ルシフェルだが2at CHARANETA2
ルシフェルだが2 - 暇つぶし2ch700:名無しになりきれ
11/12/04 22:39:04.25 0
自演って治らないの?

701:Lucifёl ◆MBUt0VnGaU
11/12/04 22:53:15.10 O
>>699
やぁ、こんばんは
フォースの格好は暖かそうだな
まっ、お互いお腹は出しているけどね

>>700
病ラファエルの意見を参考にすればいいんじゃないかな

702:Lucifёl ◆MBUt0VnGaU
11/12/04 23:21:25.64 O
>>699
一緒に暮らしているときにだが、ミカエルから「兄さんパンツを履いてくれ」とやたらとうるさく言われなかったか?

703:名無しになりきれ
11/12/05 01:21:16.11 0
自演で何レスも使うのは、何か間違っているよね

704:名無しになりきれ
11/12/05 01:26:16.04 0
自演ってどうやって見分けるの

705:名無しになりきれ
11/12/05 13:43:49.00 0
ミカルシですか?ルシミカですか?

706:Lucifёl ◆MBUt0VnGaU
11/12/05 14:41:49.31 O
私は動くのが面倒くさいのでね、ミカルシにしておくよ。
それでいいかな?

707:名無しになりきれ
11/12/05 15:37:00.38 0
マグロなんですか

708:名無しになりきれ
11/12/05 16:24:21.35 0
ぶっちゃけ神を性的な目で見てますか?

709:Lucifёl ◆MBUt0VnGaU
11/12/05 16:53:35.14 O
ミカルシという妄想上のシチュならば、私の立場は冷凍マグロでいいと思うがね

神か、彼はとてつもなく大きいからな…
神を性的な目でみたことだって?いや、ないよ

710:フォースフォロス
11/12/05 17:08:50.82 0
>>701-702
このコートは楽だよ。暑ければ脱ぎ、寒ければ着る。それで気に入っているんだ。
まあ、ジーンズ程ではないがね。

ふっへへ、よく言われたよ。
だが真のジーンズ好きはパンツは履かないものだからね(ドヤァ 
だが案外いい感じだぞ。みんなも試してみるといい。
…もしやLucifёlも言われる事があるのか?

>>705
私はどうも攻とやらが苦手でね。ミカルシにするよ。

711:山田ミカエル
11/12/05 19:40:21.25 0
あー!
兄さん発見したじょー!つかまえるじょー!
あはははは~!

712:名無しになりきれ
11/12/05 20:52:46.33 0
何故ちびまるこなんだ

713:名無しになりきれ
11/12/05 21:12:02.76 0
全て同一人物による犯行だろこれwww

249 タマネギ頭のルシフェル sage 2011/12/04(日) 13:39:29.91 0
イーノック?
あいつは本当卑怯な奴だよ

251 唇が紫色のイーノック sage 2011/12/04(日) 22:33:45.80 0
>>249
や、やめてくれよルシフェル…

358 名無しさん@ピンキー sage 2011/12/05(月) 12:48:47.20 ID:???
ヘーイ、サリエルクーン
君に100万円あげるよー
好きに使いたまえベイベー
(札束の入った封筒をサリエルに置いていく)


714:名無しになりきれ
11/12/05 22:56:25.34 0
みぎわさんはいないんですか!!

715:名無しになりきれ
11/12/06 00:44:26.65 0
  ☆
  |\   ∫∫∫
  ∴∴∴┌─┐
   (・ω・)ノ ̄ ̄ ̄ ̄
.  ノ/H/  ッパ
  ノ ̄ゝ

ピザ オモチシマシタ


716:名無しになりきれ
11/12/06 14:43:00.18 O
暇やな

717:名無しになりきれ
11/12/06 16:07:18.37 0
URLリンク(www.youtube.com)
このような映像を見て、大天使はどう思うものなのか?

718:Lucifёl ◆MBUt0VnGaU
11/12/06 17:30:11.74 O
>>710
なるほど。一番良いコートを装備しているわけだな。

ふっ、そうだな。真のジーンズ履きはパンツを履かない、これが最良の選択と言えよう。

はは、君もミカエルにパンツを強要されたというわけか
ミカエルの奴は「一番良いパンツを兄さんに履いてもらうよ」と私に合うパンツをあれこれ探していた様だけどね。
……だがまぁ、右から左に受け流してやったよ、ふふん

我々はパンツを履かないというポリシーを守っていこうじゃないか
パンツを履かない気持ち良さを、そろそろヒトにも分かってほしいものだけどな。

>>711
山田ミカエル…?
ふぅーん。ミカエルにも滑稽な派生キャラが誕生したようだな…クスクス

>>715
ピザか、人間が作りだした粉の結晶といったところか?
ふむ。実に美味そうだ、フォースと山田ミカエルの分もあるからな
一切れだけ頂くよ(ピザを摘んでペロリと食べる)
うん!うまい(ツ)

>>717
ほぅー。これはまた随分と小さな子猫じゃないか、動物の赤ちゃんは、どれも文句なしに癒し系なんじゃないかな?
ずっと見ていたいな、ずっと、ね。

719:名無しになりきれ
11/12/07 14:42:46.23 0
サランラップあげるよ↑

720:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:12:27.88 0
01
永沢「?!!」
強張らせた顔を徐々に解きながら、
永沢「……へぇ、君がね。…まぁ、君にはピッタリの趣味だね」
藤木「どうしたんだい? いま、さっき…」
永沢「何でもないよ! 底辺の君にはお似合いだって言ったんだよ!!」
藤木「な、何を怒っているんだよ。僕、何か悪いことでも…―」
永沢「きっ、君が低俗な話題を振って来るのがいけないんだ!!」
藤木「なっ、永沢君? ちょ、ちょっと待っておくれよぉ」

永沢は先に行ってしまった。
いつものことだ。
肩を怒らせて歩く永沢の後ろ姿。そんな後ろ姿も藤木にとっては見慣れていたもので、これもいつもの事だと、呆れた溜息を吐いた。

721:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:13:09.13 0
02
寧ろ永沢は動揺していた。
でなければ、いきなり怒り出すわけがなかった。

自宅に帰った永沢は母親の問い掛けも振り切って、そのまま自室に篭もってしまった。
机に向かい、画面の前。パソコンの画面を目の前に、永沢は蹲った。
頭を抱えていた。
永沢「(―どうして藤木君が2chを…?)」
永沢「(いや、そんなことよりも…―、僕がコテを名乗ってることがバレたら…―)」
永沢「(うわぁあああ!! もしも知られたら全てお終いだああ!!)」

心の中で呻く永沢。
画面の中には、1から凡そ700の、青と紫のスレッドタイトルが縦一列に並び、ウィンドーのタイトルバーには「大學生活@2ch掲示板@スレッド一覧」とあった。
そう。永沢は大生民であり、とある固定を使用していた。

永沢「うぅ…、しばらく名無しで書き込むか…」
そう呟くと、書き込み欄に表記された自分の“名前”を削除した。

722:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:13:43.37 0
03
永沢と藤木は15年来の友達である。
同じ小学校や中学校、高校までずっと一緒で、入った大学は違ったけれど、腐れ縁に友情を感じるところから三日と空けずに会っては、陰湿な永沢が、臆病な藤木に意地悪を言って、でも藤木が永沢を持ち上げることで、これまでその奇妙な友人関係を守られてきた。
二人が大学に入るまでは。

