10/10/02 16:58:19 RmhNoliU0
623 名前: 名無しんぼ@お腹いっぱい [↓] 投稿日: 2009/11/07(土) 19:06:30 ID:gSp86A/30
「ガッツお前、どうして、皆の輪から外れる。俺わからない」
「うるせえ!ちょっとでも近づいてみろ!こいつで喉を突き刺してやるぜ!」
「ガッツ、、、」ゆっくりと確実に近づいてくるピピン。ガッツの周りでは鼻に付く
むせ返しそうな濃い異臭が漂っていた。ガッツはここでもし射精したことが
ばれたら本気で殺すしかないと思った。そう、あの時のドノバンのように、、、。
「や、やめろ、くるな!!(も、もしもう一度、あの力強い腕に抱えられたら、俺は、
俺はもう二度とお前を、、、)」
「俺、嗅覚敏感。今全部わかった、、、。だけど、誰にも言わない。
今はこれだけで勘弁しろ、、、、、、」
ピピンの目は優しく澄んでいた。ガッツはそっとふさがれた唇の柔らかさと、
それにかすかに残る酒の芳香を、頬撫でる夜風とともにいつまでも
噛みしめていた。