11/08/01 00:26:01.24 M0CYLHym
約15才のうちの犬も本日旅立ちました。
つい先週まで、ウサギか何かの痕跡を追いかけて山の中をワンワン言いながら駆け回ってたのに
今朝の散歩からどうも歩きたがらずに、道中でいつもより少し多めの水を飲み草むらに座り込んでしまう。
どうしても歩こうとしないので仕方なくその草むらに放置し、すぐに車で迎えに行って家に連れ帰った。
犬小屋へ数時間おきに様子を見に行っても、普段と同じように「暑いよ~」みたいな感じで横たわったまましっぽを振っていました。
そして夕方になり犬小屋に行ってみると、いつものようにダラーッとアルミ製の冷却板の上で眠ってた。
でも何か反応がおかしい。気になって腕の下に手をやると・・・まだ暖かいのに・・・心臓の鼓動が感じられない。
「あ。そっかー・・・・そうだよね」 暫く頭や首、もう筋肉の無くなったゴツゴツした背骨を撫でながらボーッとしてました。
正直なところ悲しいというより今までよく頑張ったねという思いが強く、亡骸のそばでしばらく呆然とした後
最初に出た言葉が「今までお疲れ様。」でした。
よく散歩しながら
「お前は会社ってのが無くていいな。今日さー、こんな腹の立つことがあったんだよね。」
「お前、昔さ、あんな事やこんな事して俺にかなり迷惑かけたの覚えてるか?」
「実はお前の次に飼う犬の犬種と名前を考えてるんだぞw」
とかお前の頭をしっかり押さえ僕の息を吹きかけながら、冗談やグチを言ってたよね。
そんな分かるわけもない気持ちをこれまで受け取ってくれて、本当にありがとう。
だからお前が居なくなった辛さで、もう犬なんて飼わないなんて全く思わない。
欲なことを言えば、お前の次に飼う犬と僕を天国から見守って欲しいぐらいに思ってる。
色々言いたいことは墓の前で言ったからいいとしよう。じゃあ、最後に。
今までありがとう。おやすみなさい。