永沢は地元のCランク大学に進学し、藤木は、同じく地元のFランク大学に進んだ。
最初、永沢は自分よりも下の大学に入った藤木を馬鹿にして満足していた。
が、それも一年の後期までだった。
藤木は大学に入ってから変わってしまった。
自信の無さそうな、おどおどとした態度は相変わらずであったが、髪は茶金髪に染まり、服のセンスも格段に良くなり、いつだかはサークルの友達と旅行に行ったことを楽しそうに話して、充実した大学生活の爽やかな気配を漂わせていた。
居酒屋でバイトも始めたらしく、金を貯めて車を買うだの言っていた。
一方、永沢はと言うと、もう入学して一年半が経つのに、新入生のオリエンテーションの時から誰とも話していない。永沢は学内に友達がいなかった。
最後に話したのは学生事務課の職員である。それも友達がいないことで情報の伝達が上手く行き届かず、提出物が遅れたために、学生課の職員から呼び出されたのだ。
バイトの経験はなし。親から貰う月2万の小遣いでちまちまやっている。

永沢は「ぼっち」でかつ「非リア」だった。
今まで自分が見下してきた藤木の方が高い適応能力を持っていた。
だから、卑屈で考えの歪んだ永沢は、学校やバイト先の人間関係に順応する藤木を、流され易く自分を持っていない奴だと言って、さらに見下していた。
でも、どうしてなのだろうか。空虚なんだ。すーっ引いていくような虚しさがある。
あんなに藤木は楽しそう。あんなに面白そうにしている。
それが何よりもつまらなかった。

永沢は孤独だった。
いつしかその心の中の蟠りを、「2ちゃんねる」にぶつけるようになった。
名無しでいたのは僅か数日。すぐに固定を名乗ったのは、自分のこのモヤモヤする思いの所在を明らかにしたかったからだと思う。

723:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:14:13.55 0
04
永沢は固定を名乗り始めて最初のころ、板ではそれなりに上手くやっていた。
それなりに上手くやっていけたのは、それなりに持ち上げてくれる人が居たからで、自ら光を発してネタを振り撒かない限り、固定というのは孤独なものだった。
要求されるものはセンスとクオリティ。さらに流れを無視したマジレスや、ボケネタの鈍り、誤字や脱字、表現の誤り等々、いちいち突っ込まれてしまうものだし、特に固定のレスは名無しとは違って、批判の対象になり易い。
永沢は、二次創作による某国民的アニメのSS(ショート・ストーリー)を発表したところ、それが意外な形で固定の知名度を上げ、華々しい2ch固定デビューを飾った。
いや、訂正しよう。
飾ったかのように思われた。―と、そうなのだ。
それほど適応能力が高くない永沢にとって、何をレスするにしても我を押し通そうとするので、いつもマジレスしか出来ず、笑いのセンスに乏しい性質にとって、ネタでボケるのも、どこか垢抜けていない、凡そ「www」を多用するだけの味気の無いものだった。
書き込む内容は性格が表出した通り、陰湿で捻くれていて、ネガティブなものばかり。

永沢はすぐに批難の対象になった。
「つまならない」「おもんない」
「糞コテ」「空気」
「ツマカス」「才能がない」
しかも煽られる度に発狂してしまう肝の小さい永沢は、煽られる度に反応してしまうことから、その批判は、いつのまにか悪質な誹謗中傷になっていった。
「煽り耐性がない」
「死ね」「きもい」「うざい」
「自殺しろ」「消えろ」
華々しいデビューをしただけに、その後の落ち込みは凄まじいものだった。

「2ちゃんねる」を始めて2ヶ月。
永沢はその板の中で最も嫌われた固定となった。

724:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:14:38.34 0
05
嫌われ者の固定というだけなら、まだどうにでもなる。
問題は、いつだか煽られたときに自分の顔写真をうpしてしまったこと。
のみならず、話題に乏しい永沢は、自分の私生活や行っている学校、家族構成、とにかく永沢君男という人間の個人情報の八割を「2ちゃんねる」にばら撒いていること。
もしも藤木が「2ちゃんねる」の中の大生板に来ていたら。
大生民となって、自分の存在に気付き、自分の最たる汚点を知られてしまったら。
ああ。あああ…。
永沢は机に突っ伏した。

いま過去に書き込まれた文章を読み返してみても、チクリチクリと心が痛む。
人から「死ね」と、しかも大勢の人から言われることの、その精神的な疲弊は計り知れない。
「2ちゃんねる」をすると、自分と似たような、人を人と思わない奴等とばかりと遭遇する。自分を映す鏡のようで、それもまた腹立たしかった。
それでも「2ちゃんねる」に縋り付いているのは、どうしてだろう。
居場所がないから、他に行く当てがないから。
友達が…、(一瞬、藤木の顔が浮かぶ)――いないからなのだ。
頭を掻き毟り、脳裏を掠めた「リア充」の顔を掻き消した。てっぺんの髪の毛が少し抜けた。
孤独で寂しいのだ。
誰か人を求めてここへ来たのに、ここに来た所為で人がどんどん嫌いになっていく。

永沢はまたも心の中で呻いた。
永沢「(糞お…。僕はどうしたらいいんだ……)」
永沢「(とにかく…、藤木君が2chでどの板を覗いていたのか気になる……)」
永沢「(それを確かめなければ…)」

725:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:15:19.24 0
06
数日後。夕方の駅前。
顔をしかめ、ポケットに手を突っ込み、ともすると貧乏ゆすりをする永沢。
勝手に怒り出して帰ったとしても、こうしてまた普通に待ち合わせを出来るのが、この二人の奇妙な友人関係を示すところだった。
藤木「遅れてごめんよ。待ったかい?」
永沢「…。いや、いいよ」
藤木「どこか店に入らないかい?」
永沢「え…、あっ…」
藤木「マックにでもしようか?」
永沢「マ、マックなんて中高生じゃないんだから、恥ずかしいな、君は…!」
藤木「え…じゃあ、ファミレスなんて」
永沢「それも却下だね!! 君ごときでファミレスは勿体無いよ!」
永沢「―そこのコンビニで何か飲み物でも買って、近所の公園で話そうよ!」
藤木「…あぁ、分かったよ」
二人はファミマでファミチキや飲み物をそれぞれ買い込んだ。

永沢は持ち合わせがないことを素直に言い出せなかった。
いや、それだけではない。永沢はファーストフードなど、飲食店に入ることが出来ないのだ。
容姿に対するコンプレックスがあることや、人が大勢いる場所が苦手な永沢は、それ自体、そして今を活発に生きようとする藤木に引け目を感じて、神経質になっていた。
そう。永沢は藤木に、いつだって本音で話せたことがなかった。

726:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:15:51.32 0
07
夏の盛りを感じさせる七月の夕暮れ。蝉が鳴いている。
子どもたちが群れ遊ぶ公園の一角のベンチに座り、しばらく二人は無言だった。
口火を切ったのは永沢だった。
永沢「久しぶりだね。こうやって話すの…」
飲み物のストローを口から離し、
藤木「―っじゅぱ。先週も会ったばっかりじゃないか」
永沢「え…。そうだった?」
藤木「そうだよ。僕が「2ちゃんねる」の話をしたら怒って帰っちゃったじゃないか…」
永沢「……」
藤木「何か傷付けるようなことでも言ったのかと思って心配したよ…」
永沢「いや…、僕が悪いんだ…」
永沢「…と、ところで藤木君。君は2chをやってるって言ってたけど、どの板に居るんだい?」
藤木「僕もまだ始めたばかりだから、色んな所を見て回ってる感じかな…」
永沢「ふん…。まったく君は鈍臭いなぁ…」
藤木「ははは…。―でも面白い板が一つだけあって―」
永沢「え…?」
この滴り落ちる脂汗は夏の暑さの所為なのか。
どこの板なんだ。早く言え。
もしかして…大生板。そんなのは困る。駄目だ。やめろ。やめてくれ。
他の板であってくれ。他の…。

