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愛巣体(あいすてい)
清朝において同性愛者が異性愛者を手篭めにすることを指した言葉。手篭めにするとはいえ、
大抵の場合は文字通りに素直な愛情が込められているときに使われている。
しかし、満州人の夜汁 専牌(やじゅう せんぱい)は、自分の後輩を手篭めにするとき、
自分の屋敷の屋上で日光を浴びながらくつろいでいる時に、もてなしとして出した
茶に薬を盛った。そして後輩が昏睡状態に陥っている間にことを済ませたという逸話がある。
このことが清朝後期に訪れたイギリス人に伝わり、お茶の中に薬を入れたこともあり
「愛巣体」と現地の言葉との造語で「アイスティー(Ice Tea)」と呼ばれた。イギリスでは現在でも
好事家の間で同性愛同士の交情を「アイスティー」の隠語で言い表している。
アメリカでは、この逸話がアイスティーと似た発音で「I stay」という隠語で広まっていると
言われている。
「愛巣体」の行為自体は清朝の滅亡とともに姿を消したといわれているが、この話を元にした
成人向けビデオが日本でも作られている。しかし、インターネットに流出した映像のみが確認できる
のみで、オリジナルのビデオテープは未だ見つかっていない。
民明書房刊『中国故事成語集』より抜粋
亞雨徒 素達歩(あうと・すたつふ)
戦国時代、雨が降る中での行軍や合戦でよく見られた体の動かし方。
特に雨季などで行軍や合戦に支障をきたすため、すばやく動けるように独特な歩き方を開発した集団がいた。
この集団は衆道を嗜む者達であったが、ある夜、情事に及んでいるとき突如この歩き方を閃いたという。
臀部及び括約筋の力の入れ方により、足場の悪い場所でも平時と変わらないような移動速度で動くことができた。
このため、偵察・潜入・後方撹乱・物資の輸送等迅速さを求められる場面でその能力を発揮した。
また、この歩き方に熟練した者は暴風雨や雪、吹雪でも平らな道を行くが如くであったという。
しかしながら弱点もあった。この歩き方は衆道を嗜むものでないとできないが、
本隊を離れて行動中にひと気のないところで情事に及んでしまう者達が出たことである。
これがもとで敵の偵察に行動を看破されてしまう事も有った。
このような弱点があったが、戦国期を通して「亞雨徒 素達歩」を身につけた者達は活躍し、
江戸時代でも飛脚や籠などを生業にする者達もいた。
明治以降は次第に受け継ぐものが減っていった。戊辰戦争でその多くが命を落としたことが原因といわれている。
彼らの脅威が逆に官軍の過剰な攻撃をもたらしたとも言われている。
太平洋戦争中に「亞雨徒 素達歩」を身に付けている者がいれば、太平洋戦線での惨敗はなかったのではないかと惜しまれている。
民明書房刊『歩き方と日本人の歴史』より抜粋