10/02/03 22:33:42 +hXYrgM0
花博記念公園鶴見緑地(守口市・大阪市鶴見区)で今月、野良猫の虐待が立て続けに起き、
3匹が息を引き取った。いずれも人なつこい猫をおびき寄せて襲ったとみられる。
家族同様にかわいがってきた地域の人たちは心を痛めており、守口署は動物愛護法違反の
疑いで捜査を始めた。
「またやられてるぞ!」。26日午後6時すぎ、公園に叫び声が響いた。公園北側の広場で、
ぐったりとした黒茶色の若い猫が街灯の下に置き去りにされていた。
四肢は不自然な方向に曲がり、ヒゲが焼かれ、鼻先にロウが付着していた。骨折は7カ所あり、
歯も2本抜けていた。近所の人たちが大阪市旭区の動物病院に運び込んだ。診察した獣医師
坂口康祐さん(34)は「強い力でたたき付けたか、ハンマーのようなもので殴打したのか。
こんなかわいそうな猫をみたのは初めて」。手術のしようもなく、安楽死させるほかなかった。
10日前の16日午後7時すぎにも全く同じ場所で、トラ模様の猫が口から血を流し伏せているのを
ホームレスの男性が見つけた。弱々しい呼吸。ベンチにたたきつけられたのか、血痕が残っていた。
連絡を受けて、大阪犬猫ネットワークの野上文代さん(50)が引き取ったが、間もなく死んだ。
解剖の結果、頭の骨が折れ、肺から出血していたことがわかった。
発見される約30分前、近くの主婦(63)がこの猫にえさをあげていた。つきまとって離れず、
「人恋しいのかなと妙に気になり、振り向きながら帰った。まさかこんなことに……」と声を震わせた。
さらに正月3日夜には、2件の現場から北に数百メートル離れた歩道で、散歩していた鶴見区の
会社社長北村元ノ介さん(59)が歩道脇に猫の死骸(しがい)を見つけている。街灯の下で口から
血を流していた。4年間可愛がってきたキジ猫「愛ちゃん」だと一目でわかった。
URLリンク(mytown.asahi.com)
殺された野良猫の「愛ちゃん」。ファンが多く、公園のアイドルだった
URLリンク(mytown.asahi.com)