09/09/22 16:52:48 ykPUmMZO0
西岸良平はけっこうBAD物も描いてるよね。
「三丁目」では少ないけど「鎌倉物語」なんかダークな顛末もかなり多い。
個人的には若い頃の短編が好きだ。
宇宙人に超能力を与えられた青年が正義の味方になろうとするんだけど、
地球の物理法則をよく知らない宇宙人だったもんだから、
実は超能力は紙クズをちょっと動かせるくらいの力しか無くて、
知らずにチンピラに挑んで言った青年はあっけなく殺される、ってやつ。
自分以外のものの力に頼った正義なんて無力なんだよ、という皮肉だと思った。