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2011年10月08日 刑事罰と行政処分
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人気TV タレントが失効している免許証でクルマを運転中、他の違反で捕まり無免許運転
の赤切符を切られた。その後、悪質性が無いと言うことで不起訴になったという。
免許の資格は多くの国で「生涯」。日本だって船舶免許は生涯有効だ。
したがって「無免許運転」じゃ厳しすぎるだろう、と以前書いた。
普通、一旦反則切符を切られると、不起訴処分となった場合であっても、青切符/赤切符
問わずで点数は引かれてしまう。「異議申し立て」という手続きが可能だとされているものの、
基本的に点数が帰ってこない。反則金を払わなくて済んだのに、減点だけされてしまうということです。
私のケースを紹介しておく。
3年ほど前のこと。30km/h制限区間でネズミ取りに捕まった。54km/h出していたという。
しかし! 計測区間のすぐ手前の路地から出てきたため、54km/h出そうとすればフル加速
しなければならない。なんでそんな数値が出たのか? こらもう簡単。
レーダーの直前にパネルバンが止まってたからだ。
このパネルバン、飲料の自動販売機の入れ替えのため止まっており、道路にハミ出していた。
とうてい54km/hも出ていなかったため(メーター誤差を考えれば60km/hを表示していたハズ。
とうていそんな速度出てなかった)、もちろん写真を撮る。
もちろん「出していない」と主張し、供述書を取ってもらう。
その後、警視庁再捜査で終了(書類を検察庁に送る前にもう一度警察で供述書を取られる)。
当然の如く反則金も罰金も払わず。不起訴か起訴猶予になった、ということです。
そういった点からすれば、今回TVタレントの無免許運転を不起訴処分にしたのと同じこと。
ということはタレントも25点減点されるのか?
25点減点されると2年の欠格期間になってしまう。つまり無免許運転の赤切符を切られた
タレントは罰金の類(刑事罰)こそ免除されるものの、行政処分によって免許取り消しの上、
2年間免許が取れないハズ。逆に点数を引かれていなければ、すぐに運転出来る。
果たしてどうなったのか?
・ECOカーアジアは「急速充電器との相性?」 >>376