11/03/01 13:01:53.00 KmOU7gt50
読み直してみたけどスタリオンの深度表示はやはりメートルと思われる。WW2終了までは日本、ドイツ、ソ連の
高度深度はメートル表示だった。現実世界でも本当はメートル単位の方が度量衡が統一、単純化されてるので何か
と便利なのだが、今も高度深度がフィート表示なのはアメリカが原因。
つまり世界で最も工業製品を生産し、また最も多くの航空機を生産・運用してきたから、ある日突然『これからは
高度をメートルにしましょう』としてしまうと事故シャレんならないが多発するから、というのがフィートを使い
続けているアメリカの言い訳。
スタリオンはジェネラルダイナミクス・ニューポートニューズ製の生粋のアメリカ製品だが、現在はユーロ主導の
世界にいるから便宜的にメートル使っとるんだろう。第42話で宗行少佐も言ってたし。
ただしヤードポンド法は商取引、工業製品、電化製品やコンピュータにも主流として使われているのでその辺が
どうなったかが興味ある。
現実世界の魚雷(Mk48ADCAP、Mk50バラクーダ)の耐圧深度は概ね800mと言われる。
最大の脅威だったアルファ級とマイク級に対抗した物だがソ連が消滅した為、それ以降の開発は滞っている。
また実際に深深度での魚雷発射はマイク級(コムソモーレッツ)が深度800m付近で発射した記録がある。
これだけでアメリカの潜水艦設計技術者が越えられない壁を見せ付けられて絶望したのは有名な話。
深深度でキャビテーション減少という発想はなかったわ。実際どうなんだろ?
ただあの海中メタン湧出場所では魚雷はまっすぐ進まないんじゃないかな。