きさに
膨らんだ。3月下旬から円安が進んだ要因の一つとみられる。
日銀の金融緩和が長引く観測が強まっているため、超低金利の円を借りて売り、ドルや
ほかの通貨を買う「円キャリー取引」が再び広がっているとの指摘もある。
ただ、過去の円キャリー取引は、海外に過剰な投機マネーをもたらし、米国の住宅バブル
などの遠因となったという指摘もある。現在でも、日銀は「主要国の金融緩和が新興国経済を
刺激している」(幹部)と危惧している。円キャリー取引が再び膨らむようだと、新興国経済が
一段と過熱するリスクもある。
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