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シグ:いや、いたいけな男の子って。リウ16歳なんだけど。
マリカ:ユイさん初めまして! ああいや、いいのよ。リウがいい加減なのが悪いだけで。
シグ:なんだ、あれは冗談だったのか。でもリウ本気で買いそうだったよな。オリコンっての?
マリカ:リウ、ほんとバックコーラスでもなんでも歌えや踊れに行きそうで怖いなあ。
マリカ:へえ、『円』なんて言うんだ。不思議な感じするけど、確かにお金って丸いもんね。
……そうそう! ポッチなんて単位だから『一万ポッチ』なんて言ったりして、
ほんとお金貯めてもこれっぽっち? ってなっちゃうのよねえ。金銭感覚マヒしそう。
シグ:そんなん、気にしたことねえけどなあ。……ん? キョウコ、なんだって?
マリカ:えっ、ポッチって……。あ、ああー……、そういう……。あー、そう、なんだ、ああ……。
シグ:? 何がそうなんだって? なあマリカ、さっきキョウコなん……ってぇ!?
マリカ:あんったはもう! どーしてこれぐらい察せないのよっ、わかんないわかんないばっかりで!
鈍感! バカ! スカポンタン! ああもうむしゃくしゃしてきた、ポッチにもあんたにも!
シグ:おい、何すっ……あだっ! ちょっ、いてえ、いてえって! なんで殴るんだよ! わかんねえよ!
マリカ:なんでそこで聞き返すの!? ほんとにもう、わざとやってんの!? わかった自分が憎くなるぐらいよ!
シグ:!? !? わかっ、わかったから、マリ……もう聞かっ、…………聞けよ! 話を!
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マリカ:あ、うん! よろしく! シグは後ちょっとだから、一緒にやってるのは色々試してるだけ。気にしないで。
シグ:…………。
マリカ:す、少なくて数百億も!? 下手したら百万世界より多かったりして……。
すごいいっぱい居るじゃない! それとも相当分散してるから少なく見える……とかかなあ。
シグ:…………。
マリカ:まあ、リウもイクスほどじゃないけど絶対女の子大好きだし、そうやって誘惑するのはいいセン行ってるかもね。
で、シグ。あんたまだ拗ねてんの?
シグ:……だっていてえんだもん。
マリカ:男のくせにぐずるな! で、あたしたち幼馴染だけど、それがどうかした?
シグ:マリカは……、ちょっと違うな。オレ、生まれてすぐに、シトロ村の北の谷でマリカの母ちゃんに見つけられて、
村で育ててもらったんだ。だから、命の恩人の娘ってとこかなあ。ま、幼馴染なことには変わりねえけどよ。
マリカ:……だから、そういう事言うなっていつも言ってるでしょ。あんたは村の子なんだから、それでいいじゃん。
シグ:……へへ。うん、わかってるよ、ありがとな。
マリカ:お姉ちゃんがいつも自分のことお母さんお母さん言ってるのだって、あんたのために結構本気なんだからね。
まあ、あれにはあたしもたまに困らされてるけど。妹のあたしまで自分の子ども扱いするし。
シグ:でも、もしほんとにシス姉がオレの母さんだったら、マリカがおば……っ、!? ~~~~ッ!?
マリカ:あんたねえ! それだったらお姉ちゃんあんたのこと7歳で産んでるわよ!? いいの!?
シグ:今っ、今、本気でぶっただろ! 言ってみただけだったのに、いってえな! 本気で泣くぞ!
マリカ:泣かす! 本気で泣かす! 今半泣きなの大泣きに変えてやる!
シグ:う……、うあああああ! マリカなんか大嫌いだあああ!