藤木「大學生活板って言うんだけど、大学生だし、ここが良いかなって…」

727:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:16:19.89 0
08
永沢はリプトンミルクティーを口から吹き出した。
ハンカチを差し出しながら、
藤木「なっ、永沢君…。大丈夫かい…?」
永沢「ゲホッ、ゲへッ、ウエッヘ…― だ、大丈夫だよ。気管に入った―ゲホッ―だけだよ…」
一呼吸置いて、
永沢「…で、そのダイガクセイカツイタはどんな感じのところなんだい?」
藤木「そうだなー。他の板とかに比べて固定が多いって感じかなぁ…」
永沢「…」
永沢「…こ、固定がね」
藤木「でも大学生は少ないみたい。ほとんど既卒か無職なんだよ。可笑しいだろ?ww」
永沢「あ…はは。まったくだね…」
永沢「固定は…、どんなのが居るんだい?」
藤木「有名らしいのは―って人、――って人とか、あと――って人とかね」
藤木「個人的には―――という固定が面白いから好きだよ」
永沢「そう…。ほ、他には?」
藤木「固定が多い故に、大人数で一人の固定を締め上げる祭りがあるのは嫌だなと思う…」
永沢「…ふうん…。じゃあ、そのダイガクセイカツイタに今後も行くのかい…?」
藤木「そのつもりだけど…」
永沢「……」
――

728:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:16:47.06 0
09
家に帰った永沢は深く後悔した。
どうして自分から「2ちゃんねる」の話を振ったのか。
もっと上手に、もっと何気ない自然な感じを装えなかったものか。
それにあんなに平静を失ってしまっては、藤木も何かおかしいと気付くのではないか。
しかも話を変えようと夏休みの予定を聞くも、藤木はリア充だから、バイトが忙しくて、サークルの仲間と海に行ったり、イベントに出掛けたりするらしく、そんな夏の楽しい予定に胸を弾ませながら話す彼を見て、ますます永沢は墓穴を掘ってしまった。

ジリジリというパソコンの起動音が響く。
暗室の一角にディスプレイの光だけがぼやけていた。
永沢「……」
永沢「―!!」
永沢「まただ!!」
永沢は唇を噛み締めた。

ツマカス空気糞コテ・キンタマねぎ男を潰すスレ
1 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:14:38 ID:――
   こいつがいるとレスする気が失せる
   潰そうぜwww
2 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:15:56 ID:――
   こんなつまらん糞がどうして固定やってんのww
3 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:17:37 ID:――
   コテスレ立てんな

永沢「…っく!!」
握り締めた拳を机に叩き付けた永沢は、すぐにキーボードに指をセットした。

729:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:17:15.99 0
10
12 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:29:04 ID:――
    マジレスいくない><
13 :キンタマねぎ男◆Pyfafvna256:2010/07/08(木)02:31:30 ID:――
    お前等は馬鹿か
    固定に面白さなんて求めんなよ
    僕は僕の思ったことを僕の判断でレスするだけだから
14 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:35:14 ID:――
    13 :キンタマねぎ男◆Pyfafvna256:2010/07/08(木)02:31:30 ID:―― 
お前等は馬鹿か
       固定に面白さなんて求めんなよ
       僕は僕の思ったことを僕の判断でレスするだけだから
     ↑wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwクソワロタ
15 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:37:24 ID:――
   <<13
    ほんとにおもんないわ
    まじで死ねよ いらねえから
16 :キンタマねぎ男◆Pyfafvna256:2010/07/08(木)02:38:50 ID:――
   <<15
お前が死んどけって 屑がよ
    僕よりも劣っていると自覚してるから名無しなんだろ?ww
17 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:39:59 ID:――
    <<16
    ハァ?
    まじこいつうざいわ
18 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:42:01 ID:――
    <<16
    <<16
19 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)02:44:03 ID:――
    キンたまねぎの固定生命は終わったなwwプゲラ

730:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:17:50.70 0
11
207 :キンタマねぎ男◆Pyfafvna256:2010/07/08(木)03:58:50 ID:――
      <<204
      僕が嫌ならNG設定にでもしてりゃいいだろ
     頭悪いな
208 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)03:59:48 ID:――
      http:●●●●●●●●●●●●●●●●.Jpg
   ↑ブサすぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
209 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)04:01:43 ID:――
    <<208
キンタマネギってこんな顔してたのwww
きめぇえええwww
210 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)04:04:33 ID:――
    なにこのたまねぎ顔wwwww
    キモすぎて吹いたww
211 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)04:05:39 ID:――
    <<207
    NG設定以前の話してるんだけど
    つまらないから消えろって言ってんだよ
212 :キンタマねぎ男◆Pyfafvna256:2010/07/08(木)04:07:40 ID:――
    何で僕が消えるんだよ うるせえよ
    僕の勝手だろ 君の糞うざい指示なんて受けない
    お前が消えろよ 死ね死ね
213 :学生さんは名前が無い:2010/07/08(木)04:10:09 ID:――
     ほんとに煽り耐性がないし
     だからツマカス糞コテって言われるんだよ

731:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:18:21.67 0
12
永沢は汗だくだった。
息も荒い。額を拭いながら、その嫌に滑り気のある汗を憎んだ。
汗で湿った手でクーラーを付けた。
永沢「(…ちくしょう」」

煽り耐性がない。永沢はこの言葉に嫌悪感を持っていた。
永沢が「2ちゃんねる」を始めたキッカケは日頃の鬱憤を晴らすためであった。だから寧ろ「煽り耐性がない」方が良いのだ。
溜め込むのではなく、心に思ったことを外に吐き出すために、そもそも「2ちゃんねる」があるのだと永沢は考えている。どんな誹謗中傷にも耐えてスルーできる「煽り耐性がある」と、かえって胸の中のモヤモヤが増長してしまい、精神衛生的に良くない。
だから永沢は凡そマジレスしかして来なかったし、煽られても我慢することをしなかった。
しかし煽りにも逐一受け答えをするということは、それはそれでストレスが溜まるものだった。

永沢「(ここも僕の居場所ではない…)」
永沢「(こいつ等は糞だ。僕を馬鹿にしている…)」
永沢「(許せない。何か手酷い復讐をしてやらなければ気が済まない…―)」
永沢「―!」

732:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:18:42.46 0
みんなやめろよ
寄って集って卑怯なことするなよ
キンタマねぎ男、ぼくは割りと好きな固定なんだけどな
間違ったことは言って無いし、君達みたいに誰かを責めたりしないだろ
    キンタマねぎ男はぼくと似てる
    なんか友達になれそうな気がするんだ 

永沢「…あ」
誰だろう。自分の側に付いてくれた人は。永沢は先程までの暗い怒りを忘れ、画面の向こうで自分を擁護してくれる誰かに引き寄せられていった。
画面はすぐに222に対する安価が付いて、自演するなとか何だとか飛び交っていったが、そんなことに目くじらを立てる暇さえないほど、永沢は心素直に惹かれていたのだ。

733:名無しになりきれ
11/12/07 18:19:07.74 0
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/23(火) 01:38:30.85 ID:PvJGsRO70

734:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:19:09.45 0
13
七月の末。
大学生にとっては前期期末試験の時期である。
学内には試験問題の答え合わせをする者たち、課題のレポートに勤しむ者たち、試験が終わり、待ちに待った夏休みを如何に過ごすかを話し合う者たちが、それぞれの時間を過ごしていた。
学生たちのガヤガヤとしたお喋りが学内を包んでいた。
雑踏の隙間から永沢が出てきた。試験が終わって、明日から夏休みらしい。
永沢は爛々としていた。

二週間前の締め上げ祭りで突如として現れたキンタマねぎ男の擁護。
永沢はそれ以来、その擁護してくれた名無しと自スレにて文字の交流を続けていた。
キンタマねぎ男は自演、馴れ合いのレッテルを貼られ、どのスレにレスをしても、無視などの冷やかな対応がされるばかりであった。だが、一人でも心通じ合える相手と知り合えたことで、その怒りは帳消しになった。
その名無しはキンタマねぎ男のスレ内で「ブルーリップス」と名乗っていた。
不思議なことにキンタマねぎ男はブルーリップスには何でも話せた。
学校や私生活のこと、ここでの嫌な体験、自分の内面や感情など、包み隠さず話せた。ブルーリップスも彼と似通った性質を持っていたようで、多くのことを共感してくれていた。
まさに心を開けた相手だったのかもしれない。

