【新生】ファイナルファンタジーTRPGat CHARANETA2
【新生】ファイナルファンタジーTRPG - 暇つぶし2ch1:クラウド
10/09/10 20:53:42 0
●世界観
【帝国】
新皇帝が何者かとかなんでいきなり強くなったのかとかはまだ未定だから言ったもん勝ちだ。
【王国】
帝国と戦争中。旗色悪い。
【その他】
・剣と魔法の中世ファンタジーだ
・モンスターもいる
・暗くてシリアスでどろどろ推奨だ

●お約束
・決定あり
・後手キャンセルあり
・エログロありだけど全年齢板なの忘れるな




【テンプレ】

名前:
職業:
勢力:
性別:
年齢:
身長:
体重:
性格:
外見:
外見2:
特殊能力:
備考:

2:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 20:56:22 0
セフィロスまだー

3:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 20:56:41 0
 |ヽ∧_
 ゝ __\
 ||´・ω・`| > やめなよ
/  ̄ ̄  、ヽ _______
└二⊃  |∪=| |── /
 ヽ⊃ー/ノ    ̄ ̄ ̄ ̄
    ̄`´ ̄

4:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 20:57:04 0
趣味は?

5:クラウド
10/09/10 21:07:40 0
名前:クラウド
職業:勇者
勢力:一人
性別:男
年齢:18
身長:178cm
体重:63kg
性格:温厚、戦闘モード冷徹
外見:イケメン
外見2:装備はレベルアップごとに変わる
特殊能力:大剣を操れる
備考:無口

6:クラウド
10/09/10 21:07:54 0
セフィロスから放られた羊皮紙を諸手で受け取り、順を追って目を通して行く。
彼の提示した『神戒円環』の草案とは、つまるところ『自壊円環』の真逆をなぞる理論である。

『自壊円環』が土地を強引に重ね、融合させることで『無限の有』を構築する術式であるならば、
『神戒円環』は空間を強引に裂き、分離させることで『極限の無』を生み出す術式。
その性質は正しく世界の"掛け算"と"割り算"。故に、術式そのもののシステムは同じものを共有できる。

(なるほど『異端』……正道を進むならば到底至り得ない発想。これが、『持たざる者』の極致―!)

内心で舌を巻く。
セフィロスが一連の事件の過程で『自壊円環』の内容を知ったとするならば、
彼はたった半日でこれほどの理論を組み上げたことになる。
術式学を修めたスコールですら、セシルによってもたらされた発想の種を
術式として纏め上げるのにたっぷり半月はかかったというのに。

読み進める。羊皮紙に記されているのは、『神戒円環』の暴発を押さえ込む為の制御方法案。
魔術、聖術、錬金術、果ては道術や遁術、呪術といった古今東西の魔法技術的見地から見た制御術式の数々。
それらは、一つ一つの記述こそ『自壊円環』の制御を研究する段階でセシルが調べ尽くしたのと同じ内容であったが、
術式同士の組み合わせや呪法特性などによって最大限の効果を発揮できるよう巧みに構築されている。


7:クラウド
10/09/10 21:08:05 0
「これなら範囲を極限まで狭めた術式の暴走を『封殺』する形で抑え込められそうだ――」

紙面を見つめる視界の隅に、ふと不穏な文字列を見かける。瞬きを繰り返して、もう一度筆記を追う。
セシルの言う『制御』は言わば術式の内容に干渉するのではなく起こした
現象そのものを別の統御術で押さえ込むという、言わば『力技』。
それを成立させるには、必然莫大な『力』を用意する必要がある。
一介の術者では到底調達できないような、甚大な魔力が。

『魔力』はごく一部の例外を除いてこの世界のあらゆる人類が平等にその身に宿す力である。
膂力や体力と同列と言って良い。
後者二つとの決定的な差異は、『媒体間で力のやりとりができる点』と、『あらゆる力に代替できる点』。
すなわち、他者と受け渡しのできる万能エネルギー、それが魔力なのだが。

(この制御術式が要求する魔力は、個人が運用できる規模じゃない。
 『命』を全て薪とし炉にくべてようやく捻出される水準!)

