11/04/07 13:47:53.92 aOXVUPvl
簡略的に土に埋めると書きましたが、犬の糞は、じつは土に埋めるようになっていません。
バイオ発酵トイレ方式で処置しないと、植物に対する害が確実に出ます。
そのため、犬は人が土を踏み固めた場所に糞をすることを好まず、
草むらの柔らかい土を探して、掘って埋めるようにするのです。
伝統的な皇室のトイレは、猫の砂タイプの非常に原始的なものですが、
うちの社家(神道の家)に伝わるトイレはそれよりもはるかに進化していて、
今で言う生ごみ処理機と同じ、バイオ発酵式トイレ(バイオトイレ)になっています。
この方式の利点は、酵素によって既に発酵している便なら、
4時間程度で二酸化炭素と水蒸気と米粒程度の量のミネラルに変化して、姿形が消えてなくなる点です。
発酵温度は80度にも達するので、殺菌されて清浄な状態を保てます。
吸着消臭作用があるおがくずが包んで臭いを消すので、ほとんど臭くありません。
水洗便所は掃除しないと汚くなりますが、
バイオ発酵式トイレは、半年に一回程度の手入れ以外、清掃作業は必要ありません。
うちの社家で飼ってる犬達のトイレの場所の設定や管理は、
犬達に任せてあって、人間は一切関与していません。
自然状態で何の問題も生じないのは、
バイオトイレと同じ状態になっているため、清浄な状態が保たれているからです。
また、犬は自分の縄張りに尿をかけて回る習性があり、
うちで飼っている犬達も尿でマーキングして縄張りを主張していますが、
神社の建物に向かって放尿することはありません。
躾以前の、犬の基本的な判断能力の問題です。
迷惑な行動をする犬を量産しているのは、不自然な考え方や行動をとっている飼い主です。