11/01/23 06:04:18 4Lx9p0z10
漫画版(ある意味最新版)の『秒速5センチメートル』では、
巻末の番外編で、篠原明里の主人公への思いと、逡巡が描かれてるよ
学校の男の子から告白されたんだけど、受け入れることも断ることもできず暫く待ってといい、
遠野貴樹がどう思ってるのか、会いたいのに会えないもどかしさ、
この学校には遠野貴樹はいないんだという現実、
いっしょに別れた駅を歩いていても、遠野貴樹への思いがだんだん薄れて行く
その彼と付き合ったかどうかはわからんが、
篠原明里も悩みに悩んで苦しんで苦しんで、第3部の結婚にまで行き着いたんだろう
そこに迷いは無い
遠野貴樹が第3部で付き合った恋人がいたけど、彼女の台詞がすべてだと思う
「3年も付き合って、1000通以上もメールしたけど1cmしか近づかなかった」
もしも遠野貴樹が、もっと篠原明里に積極的に電話したりメールしたり、
彼女といっしょに遠距離恋愛の苦しみを共有しようとしれば、結果は違ってたと思う
大学では東京戻ってきたしチャンスは幾らでもあったんだよ
遠野貴樹が悪い。