永 沢【―今日はそろそろ落ちるよ】
ブルリ【そう。それじゃあ、またね】
永 沢【ああ。おやすみ】

熱帯夜の寝苦しさも永沢には心地良く感じられた。
話せる友達が出来たという幸福感に満たされていたのだから。

735:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:20:00.30 0
14
――
藤木「最近、ぜんぜん連絡をくれないじゃないか」
永沢「あぁ。僕も忙しいからね…」
藤木「忙しいって、何かバイトでも始めたのかい?」
永沢「…君には関係ないだろ」
藤木「ぼ…僕たちは友達じゃないか!」
行ってしまおうとする永沢の肩を掴んだ藤木。
引き止められて振り返った永沢は、
「―…まぁ、君よりも大切な友達が出来たからね!!」
と、痛烈な嫌味を言い放った。
藤木「そんな…。そんな言い方酷いじゃないか、永沢君!」
永沢「何だよ。君も「2ちゃんねる」をやっているなら、そこで気の合う相手でも見付ければ良いじゃないか!」
藤木「そんな顔も見えない遣り取りで一体何が分かるって言うんだよ!」
藤木「やっぱり会って話せることの方が重要だよ!!」
永沢「―!!」
永沢「もういいよ!!」
藤木「…くっ」
永沢に話せる友達が出来て以来、藤木とは疎遠になっていた。
そして数週間ぶりに顔を合わせた途端、こんな風に喧嘩をしてしまったわけだ。
非は永沢の方にある。が、当の本人はそれを認めたくないようだ。

またやってしまった、と永沢は思った。
が、藤木との友人関係を解消しよう、とも思っていた。
藤木を切り捨ててしまえば、もしも藤木がキンタマねぎ男の存在に気付いても、友達を失う悲しみを知る前に、逃げ切ることが出来る。
そんな冷徹な計算をする永沢だが、何せ肝の小さい彼は、内心、先ほどの藤木との言い争いで情けないくらい動揺していた。

736:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:20:26.77 0
15
永沢家。自室。パソコンの画面の前で憮然とする永沢。
永沢「(いいんだ。これで……)」
永沢「(藤木君も僕と離れて気兼ねなくリア充生活を楽しめることだろう………)」
永沢「!」

ブルリ【どうしたの? 何か今日は元気が無い感じだね…】自スレにレスが付いた。
永 沢【ああ。ちょっとあってね】
ブルリ【何かあったの? 話してみて】
永 沢【いや、ちょっと連れと喧嘩をしたんだよ。あんなのとは絶交だけどね】
永 沢【十五年も付き合ってるけど、あいつを信用したことはないね】
永 沢【今日、縁を切れて清々したよ】
それは本心からではなかった。もっとも虚勢の強がりである。
ブルリ【……】
永 沢【?(何だ今の間は)】
ブルリ【それって、男の子? それとも彼女…?】
永 沢【男だよ】
ブルリ【よかったぁ。たまねぎ君に彼女がいたわけじゃなくて‐^^‐】
永 沢【え…? それはどういう?】
ブルリ【ぼく実は女のなんだ…】
永 沢【え…】

永沢は驚いて立ち上がった。椅子が倒れた。
永沢「…えっ…、こ、これはどういうことなんだ??」

永 沢【“ぼく”って言ってたから、ずっと男だと思ってたよ】
ブルリ【ごめんなさい。たまねぎ君とお友達になりたくて男の子を装ってました><】
永 沢【そうだったんだ…いや、ビックリしたよ】
ブルリ【いまイメピタで顔写真をうpするね^^】
永 沢【えっ!?】

737:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:21:11.13 0
16

URLリンク(img.5pb.org)

ブルーリップスはすぐに自分の顔をうpした。
画像は写真を切り抜いたものだった。
ショートボブの黒髪に色白の肌、大きな二重の瞳は万人を惹き付けるアイドル性のようなものを秘めており、特徴的なアヒル口が可愛らしく、またイマドキの雰囲気もあるが、どちらかというと清楚で、まだ穢れを知らないといった印象の女だった。
服のセンスもお洒落で可愛らしい。
それは永沢の好みの女性そのものだった。
キンタマねぎ男はその画像の女がブルーリップスと信じて疑わなかった。
そして惹かれていった。

永 沢【本当にうpなんてしちゃっていいのかい?】
ブルリ【すぐに消すから大丈夫だよ】
永 沢【いや、でも驚いたなぁ…君が女の人だったなんて】
ブルリ【これでお互いに顔見知りになれたね‐^^‐】
永 沢【あ…、うん…///】

永沢は困惑というよりも、寧ろ不思議な喜びに満ちていた。
女子との触れ合いに飢えに飢えていた永沢君男、21歳。童貞。
彼はいま色恋の春風に吹かれていた。
永沢「…そうかぁ。リップたんって女の子だったんだぁ………」

738:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:21:36.77 0
17
それから二人は更に交流を深めていった。
ひと夏の思い出には最適のロマンスであった。もっとも永沢はひと夏だけではなく、あわよくば一生物にしたいと願っていた。
日増しにブルーリップスに対する思いを募らせていく永沢。

永 沢【リップたんは週に何回くらいオ◯ニーするんでつか??】
ブルリ【オ◯ニーなんてしないよ><】
永 沢【嘘だあ! 僕は1日3回は必ずします(キリ】
ブルリ【やだぁ。えっちぃ。…ぼくは2日に1回くらい…かな…】
永 沢【べへぇぇえええ!! はぁはぁ…そうなんでつか! そうなんでつか!!】
永 沢【リップたんとちゅっちゅしたいでつ‐^З^‐】
永 沢【てか、2日に1回って女の子にしては多い方だよね??】
永 沢【多い日ってどんくらい血が出ちゃうんでつか??】
ブルリ【まだお昼だよ、たまねぎ君…///】
永 沢【僕ったら変態すぐる!! デュクシッ、デュクシッ!!wwwww】
永 沢【ああああっー!! セクスしたいよおお!!】
ブルリ【…たまねぎ君、えっち過ぎだよ! めっ!】
永 沢【あはぁああん!! 怒られちゃったし!! 勃起しちゃったし!!】
ブルリ【え? いま勃起してるの?】
永 沢【うん! うん! うん! いますんげぇテント張ってるwww】
永 沢【チャーHはやばい。チャーエッチはwwやwwwwwばwwwwっうぃww】
ブルリ【^^】

739:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:22:03.85 0
18
遣り取りは順調だったが、永沢には一抹の不安があった。
日常の何気ない会話ではそこそこ盛り上がることができたが、キンタマねぎ男が個人情報を提供する以外に、まず話題のレパートリーがなかった。
それにブルーリップスが都内の大学に通う20歳の女子大生で、キンタマねぎ男の好みの容姿をしているということ以外、キンタマねぎ男は彼女について何も知らなかった。
それが永沢を不安にさせた。
もっと踏み込んで聞いても良いのではないか。隠しているわけでもなさそうだし。

永 沢【―リップたんの友達にはどんな人がいるんだい?】
ブルリ【……そうだなあ】
ブルリ【嫌味っぽくて意地が悪くて、それでいて暗くて陰気で…最低の奴】
ブルリ【…その人しか友達いないんだ…】
永 沢【酷い友達だね。そんな奴と一緒いる必要なんて無いよ】
ブルリ【ぼくがいなくなったら、そのヒト、一人になっちゃうから…】
永 沢【へぇ。優しいんだね。でもそれじゃ、相手のためにもならないよ】
永 沢【そういう奴は切り捨てるのが一番さ。自分のためにもね】
ブルリ【……。前に絶交したっていう友達とも、そんな風に切り捨てたの…?】
永 沢【ああ。でも彼は切り捨てる以前の問題でね】
永 沢【考え方が卑怯だし、いちいち臆病だし、元から僕をイライラさせる奴だったんだ】
永 沢【だから最初から友達とも思ったこともなかったね】
またも強がってしまった。本当に嫌な性格だ。
藤木に対する罪悪感よりも、ブルーリップスの心証が悪くなるのではないかと心配していた。

740:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:22:34.34 0
19
ブルリ【……】
ブルリ【そうなんだ。その友達は今どうしてるの?】
永 沢【彼はリア充だからね。バイトにサークルに忙しくも楽しい時間を過ごしてると思うよ】
ブルリ【どうして分かるの? 本人から聞いたの?】
永 沢【え? …いや】
永 沢【いつも楽しそうに大学やバイトの話をするからさ】
ブルリ【ちゃんと話したことある? その友達と】
永 沢【話さなくても分かるよ。だって彼は僕に自慢したいだけなんだ】
ブルリ【何でそうやって決め付けるの?】
永 沢【決め付けるってわけじゃないよ。彼はもう僕とは違う人間だから】
永 沢【いずれにせよ友達の賞味期限の切れた奴だよ】
ブルリ【そう……】
――

741:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:22:59.24 0
20
親から用事を頼まれた永沢は駅前に来ていた。
お盆の買出しなんて僕に頼むなよ。心の中で愚痴を零しながら、ある商業ビルの前を通った。
そのビルの二階には居酒屋のテナントが入っていた。藤木のバイト先である。
永沢「(藤木君…どうしているんだろう?)」
永沢「(四時過ぎだから開店準備中ってところか…)」
永沢が通り過ぎようとしたとき、
「馬鹿野郎が!! いつなったら仕事を覚えるんだよ!!」
「お前みたいな使えない奴は初めてだよ!!」
永沢「(な、何だ??)」
その捲し立てるような罵声は一階裏の搬入口から響いてきた。
塀と街路樹の隙間から視線を覗かせる永沢。
先輩らしい男の背中が見えた。どうやらこの先輩が後輩に説教しているようだった。
怒られている人物は男の背中に隠れてしまっていて見えない。
永沢は角度をずらしながら更に様子を窺おうとした。
永沢「!!?」
永沢「(あれは藤木君じゃないか……)」

先輩「今日こそハッキリ言ってやるよ!! お前はお荷物なんだよ!!」
藤木「すっ、すみません…本当にすいません!」
先輩「早く辞めてくれない? みんなマジでそう思ってるよ?ww」
藤木「そ、そんな…。一生懸命働きますから…!!」

先輩の足許に縋り付いて泣きそうな藤木を永沢は見ていられなかった。
それは衝撃の光景だった。藤木も大変なのだと永沢は理解した。
不憫で可哀想すぎて胸が痛んだ。

742:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:23:22.58 0
21
翌日の深夜。
永 沢【―っていうことがあったんだ】
ブルリ【でもその友達のこと心配しているんだね】
永 沢【心配? 違うよ】
永 沢【本当は物凄い要領の悪い癖に出来る振りをしている。僕の前でリア充風を吹かせていたのだって、つまりそういうことだよ。虚栄心ってやつさ】
永 沢【無能でグズの癖に出しゃばった事するからいけないんだ】
ブルリ【…だけどバイト頑張ってるじゃん。そこは認めてあげないの?】
永 沢【彼の頑張りと僕とは関係ないよ。認めるとかそんなことは興味ないね】
ブルリ【その友達が怒られてる所を見て何か思った?】
永 沢【何も? ちょっと可哀想だと思ったけど、やっぱりダサい奴だとも思った】
永 沢【結局、ダメなやつが虚勢を張っても無駄ってことさ】
ブルリ【…その友達には突っ掛かるよね】
永 沢【え? そんなつもりはないけど…】
ブルリ【自分と似てるから、自分と同じタイプの人間だからそんなに嫌悪してるの?】
永 沢【そういうわけじゃない。ただ何となくむかつくだけ】
――

743:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:23:50.27 0
22
二人が文字の交流を始めて一ヶ月半が経った頃、どちらからともなく会うことを切り出した。
永 沢【本当にいいのかい?】
ブルリ【うん】
永 沢【本当に、本当にいいのかい?】
ブルリ【ぼくは嘘吐かないよ^^;】
永 沢【何か今から緊張するな…】
ブルリ【ぼくも緊張する…】

キンタマねぎ男とブルーリップスは新宿の駅前某所で待ち合わせることになった。
いまや誰からも相手にされなくなった憐れな固定とその取り巻きの密会など、誰も興味がなかろうが、当人以外の人が来て邪魔をされたら困るので、一応の備えをしておいた。
待ち合わせには二人だけのルールを用いた。

九月某日の昼過ぎ、静岡から電車を乗り継いだ永沢は、期待に夢と股間を膨らませて新宿の駅に降り立った。
この時点ではまだ詳しい待ち合わせ場所は決まっていない。
携帯から「2ちゃんねる」に接続してしばらくすると、ブルーリップからレスがあった。
アルタ前まで行き、歩道側に停車してあるタクシーに乗るように指示された。タクシーの運転手には既に行き先が告げられているらしい。そこにブルーリップスが居るという。
夏が過ぎ、秋を迎えた都会の景色が車窓に流れていた。
タクシーに揺られること十分。高田の馬場方面に向かっていた。

タクシーはラブホテルの前に止まった。
永沢「…えっ?!」
永沢は生唾をごくりと飲んだ。

744:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:24:20.31 0
23
タクシーを降りてすぐにブルーリップスからレスがある。
建物の中に入ってという。八階の802号室に居るから、受付でチェックを済ましてから入って来てくれという。
今日が童貞脱出の記念日となるのか。鼓動が絶えない。
しかし、こんな事も在ろうかと長風呂に入って身体中を清潔にしたことは良かった。
おち◯ちんの剥き癖を付けたし、これでもかってくらいに香水を塗り手繰った。
生まれて始めて美容院に行ったことや、メンズ・ファッション雑誌を見ながら服装を選んで、お洒落にも気を遣った。
そう。準備は万全だったが、―まだ心の準備は出来ていなかった。
緊張していた。永沢は顔を真っ赤にしながら、入口の周りをグルグルと歩き回ったり、腕を組んで貧乏ゆすりしたりして煮え切らなかったが、今までの快晴が急に陰りを見せ、厚い灰色の雲が覆って来たのを機に、ついにホテルの中に入る決心が付いた。

ずっとブルーリップスに恋心を寄せていた。
あの画像の、あの女の子こそがブルーリップスで、自分を慕ってくれている唯一の女の子だと、永沢は強く思い込んでいた。そしてそれを信じて疑わなかった。
何度も卑猥な妄想に彼女を汚してオ◯ニーに耽った。
その女の子と今日……。

外には雷鳴が鳴り響いていた。降り付ける雨音も聞こえた。
しかしそんなことはどうでも良かった。八階に上がるエレベーターの中の永沢のおち◯ちんはフル勃起の状態。雨で路面が濡れる前に、永沢のおち◯ちんは我慢汁でグショグショだった。

心臓がバクバクである。深呼吸をする永沢。
802号室のドアの前に立って、いま震える指でインターフォンを押した。
すると中から、
「たまねぎ君? どうぞ。入ってください…」

永沢はそろりとドアを開けた。

745:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:24:50.07 0
24
ドアを開けた瞬間、永沢の甘い幻想は一気に吹き飛んだ。
動揺と混乱。大津波のような衝撃が永沢の心を浚って行った。
ビンビンだったおち◯ちんは急激に萎え撓り、ドアの前に崩れ落ちる永沢。
やっとのことで壁に手を掛けた、
永沢「どっ、どうして君がここに…なんで?! あっ、ああっあっ…―!!??」
永沢「えっ…?! どうして…?! えっ、えっーっ!?」

ベッドに座っていたブルーリップスはキンタマねぎ男の驚愕に冷やかな一瞥を送ると、ゆっくりと立ち上がった。
ムードのある暗がりの室内から“彼”はその姿を露にした。
「初めまして。たまねぎ君…」

