10/08/06 00:55:04 b90nxmJU0
遅ればせながら、今週のフラッシュ読んだが、しりあがり氏と山田がイマイチ噛み合ってなかったな。
しりあがり氏は「いいんですよ。ぞんざいに生まれてぞんざいに生きてぞんざいに死んでいけば、それでも世界は絶対美しい」という通り、
自分を天才だなんて言わないし、むしろぞんざいで足りないところの多い人間だけどそれも受け入れようって考え方なんだが、
その、しりあがり氏を山田は、他者の追随を許さない現代アーティスト、我らがカリスマ等と、安っぽい御世辞のオンパレードで孤高の天才に
祭りあげようとしてるんだよね。 他にも、ちゃんと張ってないトーンを「巨匠の仕事」とか、パロディ漫画を「権威との戦い」とか、
肩の力の抜けてるしりあがり氏を無理矢理山田テンプレに押し込めようとしているのがミエミエで鬱陶しかった
柱部分の山田コメントで「僕が一番すごいと思うのは”ヘタウマ”から文学に進んだという”奇跡の作家業”の部分。」というのがあったが、
やっぱり山田は作家として評価されたくて仕方が無いんだなと思った。