11/03/13 01:09:50.23 0
ヒカリ「ひどい地震ね！みんな！だいじょうぶ？」
サトシ「なあ・・・ヒカリ・・・・どうしよう・・・・・」
ヒカリ「サトシ！生きてたのね！良かったわ・・・タケシは？タケシはどこなの！！？」
サトシ「そんなことよりピカチュウがいないんだ・・・・」
パアン！ヒカリのビンタの音が響き渡った
ヒカリ「・・・・そんなことってなによ！人間の方が大切でしょう！」
サトシ「ふざけるな！人間とポケモンの命に貴賎の差なんて無い！」
ヒカリ「あなた正気で言ってるの！？」
サトシ「当然だろ・・・ふう・・・・今回の件でヒカリの考え方がよくわかったよ。」
ヒカリ「タケシーッ！おねがい！返事して！」
サトシ「ヒカリにはポケモン愛が足りないんだ、だからバトルで勝てないし、コンテストでも優勝できないんだ。」
ヒカリ「・・・っ！それとこれとは違う・・・・」
タケシ「その通りだよ。お前は貴賎が無いと言ったがその実、明らかにポケモンの命を上に見ている。」
ヒカリ「そうよそうよ！」
サトシ「マァ否定はしないさ。だからこそ俺はチャンピオンになれる。ピカチュウと共に。」
タケシ「サトシ、お前はこの機会に俺を排除しようとした・・・違うか？」
ヒカリ「え・・・・？」
サトシ「そこまでバレていたのか。」
タケシ「何もかもお見通しだ。・・・躊躇いがあったこともな。だから俺は今こうして生きている」
サトシ「タケシ・・・・やっぱりキミだけは周りの人間とは違う・・・・。」
タケシ「何年の付き合いだと思っている。」
サトシ「で、でも・・・・ダメなんだ・・・・キミを・・・甘さを切り捨てないと俺はもっと上に・いけない・・」
その時、タケシは強引にサトシを抱き寄せた
サトシ「あ・・・・キミは・・・・受け入れてくれるのか？あんな事をしようとした俺を・・・・・」
タケシ「チャンピオンを目指すのは、孤独になるということじゃない。わかったか？」
サトシ「うん・・・・タケシの胸・・・・あたたかい。」
タケシ「これが人だ。人の愛だ。」
サトシ「しばらく・・・このままでいさせて・・・・・・・」