09/05/28 09:33:54 aeNJuA1E
猫の鼻腔内リンパ種の治療例として、家の猫の場合を書きます。
家の猫は鼻腔内リンパ種を発症し、放射線治療をしてから3年以上経ちました。
再発はしていませんが、放射線治療の副作用で逆に長い間苦しい思いをしています。
ここに書く事が、鼻腔内リンパ種の治療に対する参考になれば幸いです。
【発症期】
まず、最初の症状は鼻水でした。その内、鼻が詰まって酷い鼻音が聞かれる様になりました。
いつも通っている動物病院へは何度も行ったのですが、
その小さな動物病院では鼻腔内リンパ種の知識に乏しく、症状が悪化して行きました。
2・3ヶ月程経って鼻血が飛び散り、別の動物病院へ行って腫瘍である可能性が指摘されました。
紹介状を書いて貰い、大学の家畜病院でMRIを受けてやっと鼻腔内リンパ種である事を知りました。
当時は余命3ヶ月。それから、何とか3年以上が経っています。
【放射線治療】
治療方法としてまず放射線治療を受ける事になりました。
他の選択肢は提示されませんでした。
鼻の骨が無くなり、右目の位置も腫瘍でずれているという事でした。
放射線治療の1回目で、酷い鼻音は無くなりました。
3回目まで受けて脱毛等も無く、非常に順調な経過だったと思います。
その後、遠方に引越しをした事から4回目から7回目までは入院をさせて治療しました。
戻って来た時には、顔が焼け爛れた様な状態で、鼻水が止まりませんでした。
更に、転移を防ぐために抗癌剤での治療を勧められましたが、
その状態からとても耐えられないだろうと思い、断る事にしました。