永沢「どうして…、藤木君が……?!」
藤木「そう。ぼくは藤木しげる。君の友達さ…」
永沢「なっ、何だと!!」
永沢「そ、そうじゃない!! ブッ、ブルーリップスという女は―」
首を傾げて鼻で笑う、
藤木「くくくっ…。ぼくがその“リップたん”だよ…」
永沢「そ…、そんなぁああ…―」
永沢は放心したまま、灰のように沈んだ。

746:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:25:16.16 0
25
外の雨は一層ひどくなっていた。
水槽のコポコポという水泡の弾ける音が始終流れている。いやらしい形の水晶のオブジュが七色に発光していた。
永沢「ふ、藤木君。ど、…どうしてこんなことを?!」
藤木「全て君がいけないんじゃないか…」
弱々しく目線を上げながら、
永沢「えっ? ぼ、僕が何かしたっていうのかい!?」
藤木「白々しいよ、永沢君。君がぼくという唯一の友達を大切にしないから…―」
藤木「君がぼくを邪険にするから……蔑ろにばかりしているから…―」
永沢「な、何を言っているんだよ!! 君には大学にもバイト先にも友達や知り合いが沢山居るんじゃないのかい?!」
永沢「僕がいなくても――」
永沢の言葉を遮って、
藤木「そんなの口から出任せだよ!!!」
永沢「…え?」
藤木「そんなの全部、…嘘さ」
藤木「考えれば分かるだろ? ぼくなんかが“リア充”になれるわけ無かったんだよ…」
これほどまでに藤木の三角の瞳が悲しく見えたことはなかった。
永沢「ふ、藤木君……」

藤木は永沢に全てを打ち明けた。
藤木は大学進学を機に自分を変えようと決心した。いわゆる「大学デビュー」というやつだ。
服装や身嗜みなど、センスに磨きを掛けると同時に、明るく爽やかな好人物を演じながら、積極的に誰とでも関わっていった。合コンにも参加した。サークルにも入ったし、バイトも始めた。
そんな甲斐もあってか、友達も徐々に増え、交際の幅も増えた。
自分はもう臆病で卑怯者呼ばわりされる過去の藤木しげるじゃないのだと自信さえ持った。
だけど、そんな確信は長くは続かなかった。
要領の悪い“非リア”気質の藤木に“リア充”の振りをする演技が上手く続けられる筈も無く、次第にボロを出していった。
メッキの剥がれた藤木に友達は冷たかった。
入学して半年後、藤木は周囲から孤立していった。今では「ぼっち」で不登校の有り様。
藤木の大学デビューは無残にも失敗に終わったのだ。

747:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:26:00.65 0
26
永沢は黙って聞いていた。
藤木「―だけど、だけどあの居酒屋のバイトだけはどうしても続けたかったんだ…」
藤木「ここから逃げたら、本当に自分はダメになるって思ったから…」
永沢はいつだったかの藤木を思い出した。
先輩に縋り付いて土下座をしていた憐れな藤木の姿を。
永沢「だから必死にしがみ付いていた…」
藤木「そうさ。失いたくなかったんだよ。バイトも君も―」
藤木「だから「2ちゃんねる」で“君と出会えた”のは絶好の機会だったんだ…」
藤木「友達としての君の真意を確かめる、ね…―」
永沢「―!!」
永沢「じゃ、じゃあ、僕が大生で固定を名乗っていたのは、…知ってたの…か?」
溜息を吐きながら、
藤木「あぁ。…大分…前からね…」
永沢「……」


――半年前。
大学のサークル仲間からハブられ、バイト先でも失敗を重ねて、先輩等から疎ましがられていた藤木は、その孤独の矛先を「2ちゃんねる」に向けた。
適当に板を徘徊していたところ、大生板で見覚えのある顔を見つけた。
藤木「キンタマねぎ男…? ―!!」
藤木「これは永沢君じゃないか…―!! どっ、どうして?!」
藤木は、「2ちゃんねる」の大生板で固定を名乗るキンタマねぎ男なる人物が、自分の幼馴染の永沢であることを知った。永沢もまた、心の孤独を「2ちゃんねる」で癒す一人だったのだ、と。
某国民的アニメのSS(ショート・ストーリー)を書いて、一時的に持て囃された永沢だったが、その後、悲惨なまでに零落れて、大生板では最も疎ましがられた固定となっていた。
予てより藤木は永沢の内面に迫ってみたいと思っていた。
いつもの自分に対する辛く当るような嫌味な言動や、その悪態の限りは、果たして不器用な性格からなのか、それとも本心からなのか、それを確かめてみたいと思った。
藤木はキンタマねぎ男に擁護の名無しとして自然な形で近付き、永沢の心を探ろうとした。
思ったよりも簡単に永沢は心を開いてくれた。
現実で会っている時には決して見せない素顔を見せてくれた。そして何でも話してくれた。
だけど、―だけど。

748:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:26:28.52 0
27
――
永 沢【いや、ちょっと連れと喧嘩をしたんだよ。あんなのとは絶交だけどね】
永 沢【十五年も付き合ってやっているけど、あいつを信用したことはないね】
永 沢【今日、縁を切れて清々したよ】
藤木は永沢のその言葉を本心からだと受け取った。やはり永沢は自分を見下していた。
悔しい。こんなに馬鹿にされていたなんて…。友達だと、――友達だと思っていたのに!!!
藤木は深くショックを受けると同時に憤りを覚え、永沢に対して、言葉では言い表せないほどの復讐心のようなものが芽生えてくるのを感じた。
『永沢を懲らしめてやろう』
そんな暗い思いを巡らせるよりも先に、藤木はネカマを演じていた。

ポツリと呟くように、
藤木「―ブルーリップス。…青い唇」
永沢「―あっ!!」
永沢は「ブルーリップス」が藤木の青い唇を意味するものだと、いまやっと気付いたようだ。
自分の唇に指を這わせ、
藤木「ほら…。やっぱり君は…、ぼくのことなんてちっとも見てないんだ」
藤木「ぼくはこんなに君のことを知りたいのに…」
永沢「…っ。じゃあ、あのイメピタの画像の女の子って誰なんだよ…?!」
藤木「あぁ。―あれはね…」

749:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:26:53.05 0
28
二年前の春、藤木は新入生歓迎コンパでその女と知り合った。
場の雰囲気に馴染めず、ソワソワしていた藤木に優しく接してくれた。藤木は一目惚れした。
それ以来、記念で撮った写真の切り抜きを持ち歩いていた。
どうしてもお近付きになりたくて、ストーカー紛いのこともした。
相手から気持ち悪がられる前に告白をしたけど、当然の如く振られてしまった。
精一杯の気持ちを伝えたつもりだった。
「やだぁ…きも…来ないで…」
そう言って、彼女は行ってしまった。
これが大学の仲間内で広がって変な噂が立ち、藤木は周囲から追い遣られてしまったのだ。

藤木「―永沢君はさ、こうも言って馬鹿にしたよね」
藤木「周囲に順応しようと必死なぼくを「流され易く自分を持っていない奴」だって…」
ハッと息を呑んだ、
永沢「あっ、あれは違うんだ…その…―」
藤木「ここまで言われる筋合いは無いと思ったよ。だから…」
藤木「君の前では“リア充”を演じ続けた。君が羨ましがるほどにね…!」
永沢「そんなつもりじゃ…」
藤木「君の前では虚勢を張っていただけさ…」
永沢「……」
藤木「ぼくらは似た者同士の友達だったんだ…なのに…―」
藤木「君もぼくも虚勢の張り合いで、お互いに―そう、向き合うことを忘れていた…」
永沢「む、向き合うって何だよ…?」
藤木「―本音で話すことさ」
――

750:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:27:17.78 0
29
永沢君、君は言ったよね。心の内を話してくれたよね。
永 沢【考え方が卑怯だし、いちいち臆病だし、元から僕をイライラさせる奴だったんだ】
永 沢【だから最初から友達とも思ったこともなかったね】
永 沢【いずれにせよ友達の賞味期限の切れた奴だよ】
永 沢【無能でグズの癖に出しゃばった事するからいけないんだ】
永 沢【やっぱりダサい奴だとも思った】
永 沢【結局、ダメなやつが虚勢を張っても無駄ってことさ】
永 沢【ただ何となくむかつくだけ】
いま思い出してみても、チクリチクリと心が痛む。
親友から手酷く裏切られたことの、その精神的な疲弊は計り知れない。
永沢と一緒に居ると、自分と似たようなところに親近感も覚えたけれども、人を人と思わない冷酷さとも付き合っていかなければならない。それがまた悲しかった。
それでも永沢に縋り付いているのは、どうしてだろう。
他に友達がいないから、永沢以外に話せる相手が居なかったから。
孤独で寂しかったからだ。

藤木「―ぼくは悲しくて泣いたんだよ…」
永沢「あっ、あれは違う! リ、リア充の君が羨ましかったからっ…!!」
永沢「きっ、君が僕を置き去りにして飛び立っていこうとするからいけないんだよ!!」
永沢「君を深く傷付けたことは謝る!! あっ、謝るからーっ!!」
永沢は息急きを切るように一気に吐き出した。
藤木「……」
藤木「でももう遅いんだよ…永沢君」

藤木は後ろ手に隠していたナイフを取り出して、瞬時に永沢の鼻先に向けた。

751:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:27:42.34 0
30
いまどこかに大きな雷が落ちたようだった。
ジワジワと永沢を壁際に追い遣り、
藤木「君が「2ちゃんねる」で受けた誹謗中傷の嵐は―」
藤木「―まさに因果応報だったと思うんだ」
藤木「ぼくを深く傷付けた君は「2ちゃんねる」によって深く傷付けられた…」
足をガクガクと震わせながら、
永沢「ひっ、ひぃいいっ…!! やめてくれ…た、助けて……」
藤木「…まだ足りないよ。ぼくは15年もの長きに渡って君に虐げられて来たんだから…」
永沢「なっ、何でもするよ!! 何でもするから、た、助けて…!!」
永沢の頬にナイフの刃先を当て、
藤木「君がブルーリップスに藤木しげるを友達だと認める旨の発言があれば…ね…」
永沢「…えっ、あっ、ぁぁああ…」
藤木「だけどもう流石に遅すぎるよね……」
永沢の首筋に塗りたくられた香水の匂いに気付いた、
藤木「へぇ…。永沢君も香水なんて付けるんだね。もしかして今日、やれるとか思ってた?ww」
永沢「…くっ」
藤木「きっとこっちもビンビンだったんだろうね」
藤木は永沢の股間を優しく触った。
優しくそして強く、永沢の股間を弄り始めた藤木。
永沢「ふ、藤木君…。な、何を…?」
藤木「ふふふ。やり損じゃあ、あまりに可哀想だからね」
――

752:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:28:14.95 0
31
藤木は無抵抗な永沢の唇に自分のその青い唇を重ねた。
熱い口付けと共に永沢を強く抱きしめた。
舌を入れ、クチュクチュという湿った微音が、このムードある静かな室内に浸透していた。
藤木「…っちゅぱぁ…。…どうだい? 初キスの味は……」
永沢「ハァハァ…ふ、藤木君……」
藤木「ボーッとしちゃってるところ見ると落ちた感じかな…?」
永沢「なっ、何を言ってるんだよ!! …ぼ、僕は…」
必死に否定する永沢に藤木は「いいんだよ」と言って、また永沢の股間に手を伸ばした。
永沢の穿いていたズボンを下ろし、ペ◯スを引っ張り出した。
藤木「いま大きくしてあげるよ…」
藤木「あれ? これはチンカスかな…?」
永沢「チ、チンカスなんか付いているわけ無いだろう!! …ちゃんと洗ったよ!!」
藤木「また強がっちゃって…(はぁと」
永沢「っていうか、これ以上はやめておくれよ!!」
藤木「さっき、何でもするって―ふふ…―-言ってくれたよね?」

――
永沢「わっ…ふ…ふぁ…あっ…あぁ……」
藤木「チュパ…クチュ…レロレロ…チュポチュポッ……ジュルジュルッ…ジュポ」
永沢「も、もう…ハァハァ…イッちゃいそう…だよ…」
ペ◯スの愛撫をピタリと止め、
藤木「…ふふ。まだイカせてあげない☆」
永沢「そ、そんな意地悪はよしてくれよぉ…!」
藤木「いつもとは逆で滑稽だねwwwじゃあ、こっちはどうかな…?」
藤木は永沢のまだ未開発のア◯ルを中指で責めつつ、挿入に向けて望ましい状態を馴染ませた。
永沢「ひゃうぅ…!! そ、そこはダメだよ、藤木君!!」
藤木「ふふ…」

753:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:32:04.44 0
32
二人は縺れ合うようにして、ベッドシーツの純白の中に落ちていった。
藤木は永沢の頭を撫でた後、彼の汚らわしい太ももを持ち上げ、自分のペ◯スを挿入した。
優しく挿入したのは初めだけで、暴れ馬のように激しく動き回った。凄まじいピストン運動だ。
永沢「ひぎぃぃい!! 痛い!! 痛いじゃないか、藤木君!!」ギシギシ
藤木「ぼくの…ハァハァ…心の痛みに比べれば…ハァッ…こんなの何でもないだろ…ハァハァ」フンフン
永沢「あっ…ああっ…―アッー」ギシギシ 
藤木「ああああ!! イクよ!! イクよ!! な、永沢くぅうううん!!!」ドピュッドピュッ

――
藤木「それじゃ、次は永沢君の番だよ…」
永沢「えっ?…」
藤木「えっ?って、さっきから君、ちょっと驚きすぎだよ…」
藤木「初釜を責められて、君もまんざらでもないって感じだったじゃないか…?」
永沢「―/// …い、言わないでくれよ…///」
永沢の側に尻を突き出し、自らの指で肛門を広げた、
藤木「さぁ…! ぼくが“親友”の童貞を貰い受けてあげるよ…!!」
永沢「で、出来ないよ…こんなこと出来ないよぉ…」
藤木「大丈夫だよ…。ほら、まずペ◯スを扱きながら勃たせて、…押し当ててごらん」
永沢「出来ない!! 出来ない!! 僕には出来ないよぉ…―」 
ベソをかいて泣き出しそうな永沢に、
藤木「マ◯コだと思ったら挿入すんだろうがよ!! …ウジウジしてねぇで、さっさとファ◯ク決めろってつってんだよ!! この糞タマネギ野郎!!!」
永沢「ひぃっ!」

藤木「…ごめんよ。両手の親指でぼくの肛門を拡張しつつ…―あっ…」クチュウ
藤木「そう…ハァハァ…そんな感じ…腰を動かすんじゃなくて…そう……身体を揺する感じ…―」ズチュチュ ジュポ
藤木「あっ…ハァハァ…クゥ…良いよ…上手じゃないか…ハァハァ……」グチュ ズチュポ
永沢「…あっ、あっ、あっ、あっ…温かいよ、藤木君…ハァハァ!!」
永沢「―きっと―ハァハァ―あの女の子のマ◯コの中もこんな風に温かかったんだ…―ふぁああっ!!――」ドピュ ドピュピュ

754:藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」
11/12/07 18:32:59.75 0
最終章
全てが終わったあと、二人はベッドに横になりながら、しばらく無言だった。
プルルルルル。沈黙を破ったのは部屋の呼び出しベルだった。
ずっと鳴り響いている。2時間の料金プランで入ったから、もう出なくてはいけない時間が迫っていた。きっと延長するかしないかを聞くためだろう。
永沢「…鳴ってるけど…出ないのかい…?」
藤木「もう少しこうして居たいな…」
永沢「……」
藤木「ぼくは君に友情以上の何かを感じていた…。それは確かだ…」
永沢「え…?」
永沢の方に寝返りを打って、
藤木「こんな風になったのは残念だけど、こうして肌を重ねてられたのは良かった…」
藤木「これで友情も他の何かも深められたのかな…」
永沢「藤木君……」
ゆるゆると起き上がりながら、
藤木「ほら、延長の断りを入れるから、シャワーを浴びて来なよ…。ベタベタだろ?」
永沢「あぁ。じゃあ、先に浴びて来るよ…」

永沢はタオルや着て来た服を持って、シャワー室に入っていった。
鳴り響いている呼び出しベル。藤木が最後までそのベルの受話器を取ることはなかった。

藤木しげるは建物の最上階から飛び降りて死んだ。
享年21歳。



藤木「最近さぁ、「2ちゃんねる」にハマッてるんだよね」  ―完―

755:名無しになりきれ
11/12/07 18:40:22.15 0
!?

