11/08/02 22:27:15.78 0
ドンガラガッシャーン
(骸骨たちの体を構成するパーツが地面に付した)
ここが潮時か…
(ドラゴンたちはテレポートの呪文を使い逃げ出した)
(その頃一方)
おやおや、作戦は失敗でしたか…
(ドラゴンの体は煤でまみれ、骸骨剣士たちが返ってくる様子がないことから失敗と判断し)
まあ、いいでしょう…
魔界から技術供与を受けた例の"あれ"を試してみるとしますか…
(にやりと笑みを浮かべ、杖をふるった)
(洞窟のはるか奥。平らな巨大な岩の上には黒々と光る石が置いてある)
にやにや
(にやにや達は石の前に集まりだした。あるものは踊り、あるものは岩を喰らい、喜びの踊りをしている。この石はニヤニヤ達にとっては聖なるものと同じなのだ)
ニヤ!
(ニヤニヤ達の動きが止まった。石からは黒いオーラが立ち上り、洞窟の奥を黒い光で照らしだす。にやにや性質は一目散に逃げ出すが…それよりも早く、石が砕け、ニヤニヤ達の視界が黒い光で覆われた)
(その光は炎となり、音速を超えるスピードで進んでいく。むろん、洞窟の中にいる勇者たちも例外なく、巻き込まれようとしていた…)