10/06/13 16:58:31 2HPYyEL40
ここに「理想主義者の屍に乾杯」という個人誌があります。
89年に山田玲司さんが自費出版した本です。冒頭には「絵画小説主義宣言」と称し、
「俺は今、出版されているありとあらゆる「マンガ」をクソだと思っている。
そうでなければ俺がペンを持つ理由がない。もし他人の作品を俺が讃えるならば、あえて俺が描く必要などないからだ。
今更いうまでもなくこの業界は腐っている・・・(略)・・・血迷った文部大臣が何をトチ狂ったかマンガに芸術賞をやると言い出したが・・・(略)
・・・この程度の脳ミソが日本のキッズを上段から「教育」していると思うとぞっとする。
今の「マンガ」とやらのどこに「芸術」が存在するというのだ」
と過激なアジテートをしています。23歳の時とはいえ、この尖り具合と萎えさせ具合はハンパないですね。
どんな芸術がこれから展開されるのか期待をあおりにあおります。
岩井の本棚 コラム まんだらけ 「本店レポート」 第10回
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