11/03/09 21:52:30.63 fcMcAlFO0
>>213
そういう事じゃなく、実際にいくらか速くなるって事だろう
コートにスパイクが決まるまでで言うなら「最適な流れでとったフォームの方が強い(速い)スパイクが打てる」というのはあるだろうけど、
「ボールの動く距離が長い」というだけの話なら単に間延びするだけのはず
「アタッカーが最高到達点にいる時にはボールがすでにそこにある」って所がポイントなんだと思うよ
どれだけ志乃がトスに球速をつけようとしたところで、アタッカーがまともに打てなければ何もならない
ここで問題が発生する
・「トスの球速の上限=アタッカーが対処出来る上限」であり、結局トスの球速には制限が出来てしまう
・アタッカーは打点にボールが来るのを見極めなければならないので、スパイクのタイミングそのものが遅れる
一方で鏡子のトスの場合、アタッカーが最高到達点に達した時には、既にボールが打点に来ている
つまりアタッカーはボールが打点に来るまで待つ必要、打点を見極める必要がない
これは3巻の賭けバレーでナオが「打たせられた、打つしかない」と言っている部分にも現れている
最高到達点に軌道の頂点を合わせられるくらいの加減をつけつつ、極力球速をつけたのが鏡子のトス
そこそこ程度にしかトスの球速を上げられず、しかもその球速がアタッカーの足を引っ張る形になってしまうトスと
アタッカーがジャンプからの流れで即打てるように軌道に頂点を作りつつ、ギリギリまで球速を上げたトスとの違い
そこから志乃の「自分のトスは傲慢だった」というセリフが出てきたってのもあるんだろうな