03/12/03 20:40
290、292さん 遅くなりました。 私なりの考えを書きます。
「教授の気分とかでは?」
芸大の試験の審査は文部省の人が監視にはいります。もちろん審査自体には
参加しませんが、 試験が公正に行われているかどうか、教授達が純粋に
その仕事を為しているかを見守ります。
私はある科で審査の手伝いをしましたが、手伝っていてうんざりしてしまう程
丁寧に審査が進められます。
3日に渡って審査が続いたこともありますし、時には夜中の1時までかかった
こともありました。
どの科の審査も同様に行われます。 きっと教授たちに作家というプライドと
真摯な考え方があるから、あそこまで集中して審査できるのだと思います。
気にされた「気分」という感覚は、入り込むスキはないと思いますよ。
「絵の才能を持って生まれてくるかどうか」
良い作家すべてが、自分に才能があるとは考えていないでしょう。
もちろん芸大に合格して行くひとも。
私の考える才能とは、情熱をもって制作を続けられるかどうか、唯一
これのみと考えます。
ゆえに、両方とも運とは言えないというのが私の考えです。