11/09/29 21:02:39.88 1oqzAjA10
チュッ!
「おはよう、剣さん」
剣心は突然のキスで起こされた。
目を開けると、すぐ顔の上に美女が微笑んでいる。
突然の出来事で混乱する剣心の鼻に、良い匂いが流れ込んできた。
「お、おはようでござる、恵殿」
やっと現状を認識した剣心は、恵に挨拶する。
「朝御飯出来てるわよ。何時までも寝てないで、早く起きて。ほらっ!」
声と共に剣心の布団が引き剥がされた。
「うわっ!」
剣心は慌てて前を隠すが、遅かった。
元気に起き上がっている所を恵にしっかり見られてしまった。
「まぁっ!」
頬を赤く染めて、顔を逸らせてはいるが、恵の目はしっかりと見つめている。
「剣さんったら、朝からそんなに元気に大きくさせて・・・元気なんだから!」
「ち、違うでござる! これは朝ですから・・・」
「それならそうと言ってくれれば、私だったらいつでもいいのに」
「違いますってば」