10/09/16 16:35:46 8ZKSHiyc
野良猫だろうが飼い猫だろうが、去勢・避妊したいのならすればいい。だが、それを他人に対して推奨する行為は欺瞞に他ならず、不愉快に思う人も
いるかも知れないからやめるべきである、と思う。
特に猫のこの件において議論を醸す真の原因は、猫好き、猫嫌いに関わらず、そのような独善的な言動にあると考えている。
私は猫全体が嫌いというわけではなく、かわいいと思える猫もいれば、憎たらしいと思える猫もいる。
餌やりを全くやったことが無いわけではないが、それはたまたま自分が食べるために持っていたせんべいを気が向いたときに一、二欠片わけ与える程度であり、
キャットフードを買って毎日決まった時刻にえづけしに行くという程のものではないし、また、トラブルを避けるためそのような行為は極力控えている。
夜、散歩がてら猫を近くから観ていたりすることはあるが、餌付けしているとの近所の誤解を避けるために、手ぶらの時以外は猫に近づかないようにしている。
猫に餌付けをする人がいるために残った餌などで道路や住宅が汚れるという人もいるかも知れないが、それは猫の餌付けかどうかに関係がなく、弁当やカップ麺
の食べ残しや酔っぱらいの糞尿や嘔吐物も同じことが言える。ただし、その頻度や場所が特定されるという点において猫の餌付けの残り餌は問題であると思う。
だから野良猫肯定派の人々は餌付けを行ないたければ、残り餌の片付け、清掃、悪臭を取り除くまでの作業まで行えば良いのではなかろうか。
また、猫が増えると悲惨な事故や病気にあうかも知れないが、そうしたことは生き残った猫にとっては結果的に好都合であるかも知れない。
普段から猫の愛らしい仕草を見ていると、ミンチになったそれを見るのは耐え難いものであるが、自動車を走らせるというような人間の横暴さについてはそれ自体
自然なことであり、人間の愚かな行為として捉える事自体エゴであると思う。
人間は愚かであることが自然なのだと私は思う。それによって自然破壊が行われようともそれ自体自然なことであって、またそうしたことで議論を交わし、改善策
を行なおうとすることもまた自然であり、なんら問題はない。
それよりもどのような最後を迎えようとも一瞬でもこの世に存在したことこと自体が素晴らしいことなのであり、死ぬのは悲しいから産ませないというのは自分
自身の存在さえ真っ向から否定することになるのではなかろうかと考えている。果たして蝉は無価値なのか？生まれて直ぐに死んでしまった赤ちゃんは無意味なのか？
今日咲いて今日散る花に意味はないのか？そんなことはないと私は思う。生命の尊さを理解していないのは避妊・去勢を奨励する人のほうであるのではなかろうか。
そういう人は魚を釣ってその場で殺して食べたことがなく、牛や豚がどのようにして市場で売られる肉になるのか考えたこともないし、考えたくもないといったような
エゴの塊なのだろうと思う。
しかし、一方ではそうした避妊・去勢をしたり奨励したりすることも人間の自然なあり方であると思う。
自分は菜食主義者であるから命を刈り取っていないと言う人もあるだろうから言及しておきたいが、そういう人は野菜には命がないとでも思っているのだろうが、
果たしてそうではないと私は考える。植物には能はないが、何か判断しているように思われる節があるから、植物に生命がないとは私には思えない。
私は、我々とは常に誰かを殺してその生命を戴いているとしか考えられない。もっともこれは私の考えであって誰かに押し付けようとは思ったことはないが、猫の
避妊や・去勢を奨励する人がいるから一石投じてみたくなったというだけである。私のこの行為もまた自然なことである。彼らが黙っていれば私は元々こうした考えを
他人に話すつもりなど無い。私のこうした考えを不愉快に思うのであれば猫の避妊・去勢についても奨励することなく黙っていれば宜しい。が、巷にはこのような議論
が見られるためにこうして投稿してみる次第である。
ちなみに私はこうした議論自体、人間の自然な行為であると思うから、別に不愉快でもなんでもない。議論があればあるでよし、なければないでそれもまたよし、である。
議論されることによって結果的に不愉快になるようであればそれはエゴからくる感情であり、そういう人は議論という行為を行うに足りず、憎悪が生まれるだけである。
また、そうしたことで人間同士の殺し合いがあったとしてもそれもまた人間の自然なあり方なのであろうと思う。