【封神演義】聞仲を語るスレ・5【殷の太師】at CCHARA
【封神演義】聞仲を語るスレ・5【殷の太師】 - 暇つぶし2ch339:名無しかわいいよ名無し
10/05/09 11:41:39 pLwRgYX/0
>>289 辺りで仮面の話をしたものだけれどもまた長くなるけどその視点で考えると
つまり、聞仲というキャラクターを「歴史の道標」と本来の人間「聞仲」の両面性を持っているキャラクターだと解釈すると
黄飛虎と出会うまでの太師はその二つの人格が完全に統合されていたんだと思う。
歴史の道標としては当然として人間としての「聞仲」も朱氏に託された殷を護ることこそが自分の生きがいだと思っていた。
つまり、本当にしたい事がストレートに出来るという状態だった
しかし、飛虎という友の出現によって人間「聞仲」は新しい生きがい(例えば飛虎と共に殷を支えるといった)を見出した。
表面的には飛虎も殷の臣なので二つの人格はお互いに矛盾しないように見えるが、本質的には大きく異なってしまったんだと思う。そして武成王造反によって本質的な矛盾は表面化してしまう。

つまりやりたくない事をやらないといけない状況になってしまった訳で例えば仕事の為に
嫌いな奴に笑顔を振りまくとかそういう葛藤がある場合に心理学や社会学ではその「嫌いな奴を好きな奴だと思っている」仮面(=ペルソナ)を付けていると解釈する訳ね

だから聞仲を中心とした場面(聞仲と言うキャラクターを描くのではない場合には一律で仮面を付けてる)においての仮面の有無は歴史の道標としての人格と人間「聞仲」としての人格が矛盾するか否かによって仮面の有無が分かれていると思うんだ。
勿論太師本人はそれに無自覚どころか恐らく無意識の内にと言う事すら無くてあくまでもフジリューが象徴として仕組んだ事だと思う。
天化の回想時は二つの人格が一致していた(あるいは物語上17巻ですでに聞仲というキャラクターの仮面が取れたから)
飛虎と出会ったときは殷の守護者として問答無用に相手を排除しようとしていた事に人間「聞仲」が反発を感じていた(この事は飛虎が明言している)と考えられると思う。
ちょっと穿ちすぎかもしれないけれどもフジリューは心理学とか哲学好きだしそういう仕掛けをしていてもおかしくないと思うんだ。
某漫画だったらその時は仮面付けてた方がオサレだと思ったからで済むがw

また長くなってしまったorz 今北産業への就職は厳しそうだスマソ




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