09/07/05 00:10:13 97tN0i2vO
一次文章書きの神(私)。
知的な文章なのにとても読みやすく、絶妙な表現と独特な言い回し
そして緻密に組まれたストーリーと張り巡らされた伏線が織りなす神の作品に人々は引き込まれ、
神の神殿に訪れ、作品を一行でも読んだ者は必ずリピーターになる。
そんな中神の作品が賞を取り商業デビュー。ライトノベル作家に。
神のデビュー作は麗しいイラスト付きで売り出される。
イラストの効果もあってかもちろん本は飛ぶように売れ、
もちろんアニメ化されコミカライズされさらにゲーム化までされる。
そしてある時、神のファン達は気付く。
「この神本の神イラストは誰が書いているのだろう?」
本のページ内をどれだけ探してもイラストレーターの名前は書いていない。
……もうお気づきだろうが、なんとイラストは神自身が描いたモノだったのだ!!!!!
そう、神は文章も絵も神だったのだ。
神はその後受けたインタビューで
「文章も絵もご自分でかかれるのは大変でしょう」
と聞かれ、
「ええ、もちろんです。でも文章を書くのも絵を描くのも大好きなので
どちらも楽しみながらやってます」
と笑顔で答えている。
わざわざライトノベル作家なのは絵も描きたかったから。
妄想しすぎなのはわかってる