756:名無しになりきれ
11/12/07 18:56:27.27 0
なんか全部読んでしまった…

757:Lucifёl ◆MBUt0VnGaU
11/12/07 19:15:03.93 O
一番いいサランラップか、ありがとう

キンタマねぎ男とブルーリップスの愛憎渦巻く悲恋小説に吹いてしまったよ

758:名無しになりきれ
11/12/07 20:10:42.82 0
ルシたん読んだのかwww

759:21歳女性
11/12/07 22:18:09.87 0
ルシフェルに抱かれたい

760:エドガー・ロニ・フィガロ ◆h5k4gTrygZz.
11/12/07 23:48:00.45 0
お初にお目にかかる。
フィガロでは国士無双の優男、エドガーだ!
美しいお嬢さんを探していたら、こんなところまで来てしまったよ

761:名無しになりきれ
11/12/08 13:32:55.34 0
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆
なりきりは最悪の非公式オタク活動、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆


762:名無しになりきれ
11/12/08 15:48:28.84 0
tkysは最悪のトレパク常習犯、ファンの心を踏みにじる卑劣極まりない悪逆

763:ルシフェル ◆MBUt0VnGaU
11/12/08 16:51:16.83 O
>>758
あぁ。きっちり読んだぞ、大いに笑えたよ。

>>759
うん?
つまり男の身体として、君を抱くということかな

>>760
やあ。優男のエドガー
まぁ、茶でも飲んでくつろいでくれ。
ミd^б_б)つ旦~~

764:名無しになりきれ
11/12/09 01:49:31.67 0
キャラサロンのサリエルが引退してしまったようだよ

765:名無しになりきれ
11/12/09 05:13:03.68 0
どうでもいい

766:ルシフェル ◆MBUt0VnGaU
11/12/09 10:51:21.45 O
>>764
(手元にあるネフィリムのデマプチを見ながら)
うん、そうだな…
「ご苦労だったな」ってところか。

767:フォースフォロス
11/12/09 17:15:35.58 0
私だ。この世界では「久しぶり」の類に入るのかな?

>>760
やあ、国士無双のエドガー。
よかったらこれも貰っていってくれ つ【カレーコロ】
エドガー…その名、何処かで聞いた事があるな…

>>763
うん?名前を「Lucifёl 」から「ルシフェル」に変えたようだね。
改めてよろしく。

768:ルシフェル ◆MBUt0VnGaU
11/12/09 19:51:58.48 O
>>767
あぁ名前を元に戻したよ、改めてよろしく頼むよ。
そんなことより見てくれ、フォース

ミd^а_а)つ@ケ{ギャーッ!ハナセーコノヤロー!

ふへへ、生意気なカタツムリを捕まえたぞ
こいつを暇つぶしにペットとして此処で飼ってもいいかな?

769:名無しになりきれ
11/12/09 23:40:58.88 0
ルシたんとフォースたんはラピュタ観た?

770:名無しになりきれ
11/12/10 00:26:24.77 0
フォールシ?ルシフォー?

771:ルシフェル ◆MBUt0VnGaU
11/12/10 13:31:56.18 O
>>769
ラピュタか?それなら暇つぶしに観たよ。
何度観てもバルスされたムスカには吹いてしまうがね!

>>770
ふむ、そうだな…
この前はマグロだったのでね、今回はカジキマグロにしておくか
というわけで、ルシフォーだな。それでいいかな?

772:名無しになりきれ
11/12/10 13:51:18.53 O
パン派?ごはん派?

773:名無しになりきれ
11/12/10 15:48:17.19 0
ルシフォーしてください

774:名無しになりきれ
11/12/10 15:48:38.60 0
ルシイー?イールシ?

775:フォースフォロス
11/12/10 16:29:39.67 0
>>768
いいんじゃないかな。そいつもよくやってくれてるしね。

>>769
あ…その時間はTVは観ていなっかたな…

>>770
迷うな……//

>>772
朝はパン、夕はごはんだな。
まあ、最近の私の主食はコロッケだがね。

776:ルシフェル ◆MBUt0VnGaU
11/12/10 22:44:08.28 O
>>772
朝食はケロッグとミルク、そしてお手製のヨーグルト(キウィ、バナナ、リンゴを小さく切って入れたもの)だな。
昼は軽めの洋食あるいは和食だが、夜は特に何も食べないよ。

>>773
うん?ルシフォーか?
『フォースの胸の穴を優しくナデェ…』
こんな感じでいいかな?

>>774
気分がハイならルシイー、気分がローならイールシってところか
しかし、過去にも同じ話をしているんだがね。

>>775
....@ケ{ハラヘッタ ナンカクレ

こいつは腹を空かせているようなんだが、カタツムリは何を食べるんだろうな…?

フォース、寝つきの悪い夜はホットミルクを飲むとよく眠れるぞ。
つ【ホットミルク □~~】

777:名無しになりきれ
11/12/10 23:12:48.27 0
ルシたん、月が赤いよ

778:ルシフェル ◆MBUt0VnGaU
11/12/10 23:37:32.00 O
>>777
あぁ見ているさ。深紅の月だな
ノスタルジックな気分だよ。

779:名無しになりきれ
11/12/11 13:54:26.18 0
求人広告の通り、時給1000ベリアル貰ってるの?

780:ルシフェル ◆LOVE///K0o
11/12/11 18:56:48.34 O
>>779
ん?
何の求人広告だろう
ネタ元が分からんが1000ベリアルは欲しいな

781:名無しになりきれ
11/12/11 20:07:11.72 0
↓こういうの

91 宣伝フェル sage 2011/10/22(土) 22:43:29.58 0
宣伝失礼
下記スレで働いてくれるアルバイトを募集中だ
時給1000ベリアル

ルシフェルだが2
(URL略)


782:ルシフェル ◆LOVE///K0o
11/12/11 21:22:33.79 O
>>781
んん~……まだ一銭も貰っていないのだが
これではタダ働きだな…
1000ベリアルあればトマトクリームグラコロが買えるんじゃないかなぁ(ゴクリ‥)

783:名無しになりきれ
11/12/11 21:24:36.09 0
ルシたんの酉がすごいことになってるw

784:フォースフォロス
11/12/12 14:54:32.32 0
ベリアルのやつ、通貨になっていたのか!?

>>776
ホットミルクか…温かくて、いい味だったよ。
今度また飲んでみよう。

それとカタツムリの事だが、細かくしたコロッケはどうだ?

785:ルシフェル ◆LOVE///K0o
11/12/12 18:58:08.60 O
>>783
うん、LOVEってみたよ。
まぁ見慣れてくれ。

>>784
寝る前に飲むホットミルクは気分が落ち着くだろ?
冷たい飲み物は身体に良くないからな、冬はホットに限るぞ。

ふむ。じゃあ食い意地の張ったこいつにコロッケをやってくれ。
....@ケ{ワーイ!


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch