10/07/21 11:35:22
URLリンク(2se.dyndns.org)
>>683
URLリンク(tail.s170.xrea.com)
やがて、スクリーンに敵艦隊の姿が投影される。コンピューターが
その陣形を解析してホログラムを投影する。数秒の観察の末、
ラインハルトは、その陣形が戦理にかなっていることを認めた。
ラインハルト「確かに、見るべきものがある」
彼はこのように賞し、マイクに向かって口を開いた。
ラインハルト「戦うにあたり、卿らに改めて言っておこう!
ゴールデンバウム王朝の過去はいざ知らず、ローエングラム王朝ある限り
銀河帝国の軍隊は必ず皇帝が陣頭に立つ! 予の息子もだ!
ローエングラム王朝の皇帝は、兵士達の背中に隠れて、
安全な宮廷から戦争を指揮することはせぬ! 卿らに誓約しよう!
卑怯者がローエングラム王朝において至尊の座を占めることは決して、ないと……!」
一瞬の静寂は熱狂によって打破された。
「皇帝ラインハルトばんざい(ジーク・カイザー・ラインハルト)!」
「アレク大公ばんざい(ジーク・プリンツ・アレク)!」
そして―
タイラー「全艦、撃て!」
ラインハルト「撃て(ファイエル)!」