11/11/11 22:44:16.39 0
>>349
抵抗したい気持ちはあると思います。
僕自身、非常に腹が立ってます。
また恥をさらしますが、抵抗したくてもできない環境になってしまった
と言うべきでしょう。
代理店に手を引かれてしまえば、もうキー局でも、テレビ局としては
成り立たないのです。同僚たちも腹の底には、言いたいことがたくさん
あるでしょうが、それを口にすることは、クライアントに背を向けることに
なります。上層部の耳に代理店に対する悪口を言ったりすれば、社員生命
は危うくなるでしょう。
テレビ局の売り上げの約4割を代理店が稼ぐとあっては、抵抗のしようがありません。
どうしても代理店の影響力を避けるには、子会社に電通のような代理店を
作ることでしょうが、口で言うほどたやすいことではありません。
特に電通は大きくなり過ぎましたからね。
比較的、代理店の影響力が弱いのは、地方局です。一県あたりをカバー
する弱小テレビですから、代理店そのものが、あまり介入できないと同時に、
介入しても、それほど美味しい思いができないからです。でも、反面、
地方局は、テレビ局内に営業を抱えなければならず、その人件費の捻出に
苦慮することになります。結果、クライアントを一社でも失えば、その土台は
すぐに揺らぐことになり、結局は、クライアントの言いなりになっているのは
キー局と同じです。テレビ局は、一見、聞こえはいいですが、権力に跪く
情けない存在でしかないのです。