11/01/29 13:45:00 fynBsQRd0
素人評論といえば、良く目にするのは
「問題なかった」「大丈夫」「良い」とかいう好い加減なOKと
「ダメだ」「使えない」という何の損傷や不具合もなさそうなのに
ヤタらフィーリングだけでダメ出しをするヤツ
バイクの話で申し訳ないが、同じ単気筒の愛好家でチューニング目的で
エンジンをバラしたりすると、カムが囓っていたり、シリンダーに
悪魔の爪痕を残していたり、囓りが多々見られることがある。
しかし、バラすまで判別に足りる異音も、不調もなく、極低回転で
美しくアイドリングし、絶好調に高回転もこなす。
もちろん、損傷がオイルが原因かどうかはわからなし
オイルが多く消費したり、若干の異音があったのかもしれない。
ただエンジンの状態は単気筒でもこれくらい判別は難しい。
多気筒の1気筒ぐらいがどうなっていようが、それはおそらく
「問題なかった、良いオイルだ」と素人評論されるのだろう。
逆に、上位で「糞なオイルだ」「二度と使えない」と評論された
粕取ろうなオイルも、サーキットでイヤというほど、高油温でブン回し
30分の走行とインターバルを交互に1日中はしっても、分解したエンジンは
ゆで卵の肌のごとく、美しく艶やかな状態で維持されていたりする。
ベンチに載せたり、タイムを取ったり、高度な測定で燃費でも計らない限り
俺にはそのオイルの優劣を運転だけで判断する技量も絶対五感もないが
オイルスレにはびこるオイル評論家諸氏の感性にはいつもながら感心する。
ホントウに良いオイルは、高温、高負荷で絶対的な潤滑を保証しつつも
実はエンジンの低回転で負荷をかけ非常に不安定にする特製かも知れないし
非常に耐久性のあるオイルは、高温極限で異常に劣化が速いものかもしれない。
それを研ぎ澄まされた五感だけで判断できるのだろうか?