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高速、曜日指定なし現金利用者も2000円に
国交省が8日、昨年の総選挙のマニフェストで掲げた高速道路無料化に向けた社会実験で、曜日指定なしの
「2000円高速」を実施する方針で最終調整に入った。走行距離が長くても、普通車の高速料金の上限額が2000円、
2輪車が含まれる軽自動車は1000円、トラックなど大型車は5000円に設定される見通し。
「2000円高速」は、曜日を指定しない割引で、「いつでも2000円高速」となるのが特徴だ。
週末と休日に限ってETC車載器搭載の乗用車と2輪車の高速料金の上限を1000円とした「1000円高速」を、
麻生政権が始めたのは昨年3月。以来、割引が効く週末だけに利用者が集中することによって発生していた
「1000円渋滞」が、6月以降は発生しなくなる可能性がある。
ETC車載器を搭載していない現金利用客にも、割引制度を適用させる方針だ。実施区間や期間は明らかに
なっていないが、前原誠司国交相(47)が現行料金通りとしている首都高速と阪神高速、実験的に無料化する
区間は対象外となる見通しだ。
民主党はマニフェストで「高速道路の原則無料化」と打ち出していたが、09年12月に「統一料金制度の導入」と
「軽乗用車の優遇」を求める重点要望を政府に提出。これを受け、前原氏が上限料金制度の導入などを表明していた。
新制度の原資は10年度予算案に計上した1000億円と、現行割引のためにすでに手当てした5000億円を合わせ、
計6000億円。
[2010年1月9日7時59分 紙面から]
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