08/08/07 00:58:40 IHvFYeVL
>熊やカモシカなどの野生動物の飛び出しなら誰も責めることはできないが
そうでもない。
誰にも占有されない動物なら、道路管理者の責任が問われるという判決が出ました。
こうなると、行政機関は「地域猫」などという責任放棄放し飼いを認められなくなるでしょう。
「ひんぱんに障害物が飛び出す危険な道路環境を黙認・助長した」責任を問われるからです。
キツネ避けて高速道で事故死、旧道路公団らに5100万賠償命令
北海道苫小牧市の道央自動車道で2001年10月、道路に飛び出してきたキツネを避けようとして
スリップし、後続の車両に追突され死亡した札幌市の女性(当時34歳)の両親が、
東日本高速道路(旧日本道路公団)などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が18日、札幌高裁であった。
末永進裁判長は「高速運転を危険にさらすキツネが高い頻度で本線上に現れること自体、
道路として安全性を欠いている」として、1審・札幌地裁判決を変更し、同社と追突した
後続車両の運転手に対し、総額約5100万円の支払いを命じた。
事故が発生した道央道苫小牧東―苫小牧西IC間は、キツネが頻繁に道路を横切り、同社は
「動物注意」の道路標識と有刺鉄線を設置していた。末永裁判長は「運転者が、
出没しないかもしれない動物の出現を予想して低速で走行することを期待することは
現実的でない」とした。
東日本高速道路北海道支社の話「判決を詳細に吟味した上で対応する」
(2008年4月19日11時36分 読売新聞)
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