10/12/22 00:31:40 kp+nr1Mt0
それから７年、サークル参加していたオンリーイベントの終了間際に、Aがいきなりスペースを訪ねてきた。
どうやら今Aもその日サークル参加していたらしく、サークルカットで私とわかってわざわざきてくれたらしい。
当時なんとなくのFOだった事もあり、懐かしさもあって、久しぶり！と話を始めた。
自分はサークル名も変わっていたので、よくわかったね！と言うと、「だって絵柄全然変わってないから！」と言われた。
Aはその日出した自分の新刊と既刊を持ってきてくれたので、ありがたくいただいた。
相変わらず可愛い絵柄で丁寧な印象は変わらず、でも上手くなっていて、ずっと絵を描いていた事もなんだか嬉しかった。
すごく可愛い本をありがとうと言いつつ、自分の本はその日完売してしまってて、渡すものが無くてごめんねと言うと
「あ、いえ、いらないですよ！大丈夫」とAが相変わらずにこにこと愛想よく答えた。
「私さんの本、昔大好きでした！今も本当に絵が全然変わってなくてびっくりしました！」と言うので
「根っこが全然変わってないってよく言われますｗでも昔のはさすがに今見られると恥ずかしいです」と返すと
「いいえいいえ！本当～に全然変わってないですよ！なんっにも変わってない！」と力説するA。
最後に、お互い絵を描くの頑張ろうね！と言うと、なぜかあははと笑われ、私さんはずっとそのままでいてくださいねと言われた。