11/05/13 23:53:51.35 6SiAfn9H0
ホイールのオフセットを小さくすると、スクラブ半径はポジティブ側に変化する。
この場合、車の操縦性に大きな影響を与える可能性がある。
ポジティブスクラブが大きいと、道路の凹凸、タイヤの転がり抵抗、ブレーキ力、タイヤのパンク等でタイヤに後ろ向きの入力があった場合、
上から見てタイヤを外向きに回転させようとする力が働く。
つまり、ハンドルをとられるのだ。ブレーキやパンクといった場面では車により安定性が求められるのに、不安定な方に傾くことになる。
高速走行時の安定性を重視する欧州車がネガティブスクラブを採用するのはかかる危険を避けようとするからに他ならない。
ホイール選びの際、私はオフセットを極力変えないように気を使う。
「ツライチ」のかっこよさにこだわるあまり、急なパンクや左右で摩擦係数が違う場所でブレーキングした際にハンドルを取られて事故してしまうのはつまらないからだ。
でも、オフセットを平気で大きく変えている人も多いようだ。大丈夫なのだろうか?