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日本経済新聞 2010年3月18日 夕刊
NY株続伸、日米の緩和路線好感
原油・米国債にも資金流入
17日の米株式市場ではダウ平均が7カ月ぶりとなる7日続伸となり、年初来高値を2カ月ぶり
に更新した。米連邦準備理事会(FRB)がゼロ金利政策の継続を改めて示唆したうえ、日銀も
追加の金融緩和に踏み切ったことで、流動性主導の株高が期待しやすくなった。こうしたムード
を反映し、原油や金などの商品、米国債にも資金が流入した。
FRBは16日に発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、ゼロ金利政策の期間を
巡る表現を「長期間」のまま据え置いた。これを受けて市場の一部で浮上していた早期の金融
引き締め懸念がひとまず後退。日銀も追加の金融緩和で歩調を合わせたため、贅沢な流動性
が今後も市場に供給されるとの期待が広がった。