11/06/11 08:47:30.52 PW/1lUUp0
>>551
基本的にエステルは熱や酸化ですごく劣化しやすい物。
VHVIやPAOの方がかなり劣化に強い。
エステルベースのエンジンオイルが高価なのはエステル自体のコストもあるけど劣化を防ぐ為に必要なコストもすごく大きい。
近年のオイル規格改定でロングライフ性能がかなり重視されるようになってきた。
その要求をエステルベースでで満たす為には以前より遥かにコストが掛かる。
モービル1がエステル使用量をどんどん減らしていったのはこれが原因では?と個人的には考えてる。
勿論技術の進歩でVHVIやPAOの性能も上がって高価なエステルを使わなくても要求される性能を満たせるからってのもあるが。
で、話題のガルフの無規格オイルだ。
エステルをそれなりに使って安くするには何かを削らなきゃいけなくなる。
認証に必要なコストはそれなりにでかいけどこれに関しては安オイルでも必要なコストは一緒なんすよ。
試験と登録に必要なコストだから。
次に何を削るか?勿論潤滑性能なんて削れない。
一番削っても支障の無いのはロングライフ性能、なんせ日本人でこのクラスのオイルを使う人はメーカー指定距離より遥か手前でオイル交換しちゃうからね。
って感じで耐久性を削って結果規格に通らないんでないの?と想像してるんです。
3千や5千km程度でオイル交換するんなら問題無いんじゃないの?俺の勝手な想像だけど。