それ故に、『生贄』。各方面の術式に関して熟達した腕をもつ者を三人犠牲にすれば、
この術式は抑え込める。
単純に、純粋に、純然に、『魔力が足りないから』というただそれだけの理由で、
人死になしに『神戒円環』は発動しない。
なるほど、まさしく『神を戒める』術式である。古来から、人は単価の低い人の命を
消耗品にしながら神と渡り合ってきたのだから。

安い犠牲だ、と思う。セフィロスの脅威は最早一国を傾かせるレベルである。
そんな戦略級の、純正の魔族相手に人がたった三人死ぬだけで対抗できるのだから、
命を足し引きするならば大黒字だ。
ここで止めねば、もっと多くの人が死ぬ。慈悲なき天秤の上では、セフィロスに
つり合う重さをもつ命など皆無なのだから。


8:クラウド
10/09/10 21:08:23 0
「『解決策』の当ては……聖術に関しては一人いる。あの男を信用するなら、だが……」

「魔術に関しても当てはいる。それと、場合によっては―錬金術も。
 内輪の人脈でどうにかなりはしそうだ」

セシルは死生観まで常識と靴先を揃える必要はないと断じている。
人を殺すための兵器を開発する身だ。
倫理や道徳とは一線を引いた心の高台に立たねば、いずれ罪悪の水嵩が増して息ができなくなる。
それを人に強要するつもりはないし、そうある自分に一種の矜持めいたものを持っているが、
今回に限っては自己の内だけでは処理できない。

人の命は平等だ。
平等に『価値がない』。社会にとって価値を有するのは人命ではなく、人が生み出す副産物だ。

『命の値打ち』とは、命を削って為した功績の級。
 だからこそ、人命を湯水のように消費する戦争が許容される。

(だから、俺は躊躇しない。それが例え他人の命でも―業を背負う覚悟がある)

クラウドは生贄の必要性を苦々しく吐き捨てたが、セシルはむしろその事実を歓迎してさえいた。
最後の手段にしておきたいということは、手を選ばなければ今すぐにでも実行できるということなのだから。

9:クラウド
10/09/10 21:12:42 0
継承権を持つとはいえ、先帝の第九子であるノインを標的とする暗殺者はそういない。
クラウドが勇者として叛乱の征伐に来ていることは、まだ叛徒共の知るところではない筈。
とはいえ、そこに確実な根拠を得ることは叶わず、油断は出来なかった。


が、その意味を取り違える者もいる。その愚かな男は、でっぷりとした顔を顔面蒼白にして後ずさった。
元々貴族の男を性格的に嫌っていたヴォルフが睨んでいた為に、暗殺を疑われたと曲解したのである。

「私めは帝国に忠誠を誓い、懸命に努めてまいりました。どうか私めの忠節をお信じ下さいませ!」

言葉を重ね、地べたに頭をこすり付けるこの貴族をあざ笑うことは出来ない。
皇族に連なる者に、あらぬ疑いをかけられては彼の地位はおろか肉体も塵になるからだ。
しかし相手をするのも面倒だ。一瞥しただけでクラウドは再び貴族に向き直る。

「奴らの拠点はこの食糧庫となっている。一挙に鎮圧するか?」

王子に向けて方針を尋ねる彼の目に、部屋の隅で震える豚は写ってはいなかった。

10:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 21:14:38 0
10

11:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 21:17:25 0
コピペ荒らしとして報告対象だな

12:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 21:18:21 0
>>11
正当なレスだろ

13:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 21:18:28 0
>>11
荒らし乙

14:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 21:19:10 0
>>11
正当な板のここでするレスに荒らしも何もありませんよー、はい

15:名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中
10/09/10 21:25:00 0
明確にこっちがが適切なスレだな


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